早来町(はやきたちょう)は、北海道南部、胆振支庁管内勇払郡にあった町。

はやきたちょう
早来町
廃止日 2006年3月27日
廃止理由 新設合併
早来町追分町安平町
現在の自治体 安平町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道 胆振支庁
勇払郡
団体コード 01579-2
面積 154.61km2
(境界未定部分あり)
総人口 5,433
(住民基本台帳人口、2005年12月末日)
隣接自治体 苫小牧市追分町厚真町
由仁町千歳市
町の木 かしわ
町の花 スズラン
早来町役場
所在地 059-1595
北海道勇払郡早来町大町95番地
安平町役場(旧早来町役場)
座標 北緯42度45分45.6秒
東経141度49分4.6秒
北海道内における早来町の位置
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酪農軽種馬生産などがさかん。元スピードスケート選手の橋本聖子の出身地として知られる。

町名はアイヌ語の「サク・ルベシペ」(夏に越える沢道)の前半部分をとって早来(さっくる)と名付けられたのが「はやきた」と読み替えられた、との説が有力だが、「ハイキト」(麻・カヤのある沼)に由来するとの説もある。また、JR室蘭本線(開業当時は北海道炭礦鉄道)が予想より早く開通したので、「はやきた」と読み替えられた、という説もある。

目次

地理編集

胆振支庁管内東部にある。南東は遠浅川で苫小牧市と限られ、北東は千歳市、北は追分町、南西は厚真町に接する。勇払平野に続く丘陵上にあるが、太平洋に近く海洋性の気候を持ち、一年を通して温暖で、雪も少ない。

町の中央を安平川が南流し、早来駅を中心とする市街地もこのそばにある。

  • 山 : 熊ノ頭山 (155m)
  • 河川 : 安平川、支安平川、遠浅川
  • 湖沼 : 瑞穂貯水池

隣接していた自治体編集

歴史編集

1894年に早来駅が開業して以来、支安平川流域を中心に入植が行われた。周辺の人口も増え、苫小牧戸長役場の管轄では不便であることから、1900年に勇払村の一部(現在の早来町)と植苗村の一部(現在の追分町)を合わせて、安平(あびら)戸長役場を置いたのが町のはじまりである。追分が鉄道の分岐点で商工業の中心であったのに対し、早来は農業を中心に発展した。南部の遠浅地区には牧場が作られ、昭和初期に滝川からの入植者によって本格的に始められた酪農は大きく発展した。

そもそも安平村設置の時から役場の場所などを巡って対立のあった追分と早来であったが、1952年に追分高校設置案が議会で否決されたことで亀裂は決定的となり、追分村が分村した。しかし2004年4月、早来町と追分町は法定合併協議会を設置し、再合併に向け協議を続けてきた結果、両町は合併で合意し、2006年3月27日に新設合併して安平町(あびらちょう)とすることが決まった。

  • 1894年 : 早来駅が開業、以降鳥取県人などの入植が相次ぐ。
  • 1900年 : 安平戸長役場を設置。
  • 1906年 : 二級町村制施行、安平村に。
  • 1923年 : 一級町村制施行。
  • 1952年 : 追分村を分村。
  • 1954年 : 村名を早来村に改称。
  • 1957年 : 町制施行、早来町となる。
  • 2006年 : 追分町と合併して安平町になる。

経済編集

産業編集

農業が基幹産業。特に遠浅地区での乳牛生産は有名で、ここで改良された牛は全国へと送り出されている。また早来富岡の吉田牧場、早来源武のノーザンファームなど競走馬生産も盛ん。中央競馬で活躍し、種牡馬としても多くの産駒を送り出したマルゼンスキーや2005年に三冠を達成したディープインパクトも早来町で生産された。

  • 苫小牧東部工業地域に隣接していることから工業誘致にも積極的。
  • ゴルフ場が多い。
  • 1986年から売り出されたふるさと小包「雪だるま小包」でも知られる。

地域編集

教育編集

  • 中学校
    • 早来
  • 小学校
    • 早来、安平、遠浅、富岡

交通編集

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事編集

  • 鶴の湯温泉
  • せいこドーム
    • 橋本聖子の活躍を記念して建設された体育施設。

早来町出身の有名人編集

関連項目編集

外部リンク編集