東京ローンテニスクラブ

日本のテニスクラブ

一般財団法人東京ローンテニスクラブ(とうきょうろーんてにすくらぶ、英語: Tokyo Lawn Tennis Club)は、日本最古の名門テニスクラブで、会員相互の親睦行事、内外知名テニス選手の招待競技会の開催を通じて、スポーツの発展と国際親善を促進するための法人。元文部科学省所管。

東京ローンテニスクラブ
英語: Tokyo Lawn Tennis Club
東京ローンテニスクラブ
(2017年9月24日撮影)
前身 東京ローンテニス倶楽部
設立 1900年
種類 一般財団法人
法人番号 7010405000538 ウィキデータを編集
法的地位 一般社団・財団法人法
本部 東京都港区南麻布5-6-41
貢献地域 日本
ウェブサイト http://www.tltc.jp/
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概要

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1900年明治33年)に東京府東京市麹町区(現在の東京都千代田区永田町1丁目にテニスコート用の土地が宮内省を介して供与され、東京ローンテニス倶楽部が創立された。1920年大正9年)に帝国議会新議事堂(現在の国会議事堂)建設に伴い、麹町区三年町(現在の千代田区霞が関3丁目)に移転。1940年昭和15年)に麻布区盛岡町(現在の港区南麻布5丁目)に移転し、1942年(昭和17年)5月に財団法人化(旧文部省所管)した。名誉会員には天皇皇后上皇夫妻などの皇族が名を連ね、一般会員には各国大使、旧華族、有名企業のトップなどが所属する。

コートは関東特有の荒木田土を使用したクレーコート10面(うち1面はシングルスコート)で、うち5面はナイター設備を備える。

事業内容

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東京ローンテニスクラブホームページより[1]

国際親善
クラブ行事
  • 新入会員歓迎会(4月)、お盆パーティー(7月)、クリスマスパーティー(12月)
  • クラブ選手権を始めとする各種トーナメントの開催
社会貢献

会員

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会員として、JOC前会長の竹田恆和清水建設創業家で元専務の清水満昭鹿島建設創業家で元取締役の鹿島光一、キッコーマン創業家で三菱財団元常務理事の茂木義三郎、諸戸ホールディングス創業家の諸戸清郎などが在籍している[2]

週刊ダイヤモンドによれば、2010年代初めごろの主な会員として三井八郎右衛門壬生基博宮内義彦盛田正明、永谷泰次郎(永谷園ホールディングス社長)、緒方貞子佐藤直子塩崎恭久菅谷定彦、豊田禎吉郎(日本電装元会長、柳井康治(ファーストリテイリング取締役)、安西祐一郎堀内詔子石黒賢石原慎太郎石原伸晃石原良純、黒川光博(虎屋会長)、町村信孝、増岡聡一郎(鉄鋼ビルディング副社長)、松岡宏泰松岡修造らが在籍していた[2]

出典・脚注

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  1. ^ 平成22年度事業報告書”. 財団法人東京ローンテニスクラブ. 2012年9月6日閲覧。
  2. ^ a b “ゴルフ 沸騰/【Part 4】ゴルフを超える濃密なネットワーク 華麗なるテニス人脈”. 週刊ダイヤモンド 2023年5月13日号. (2023). 

関連項目

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外部リンク

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