大阪府立東淀川高等学校

日本の大阪府大阪市淀川区にある公立の高等学校
東淀川高等学校から転送)

大阪府立東淀川高等学校(おおさかふりつ ひがしよどがわこうとうがっこう)は、大阪府大阪市淀川区宮原に所在する公立高等学校

大阪府立東淀川高等学校
地図北緯34度44分9.5秒 東経135度29分47.6秒 / 北緯34.735972度 東経135.496556度 / 34.735972; 135.496556座標: 北緯34度44分9.5秒 東経135度29分47.6秒 / 北緯34.735972度 東経135.496556度 / 34.735972; 135.496556
国公私立の別 公立学校
設置者 大阪府の旗 大阪府
設立年月日 1955年
創立記念日 12月2日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学科内専門コース 看護医療専門コース
幼児教育専門コース
学期 3学期制
学校コード D127210000023 ウィキデータを編集
高校コード 27102A
所在地 532-0003
大阪府大阪市淀川区宮原4丁目4番5号
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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概要

通称は「川高(がわこう)」。1955年に全日制普通科高等学校として設立された。普通科総合選択制への改編を経て、2017年度入学生より普通科専門コース設置校となっている。

文系・理系のほか、「看護医療」と「幼児教育」の2つのコースを設置している。看護医療コースでは看護系の進路を目指す生徒を主な対象とし、看護系の大学や専門学校への進学に対応した科目や、看護系の科目を開講している。幼児教育コースでは幼稚園教員や保育士を目指す生徒を主な対象とし、幼児の教育・保育などに関する科目を開講している。

2017年には外国人生徒の受け入れを始めた。この学校では外国にルーツを持つ生徒を「くろーばぁ生」と呼んでいる。

沿革

1950年代前半当時、高等学校の入学難が問題になり、豊能地域および大阪市東淀川区[注釈 1]西淀川区の地域に新設の高等学校を増設してほしいとする要望が地域からあがった。西淀川区では学校設置の適地が見つからなかったとして、東淀川区に高等学校を設置し、豊能地域からも生徒を受け入れるという構想で、東淀川区(当時)の現在地に新設校の設置が決まった[1]

校名については、学校所在地の地名から「宮原」とする案も検討されたが、より広い地域を指す「東淀川」の校名が採用された[1]

1955年に大阪市立東淀川高等学校として開校した。開校当初は校舎建設が間に合わず、開校準備事務や第1期生の入学試験・第1回入学式は大阪府立北野高等学校を間借りして実施した。開校1年目は大阪市立新北野中学校の校舎を間借りする形で教育活動をおこなった[1]

翌1956年に現在地に第一期工事の校舎が設置され、移転した[2]

1960年代には新幹線地下鉄新大阪駅開業などに伴って学校周辺での都市計画が具体化し、校地の一部が道路(新御堂筋)建設などに伴う都市計画用地となり、校地の一部明け渡しや、校舎の一部撤去と校内の別の場所への移転がおこなわれた[2]

1960年代後半から1970年代初頭にかけては学生運動の影響を受け、生徒のストライキや卒業式中止などの事態が起きた[2]

2008年入学生より普通科総合選択制に改編され、多様な選択科目を設置する教育課程が組まれた。さらに2017年度入学生より普通科専門コース設置校に改編された。

年表

出身者

政治

経済

学術

芸能

教職員

アクセス

脚注

注釈

  1. ^ 現在の淀川区の区域も含む。

出典

  1. ^ a b c 川高's hitsory 創設期の東淀川高校”. 大阪府立東淀川高等学校同窓会・江風会. 2022年4月13日閲覧。
  2. ^ a b c 沿革”. 大阪府立東淀川高等学校. 2022年4月13日閲覧。
  3. ^ 紹介したい同窓生 第11回「世界女性化学賞」を受賞された相馬芳枝さん(3期生)”. 大阪府立東淀川高等学校同窓会「江風会」. 2021年2月24日閲覧。
  4. ^ 【New】「春季関東・東四会・関東ミニ同窓会」開催の案内”. 大阪府立東淀川高等学校同窓会「江風会」 (2016年5月20日). 2021年2月24日閲覧。
  5. ^ 恩師、黒川博行先生の「破門」が直木賞に決定しました。”. 大阪府立東淀川高等学校同窓会「江風会」 (2014年7月18日). 2021年2月24日閲覧。

関連項目

外部リンク