メインメニューを開く

ハハコグサ(母子草、学名: Gnaphalium affine)は、キク科ハハコグサ属越年草である。春の七草の1つ、「御形(ごぎょう、おぎょう)」でもあり、茎葉の若いものを食用にする。

ハハコグサ
Gnaphalium affine
Gnaphalium affine
東京都府中市、2005年5月11日)
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots
階級なし : キク類 Asterids
階級なし : 真正キク類II Euasterids II
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
亜科 : キク亜科 Asteroideae
: ハハコグサ連 Gnaphalieae
: ハハコグサ属 Gnaphalium
: ハハコグサ G. affine
学名
Gnaphalium affine
D.Don[1]
シノニム

Pseudognaphalium affine
(D.Don) Anderb.
Gnaphalium luteoalbum
L.
subsp. affine
(D.Don) Koster
Pseudognaphalium luteoalbum
(L.) Hilliard et B.L.Burtt
subsp. affine
(D.Don) Hilliard et B.L.Burtt

英名
Jersey Cudweed

目次

形態・生態編集

根出葉がややロゼットの状態で育ち、になるとを伸ばしてをつける。

成長した際の高さは10〜30cm。と茎には白い綿毛を生やす。花期は4〜6月で、茎の先端に頭状花序の黄色の花を多数つける。

分布・生育地編集

中国からインドシナマレーシアインドにまで分布する。日本では全国に見られるが、古い時代に朝鮮半島から伝わったものとも言われる。

人里の道端などに普通に見られ、冬の水田にもよく出現する。

利用法編集

かつては草餅に用いられていたであった。しかし、「母と子をでつくのは縁起が良くない」として、平安時代ごろからに代わったともされているが、実際には、出羽国秋田や丹後国峯山など、地方によっては19世紀でも草餅の材料として用いられている。もっとも、古名はオギョウ、またはホウコである。新芽がやや這うことから「這う子」からなまったのではとの説もある。

ハハコグサの全草を採取し細かく裁断して日干しし、お茶にする。咳止め内臓などに良い健康茶ができる。これには鼠麹草(そきくそう)という生薬名があるが、伝統的な漢方方剤では使わない。

ハハコグサ属編集

ハハコグサ属(ハハコグサぞく、学名: Gnaphalium)は、キク科の一つ。日本では5種ほど、それに若干の新しい帰化種が加わる。

なお、ウスベニチチコグサ属(学名: Gamochaeta)をハハコグサ属に含めることもある。

その他編集

やや姿の似た植物にはハハコグサ(あるいはハハコ)の名を持つものがある。代表的なものを以下に挙げる。

脚注編集

[ヘルプ]
  1. ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)”. 2012年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月31日閲覧。

参考文献編集

  • 平野隆久写真『野に咲く花』林弥栄監修、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、1989年、56頁。ISBN 4-635-07001-8

関連項目編集

外部リンク編集