澤木啓祐

日本の長距離走者(陸上競技)、コーチ

澤木 啓祐(さわき けいすけ、1943年12月8日 - )は、陸上競技の元選手でマラソン・中長距離選手の指導者。順天堂大学スポーツ健康科学部学部長、日本陸上競技連盟副会長。 大阪府吹田市出身。

来歴 編集

代表選考の責任者 編集

日本陸連では、選手強化本部長として代表選考の責任者を務める。そのためか、代表選考が絡むテレビのマラソン中継の全てにおいて、ゴール解説者として選考の重要な資料となるレース展開を見届けている。

澤木が一般解説者として総括コメントを求められる場合、立場上その発言は他の解説者よりも重く、結果的に後々の代表選考等にも大きな影響を与えている。なおこれは澤木の場合に限らず、1990年代以降だと当たり前のように見られる光景である。

マラソン全成績 編集

  • 1,2時間16分06秒  8位 66別府大分
  • 2,2時間21分07秒  18位 67別府大分
  • 3,2時間43分09秒  87位 68別府大分
  • 4,2時間30分45秒  53位 69別府大分

順天堂大学時代 箱根駅伝区間成績 編集

  • 第39回(1963年) 2区 1時間19分39秒(区間3位)
  • 第40回(1964年) 2区 1時間22分11秒(区間15位)
  • 第41回(1965年) 2区 1時間18分09秒(区間6位)
  • 第42回(1966年) 2区 1時間12分02秒(区間1位)(区間新記録 1分50秒短縮)

ユニバーシアード大会主な成績 編集

  • 第4回大会(1965年 ブダペスト) 5000m 優勝 13分45秒2(日本新記録)
  • 第5回大会(1967年 東京) 5000m 優勝(2連覇)14分03秒8  10000m 優勝 29分00秒0

関連人物・指導した主な選手 編集

著作 編集

関連書籍 編集

脚注 編集

  1. ^ 沢木、一万メートルに優勝 ズナメンスキー陸上『朝日新聞』昭和42年(1967年)07月10日夕刊、3版、10面

関連項目 編集

外部リンク 編集