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ユニバーシアード

定期的に開かれる多種目のスポーツ競技会。出場者は大学生。主催者は国際大学スポーツ連盟(FISU)
国際大学スポーツ連盟旗

ユニバーシアード(Universiade)は、国際大学スポーツ連盟(略称 FISU)が主催する総合競技大会。全世界の学生たちが集まり、一般に「学生のためのオリンピック」といわれている。ユニバーシアードの名称は、大学University)とオリンピアード(Olympiad)からきている。また諸外国では、通称でWorld University GamesやWorld Student Gamesと呼ばれている場合もある。

目次

概略編集

そのテーマが示すように大学スポーツの発展や、体育教育の振興のためにオリンピックの前年と翌年の2年おき冬季、夏季の両大会が開催される。日本でも過去4回開催(夏季:1967年東京1985年神戸1995年福岡、冬季:1991年札幌)された。なお、オリンピック開催年であるユニバーシアードの非開催年には、世界大学選手権(または世界学生選手権)として単独で開催される競技もある。

 
開会式,中国台湾台北。(2017)

開催競技は最低限実施競技に含める必須競技と開催側が実施の可否を決めることができる選択競技が存在する。

ロゴタイプ・シンボルマークは平成期に1度改定されている。

出場資格編集

  •  
    深圳,中国。(2011)
    大会が開催される年の1月1日現在で17歳以上28歳未満。
  • なおかつ、大学または大学院に在学中、もしくは大会の前年に大学または大学院を卒業した人。
  • プロフェッショナル選手、アマチュア選手ともに出場可能。
    • 以前プロテニス選手の遠藤愛が出場するなど、プロや元プロの学生選手の参加例は各国とも多い。

経緯編集

第二次世界大戦前の1923年から1939年まで、10回にわたり、「国際大学スポーツ週間」(International University Sports Weeks) が行われたが、大戦のために中止された。第二次大戦後再び、国際的な競技大会を開く動きがあったが、冷戦の影響を受け、西側東側の両陣営は、それぞれ別々の競技大会を開いた。西側は、1949年から「国際大学スポーツ週間」を開き、1955年まで4回続いた。一方東側は、「世界青年学生祭典」(World Festival of Youth and Students)を開き、西側に対抗した。

1957年ジュネーヴ会議後、両陣営は歩み寄り、同年のパリ大会が、「世界大学スポーツ選手権」(World University Sports Championship) として東西合同で行われた。なお、1959年のトリノ大会から「ユニバーシアード」と称されるようになった。

国際大学スポーツ週間編集

世界青年学生祭典編集

ユニバーシアード編集

夏季大会編集

回数 開催年 開催地 開催国
1959年 トリノ   イタリア
1961年 ソフィア   ブルガリア
1963年 ポルト・アレグレ   ブラジル
1965年 ブダペスト   ハンガリー
1967年 東京   日本
1970年 トリノ   イタリア
1973年 モスクワ   ソビエト連邦
1975年 ローマ   イタリア
1977年 ソフィア   ブルガリア
1979年 メキシコシティー   メキシコ
1981年 ブカレスト   ルーマニア
1983年 エドモントン   カナダ
1985年 神戸   日本
1987年 ザグレブ   ユーゴスラビア
1989年 デュースブルク   西ドイツ
1991年 シェフィールド   イギリス
1993年 バッファロー   アメリカ合衆国
1995年 福岡   日本
1997年 シチリア   イタリア
1999年 パルマ・デ・マヨルカ   スペイン
2001年 北京   中国
2003年 大邱   韓国
2005年 イズミル   トルコ
2007年 バンコク   タイ
2009年 ベオグラード   セルビア
2011年 深圳   中国
2013年 カザニ   ロシア
2015年 光州   韓国
2017年 台北   台湾
2019年 ナポリ   イタリア

冬季大会編集

回数 開催年 開催地 開催国
1960年 シャモニー   フランス
1962年 ビラール   スイス
1964年 スピンドリルフムリン英語版   チェコスロバキア
1966年 トリノ   イタリア
1968年 インスブルック   オーストリア
1970年 ロバニエミ   フィンランド
1972年 レークプラシッド   アメリカ合衆国
1975年 リヴィーニョ   イタリア
1978年 スピンドリルフムリン   チェコスロバキア
1981年 ハカ   スペイン
1983年 ソフィア   ブルガリア
1985年 ベルノ   イタリア
1987年 シトゥルブスケー・プレソ英語版   チェコスロバキア
1989年 ソフィア   ブルガリア
1991年 札幌   日本
1993年 ザコパネ   ポーランド
1995年 ハカ   スペイン
1997年 茂朱 / 全州   韓国
1999年 ポプラド   スロバキア
2001年 ザコパネ   ポーランド
2003年 タルヴィジオ   イタリア
2005年 インスブルック   オーストリア
2007年 トリノ   イタリア
2009年 ハルビン   中国
2011年 エルズルム   トルコ
2013年 トレンティーノ   イタリア
2015年 グラナダ   スペイン
2017年 アルマトイ   カザフスタン
2019年 クラスノヤルスク   ロシア
2021年 ルツェルン   スイス
2023年 レークプラシッド   アメリカ合衆国

実施競技編集

太字は2015年大会の必須競技[1]

夏季編集

競技 20世紀 21世紀 備考
59 61 63 65 67 70 73 75 77 79 81 83 85 87 89 91 93 95 97 99 01 03 05 07 09 11 13 15 17
飛込競技  
競泳  
アーティスティックスイミング  
水球  
アーチェリー  
陸上競技  
バドミントン  
野球  
バスケットボール  
ビリヤード  
ボクシング  
チェス  
カヌースプリント  
BMX  
マウンテンバイク  
ロードレース  
トラックレース  
フェンシング  
フィールドホッケー  
サッカー   d
ゴルフ  
体操競技  
新体操   d d d
エアロビクス  
ハンドボール  
柔道  
ローラースケート
漕艇  
7人制ラグビー  
セーリング  
射撃  
ソフトボール  
卓球  
テコンドー  
テニス  
ビーチバレー  
バレーボール  
重量挙げ  
ベルトレスリング  
サンボ  
レスリング  
武術太極拳  

冬季編集

競技 20世紀 21世紀 備考
60 62 64 68 68 70 72 75 78 81 83 85 87 89 91 93 95 97 99 01 03 05 07 09 11 13 15 17
アルペンスキー  
バイアスロン  
クロスカントリースキー  
カーリング  
フィギュアスケート  
フリースタイルスキー  
アイスホッケー  
ノルディック複合  
ショートトラック  
スケルトン  
スキージャンプ  
スノーボード  
スピードスケート  

脚注編集

  1. ^ SPORTS”. FISU. 2015年1月29日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集