マイク・ブッチMichael Bucci1972年6月5日 - )は、アメリカ合衆国プロレスラーニュージャージー州トムズリバー出身[1]

ノヴァ
ノヴァの画像
プロフィール
リングネーム ノヴァ
サイモン・ディーン
ハリウッド・ノヴァ
スーパー・ノヴァ
ハリウッド・ボブ・スター
マイク・ブッチ
本名 マイケル・ブッチ
ニックネーム 通販男
身長 178cm
体重 100kg
誕生日 (1972-06-05) 1972年6月5日(51歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ニュージャージー州トムズリバー
トレーナー アイアン・マイク・シャープ
デビュー 1992年
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ECWではノヴァNova)、WWEではサイモン・ディーンSimon Dean)のリングネームで活躍していた事で知られる。

来歴 編集

マイク・シャープの息子であるアイアン・マイク・シャープトレーニング・スクールプロレスを学び、1992年にデビュー。

その後1996年よりECWに参戦し、スティービー・リチャーズブルー・ミーニーと共に、当時WCWで爆発的な人気を得ていたnWoのパロディ・ユニットbWoBlue World Order)を結成。nWoのリーダーだったハリウッド・ハルク・ホーガンにあやかり、ハリウッド・ノヴァHollywood Nova)と名乗って活動した。ECW崩壊後はインディ団体を転戦し、2001年にはFMW2002年にはZERO-ONEに来日している。

2002年4月にWWEとディベロップメント契約を結び、下部団体のOVWにてヘビー級王座と南部タッグ王座を獲得。2004年11月にはサイモン・ディーンSimon Dean)のリングネームでRAWデビューを果たし、ヒールのフィットネス・インストラクターのキャラクターで活動。自ら開発したとされるダイエット商品「サイモン・システムSimon System)」をリング上で宣伝し、太った観客にシステムを試させては愚弄していた。

その後もクリス・ジェリコを破るなど活躍。メイヴェンをサイモン・システムの宣伝用の弟子にして以降は主にジョバーのポジションに回るも、2005年2月4日のWWE日本公演におけるさいたまスーパーアリーナ大会では、観戦に訪れていたに喧嘩を売るなどの役割を務めた。

2005年5月に行なわれたドラフトにてSmackDown!に移籍(同時にメイヴェンとのコンビを解消)。同年6月12日に開催されたECW One Night Stand 2005では、ECW時代のギミックであるbWoのハリウッド・ノヴァとして出場した。その後サイモン・ディーンのギミックに戻し、10月9日のNo Mercy 2005では新参時代のボビー・ラシュリーのジョバーを務めている。

以降は若手ヒール・コンビのジムナイを従え、プレイング・マネージャーとしても活動していたが、2006年8月に選手活動からフェードアウト。下部団体のブッカーを担当するも、WWEのウェルネス・ポリシーに違反する薬物を売買していたことが表沙汰になったため、2007年9月2日に解雇通告を受けた。

WWE解雇後、レスラーを引退しモーゲージ・ブローカーに転じていたが、2009年4月にイギリスのプロレス団体1PW(One Pro Wrestling)のECWリユニオン・ショー、To the Extremeにて、ハリウッド・ノヴァのギミックで復帰を果たした。試合ではbWoの盟友ブルー・ミーニーとのコンビで、1PWタッグ王者であるプロジェクト・エゴクリス・トラヴィス & マーティン・カーヴィー)に挑戦している。同団体でのレスラー復帰をきっかけに、以後もIWC(International Wrestling Cartel)などイギリスのプロレス団体にスポット参戦した。

6月27日には旧ECWアリーナにて、ECWで苦楽を共にした女子レスラー、フランシーンが主催したリユニオン・ショー、Legends of the Arenaに出場。ブルー・ミーニーとタッグを組み、FBIリトル・グイドー & ビッグ・サル)との「bWo対FBI」に勝利。2010年8月にはTNAPPVであるECWリユニオン・ショー、Hardcore Justiceに参戦。トミー・ドリーマーレイヴェンの試合にスティービー・リチャーズと共に乱入、ドリーマーやミック・フォーリーを相手に乱闘を繰り広げた。

その他 編集

  • WWE日本公演に出場した際は、ヒールキャラにもかかわらず、「サイモンシステム」とのチャントを受け本人も嫌がって退場していたが、2日目の「サイモンシステム」チャントの際は満更でもなく日本版ベビーフェイスの扱いを受けていた。

得意技 編集

サイモン・ディーン時代に使われたフィニッシャー。相手の腕を持って、素早くサモアン・ドロップのように叩きつける。吉野正人のライトニング・スパイラルと同型技。
ECW所属時から継続して使われているフィニッシャー。変型デスバレーボム。デイブ・フィンレーのケルティック・クロスと同型技。
リバースSTO
bWo時代に使用したフィニッシャー。ハルク・ホーガンランニング・レッグドロップのコピー。
  • カーブ・ストンプ
ポール・バーチルのフィニッシャーとしても知られる技。サーフボード・ロックからのストンプ。
  • スレッジ・オーマチック
パワーボムの要領で相手を持ち上げ、腹部にエルボーを決めながら落とす技。
  • スマッシュ・マウス
パワーボムの要領で相手を持ち上げ、ダイヤモンド・カッターへと移行する技。
串刺し式スピアー
ブロックバスター
肩車からのシットダウン式フェイスバスター
  • ディープ・インパクト
シットダウン式ペディグリー
  • サード・ディグリー
パイルドライバー2回とスピニング・パワーボムを連続で決める技。
相手の片腕を捻りながらのハーフボストンクラブ
  • ブルーライト・スペシャル
bWoで共闘したブルー・ミーニーとの合体技。ミーニーのフェイスバスターからノヴァのインパクトDDTへと繋げる。

獲得タイトル 編集

OVW
NEW
  • NEWライトヘビー級王座 : 1回
CWS
ECWA
AWC
  • AWCヘビー級王座 : 1回

他、アメリカのインディー団体を中心に多数のタイトルを獲得。

脚注 編集

  1. ^ Simon Dean”. Online World of Wrestling. 2014年11月19日閲覧。

外部リンク 編集