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田澤耕

田澤 耕(たざわ こう、1953年 - )は、日本カタルーニャ語スペイン文化の研究者法政大学国際文化学部教授カタルーニャ州政府サン・ジョルディ十字勲章受章、日本国外務大臣表彰。カタルーニャ文化の日本への紹介、カタルーニャ語文学の日本語への翻訳のみならず、日本文化をカタルーニャ語でカタルーニャに紹介し、日本文学をカタルーニャ語に翻訳することにも力を入れている。Punt-Avui, ARAなどカタルーニャ語の新聞・雑誌への寄稿も多数ある。

目次

経歴編集

1953年、神奈川県横浜市に生まれる。山手学院中学校・高等学校を経て、1976年に一橋大学社会学部を卒業し、東京銀行(現三菱UFJ銀行)に入行。国際金融等を担当し、1979年スペイン語語学研修生としてバルセロナ派遣。3年間のマドリード支店勤務等を経て、1984年退職。大阪外国語大学大学院外国語学研究科イスパニア語学専攻博士課程前期を修了する。1996年にバルセロナ大学カタルーニャ語学研究科カタルーニャ語学専攻を修了する。バルセロナ大学にて博士号(カタルーニャ語学)を取得。長崎外国語短期大学外国語学科助手専任講師助教授関西外国語大学外国語学部スペイン語学科専任講師、バルセロナ大学現代語研究所日本語専攻主任講師を経て、法政大学国際文化学部教授に就任する[1][2][3][4]

2003年、カタルーニャ州政府よりサン・ジョルディ十字勲章を受章[5]し、2009年に外務大臣表彰を受ける[6]

著書編集

  • 『カタルーニャ語文法入門』(大学書林、1991)
  • 『カタルーニャ50のQ&A』(新潮選書、1992)
  • 『ガウディ建築入門』(新潮社、1992)
  • 『カタルーニャ語読本』(大学書林、1993)
  • 『スペインの言語』共著 (同朋舎出版、1996)
  • 『物語 カタルーニャの歴史』(中央公論新社中公新書〉、2000)
  • 『エクスプレス カタルーニャ語』(白水社、2001)
  • 『カタルーニャ語辞典』(大学書林、2002)
  • 『日本語カタルーニャ語辞典』(大学書林、2007)
  • 『ニューエクスプレス カタルーニャ語』(白水社、2010)
  • 『ガウディ伝 - 「時代の意志」を読む』(中央公論新社〈中公新書〉、2011)
  • 『レアルとバルサ 怨念と確執のルーツ』(中央公論新社〈中公新書ラクレ〉、2013)
  • 『カタルーニャを知る事典』(平凡社新書、2013)
  • 『カタルーニャ語小辞典』(大学書林、2013)
  • 『〈辞書屋〉列伝 - 言葉に憑かれた人びと』(中央公論新社〈中公新書〉、2014)

カタルーニャ語の著書・翻訳編集

  • Catalunya i un japonès, La Campana, (1993)
  • Cartes a Yu i Kei, La Campana, (1995)
  • La cuina japonesa a Catalunya, Columna Edicions, (2000)
  • En Yu i en Kei tornen al Japó, La Galera, (2005)
  • Dietari d’un japonès: entre el terratrèmol, el tsunami i la fuita radioactiva, Lapislàtzluli,(2012)
  • La Murga, Costas Montserrat, Lapislàtzuli (2013)
  • Vuit rondalles mallorquines, Antoni M. Alcover, PPU(2012)

翻訳編集

  • 『ファラベウフ―あるいはある瞬間の記録』(水声社、1991)
  • 『君の名はオルガ―父からダウン症の娘への手紙』(春秋社、1992)
  • 『バルセロナ・ストーリーズ』(水声社、1992)
  • 『バルセロナ―ある地中海都市の歴史』(新潮社、1994)
  • 『実践としての芸術』(水声社、1996)
  • 『引き船道』(現代企画室、1999)
  • 『冷たい肌』(中央公論新社、2005)
  • 『カタルーニャの歴史と文化』(ジンマーマン夫妻、白水社・文庫クセジュ、2006)
  • ティラン・ロ・ブラン』J.マルトゥレイ、M.J.ダ・ガルバ (岩波書店、2007)
    • 改訂版 『ティラン・ロ・ブラン』 (岩波文庫(全4巻)、2016-2017)

日本語からカタルーニャ語への翻訳編集

  • La remor de les onades, Yukio Mishima, Ara Llibres, (2008)
  • El temple del pavelló daurat, Yukio Mishima, Barcelona, Amsterdam Llibres(2011)
  • A veure qui és més alt. Midori, una petita geisha, Ichiyo Higuchi, Lapislàtzuli (2015)
  • Harakiri. El cas de la família Abe, Ogai Mori, Lapislàtzuli (2015)
  • Deu nits, deu somnis, Soseki Ntsume, Lapislàtzuli (2016)
  • Rashomon, Ryunosuke Akutagawa, Lapislàtzuli (2017)
  • Història de Shunkin, Jun-ichiro Tanizaki,Lapislàtzuli(2017)

脚注編集

外部リンク編集