稲葉地町
稲葉地町(いなばじちょう)は、愛知県名古屋市中村区の地名。現行行政地名は稲葉地町1丁目から稲葉地町8丁目[WEB 1]。住居表示未実施[WEB 5]。
稲葉地町 | |
---|---|
北緯35度10分3.74秒 東経136度50分26.07秒 / 北緯35.1677056度 東経136.8405750度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 | 中村区 |
面積 | |
• 合計 | 0.58889213 km2 |
人口 | |
• 合計 | 3,661人 |
• 密度 | 6,200人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
453-0841[WEB 3] |
市外局番 | 052 (名古屋MA)[WEB 4] |
ナンバープレート | 名古屋 |
地理
編集歴史
編集町名の由来
編集稲干場・芝草地が多く所在し、稲や葉がおおくあったことによるという[2]。
沿革
編集この節の加筆が望まれています。 |
- 1889年(明治22年)10月1日 - 合併に伴い、愛知郡織豊村大字稲葉地となる[3]。
- 1906年(明治39年)5月10日 - 合併に伴い、愛知郡中村大字稲葉地となる[3]。
- 1921年(大正10年)8月22日 - 合併に伴い、名古屋市西区稲葉地町となる[3]。
- 1930年(昭和5年) - 稲葉地公園内に稲葉地配水塔が整備される[4]。
- 1933年(昭和8年)7月1日 - 一部が本陣通・菊水町にそれぞれ編入される[3]。
- 1934年(昭和9年)11月1日 - 一部が香取町に編入される[5]。
- 1937年(昭和12年)10月1日 - 中村区編入により、同区稲葉地町となる[3]。
- 1939年(昭和14年)11月1日 - - 一部が香取町に編入される[5]。
- 1949年(昭和24年)3月30日 - 小柳町の一部を編入する[3]。また、一部が長筬町・香取町にそれぞれ編入される[5]。
- 1950年(昭和25年) - 東海同朋大学が八事から当地に移転する[WEB 6]。
- 1960年(昭和35年)1月25日 - 岩塚町の一部を編入する[3]。また、稲葉地町7丁目の一部が鴨付町1丁目に編入される[6]。
- 1965年(昭和40年)
- 1969年(昭和44年) - 庄内川河川敷において大正橋緑地が開園[2]。
- 1973年(昭和48年) - 名古屋市電稲葉地電車運輸事務所跡地において、中村青年の家が開館[2]。
- 1988年(昭和63年) - 中村図書館が移転のため、一時閉館[7]。
字一覧
編集1932年(昭和7年)発行『明治十五年愛知県郡町村字名調』による愛知郡稲葉地村の字一覧。
東沖田(ひがしおきだ)・向島(むかえしま)・桝(ます)ノ内(うち)・神通(かんとおり)・六反田(ろくたんだ)・八畝割(やせわり)・留主(るす)・小鴨(こがも)・花(はな)ノ木(き)・長筬(ながおさ)・三反田(さんたんだ)・出屋敷(でやしき)・小草履(こぞり)・小柳(こやなぎ)・北六反田(きたろくたんだ)・新道(しんみち)・矢田(やだ)・沢瀉(おもだか)・小薮(こやぶ)・東秋定(ひがしあきさだ)・東鎌田(ひがしかまだ)・千畳堂(せんじょうどう)・中鎌田(なかかまだ)・桜本(さくらもと)・秋定(あきさだ)・西桜本(にしさくらもと)・野杁(のいり)・河原(かわら)・一町田(いっちょうだ)・八幡西(はちまんにし)・留杁(とめいり)・千竈(ちがま)・千竈浦(ちがまうら)・元町(もとまち)・中屋敷(なかやしき)・宿跡(しゅくあと)・一番割(いちばんわり)・高畑(たかはた)・河原屋敷(かわらやしき)・外裏(そとうら)・諏訪(すわ)・犬田(けんでん)・川田(かわた)・葭野(よしの)・溝向(みぞむかえ)・山(やま)ノ越(こし)・野津(のづ)ノ木(き)・白山(はくさん)・天摩(てんま)・裏割(うらわり)・平治裏(へいじうら)・池田(いけた)・十二社前(しうにそまえ)・出口(でぐち)・中瀬古(なかせこ)・城屋敷(しろやしき)・平薮(ひらやぶ)・西(にし)ノ口(くち)・茨塚(いばらつか)・西(にし)ノ市場(いちば)・東市場(ひがしいちば)・蟹田(かにた)・西小鍋(にしこなべ)・小鍋(こなべ)・五反田(ごたんだ)・荒輪井(あらわい)・淀(よと)ノ内(うち)・頓振(どんぶり)・鶉野(うずらの)・野方(のかた)・外野(そとの)・中道(なかみち)・御社檀(おしゃだん)[8]
世帯数と人口
編集2019年(平成31年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
稲葉地町 | 1,838世帯 | 3,661人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移
2000年(平成12年) | 4,479人 | [WEB 8] | |
2005年(平成17年) | 4,049人 | [WEB 9] | |
2010年(平成22年) | 3,999人 | [WEB 10] | |
2015年(平成27年) | 3,848人 | [WEB 11] |
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 12]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 13]。なお、小学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎で各学校に指定されている。
丁目 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
稲葉地町1丁目 | 名古屋市立稲葉地小学校 名古屋市立稲西小学校 |
名古屋市立豊正中学校 | 尾張学区 |
稲葉地町2丁目 | 名古屋市立稲西小学校 | ||
稲葉地町3丁目 | |||
稲葉地町4丁目 | |||
稲葉地町5丁目 | |||
稲葉地町6丁目 | |||
稲葉地町7丁目 | |||
稲葉地町8丁目 |
交通
編集施設
編集- 大正橋緑地[1]
1丁目
編集2丁目
編集3丁目
編集5丁目
編集- 一心商事本社
7丁目
編集-
名古屋市立豊正中学校
-
名古屋音楽大学
-
創価学会中村文化会館
その他
編集日本郵便
編集脚注
編集WEB
編集- ^ a b “愛知県名古屋市中村区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2017年10月7日閲覧。
- ^ a b “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年2月20日). 2019年2月20日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年2月10日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ 名古屋市役所市民経済局地域振興部住民課町名表示係 (2017年6月1日). “中村区の町名一覧”. 名古屋市. 2017年10月7日閲覧。
- ^ “沿革”. 同朋大学. 2017年8月23日閲覧。
- ^ 名古屋市鶴舞中央図書館. “中村図書館”. 2017年8月1日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2005年7月1日). “(刊行物)名古屋の町(大字)・丁目別人口 (平成12年国勢調査) 中村区” (xls). 2017年10月8日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2007年6月29日). “平成17年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口 中村区” (xls). 2017年10月8日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2012年6月29日). “平成22年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口 中村区” (xls). 2017年10月8日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2017年7月7日). “平成27年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口” (xls). 2017年10月8日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年02月26日閲覧 (PDF)
文献
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1496.
- ^ a b c 名古屋市計画局 1992, p. 249.
- ^ a b c d e f g h 名古屋市計画局 1992, p. 773.
- ^ 中村区制施行50周年記念事業実行委員会記念誌編集委員会 1987, p. 242.
- ^ a b c 名古屋市計画局 1992, p. 774.
- ^ 中村区制施行50周年記念事業実行委員会記念誌編集委員会 1987, pp. 441–442.
- ^ 名古屋市中村図書館 1991, pp. 33–34.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 904.
参考文献
編集関連項目
編集外部リンク
編集ウィキメディア・コモンズには、稲葉地町に関するカテゴリがあります。