箱館山スキー場(はこだてやまスキーじょう)は、滋賀県高島市今津町日置前にあるスキー場である。2020年より愛称としてびわこ箱館山が使用されている。

箱館山スキー場
所在地 滋賀県高島市今津町日置前
座標 北緯35度26分21.1秒 東経135度59分13.7秒 / 北緯35.439194度 東経135.987139度 / 35.439194; 135.987139座標: 北緯35度26分21.1秒 東経135度59分13.7秒 / 北緯35.439194度 東経135.987139度 / 35.439194; 135.987139
別名 びわこ箱館山
所有者 株式会社箱館山
運営者 株式会社箱館山[1]
開業日 1962年1月16日[2]
標高 690 m - 145 m
標高差 65 m
最長滑走距離 700 m
最大傾斜 38
コース数 10本
索道数 10本
人工降雪 あり[3]
公式サイト www.hakodateyama.com
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運営はマックアースより会社分割した「株式会社箱館山」が行っている(後述)[1]

概要編集

ゲレンデはの箱館山の山上にあり、山麓の駐車場やバス停からゴンドラで入場する。「初級者コース」とされている2コースと「中級者コース」とされている5コース、合わせて7コースがあり、最大斜度は39度である[4]。このほかに、歩くスキースノーシューコースと全日本スキー連盟公認箱館山クロスカントリーコースがあり[4]2005年-2006年シーズンから[要出典]、キッズパークが設置された[4]

歴史編集

箱館山スキー場は、1935年2月に旧高島郡川上村においてスキー場が発見されたことがルーツとされる[5]1962年西武グループ近江鉄道が主体となり箱館山スキー場を開業[6]、近江鉄道は箱館山にリフトと46人乗りのロープウェイ(現在の箱館山ゴンドラの元)を設置した[3]1993年には人工降雪機、1999年にはロープウェイを廃止し8人乗りのゴンドラに置き換えた[1][3]湖西線開業前には、今津町がスキー客の増加を見込み、1968年日本国有鉄道(国鉄)と日本鉄道建設公団に「箱館山駅」(現在のマキノ駅付近)の開設を要望したが[7]、計画に盛り込まれることはなかった[8]

スキー場来場者の減少に伴い近江鉄道の運営は2006年度に終了し、2007年度に「ジェイ・マウンテンズ・グループ」へ譲渡[9]2010年度に高島市マキノ町の国境高原スノーパークで運営していたマックアースが引き継ぐことになった[10]。なお、2020年にマックアースは会社分割を行い、運営会社の「株式会社箱館山」を設立している[1]

リフト編集

 
ゴンドラ(夏季)
  • ゴンドラ1基(1323m)[1]
  • ペアリフト4基[11]
    • 第2ロマンスA線(209m)
    • 第2ロマンスB線(209m)
    • 第3Cロマンスリフトペア(203m)
    • 第4ロマンス(407m)
  • シングルリフト5基[11]
    • スラローム第1A線シングルリフト(194m)
    • スラローム第1B線シングルリフト(194m)
    • 第1C線シングルリフト(200m)
    • 第1D線シングルリフト(200m)
    • 第5シングルリフト(300m)

施設編集

ムスリムの観光客が増加していることから、山頂付近に祈りをささげることができる礼拝室が設置された[12]。また、レストランではハラールに対応した料理が提供される[12]

夏期秋期営業編集

 
びわこ箱館山ゆり園(撮影当時)

スキーゲレンデを利用して面積約5万400平方メートルのユリ園を造成し、スキーのオフシーズンに「びわこ箱館山ゆり園」を開園している[13]。2009年7月に開園した[14]。夏と秋には「箱館山コキアパーク」(2020年以降は未使用)を開園している。2020年に箱館山ゆり園をリニューアル。ペチュニアコキアを中心にした花畑とし、「びわこ箱館山」の名称をリニューアル開園日の同年7月18日より使用している[15][16]。なお、花畑への入場は有料となっている。

2018年には、標高630メートル地点に展望デッキ「びわ湖のみえる丘」をオープン[13][17]。同時に冬季営業する食堂を改修したパフェ専門店「LAMP」(ランプ)も営業を開始した[13][17][18]琵琶湖を一望できる景色と「LAMP」のランプ型パフェがInstagramでも話題になり、来場者数は2018年7月・8月の2か月間で前年同期より約1万3千人増となった[17]

アクセス編集

脚注編集

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  1. ^ a b c d e 『令和2年度 鉄道要覧電気車研究会、2020年10月28日、375頁。ISBN 978-488548-133-8
  2. ^ 2020年3月7日の公式ツイート
  3. ^ a b c 今津町 2001, p. 400.
  4. ^ a b c 箱館山スキー場”. 箱館山スキー場. 2015年10月13日閲覧。
  5. ^ 今津町 2001, p. 310.
  6. ^ 西武建設 スキー場一覧
  7. ^ 今津町 2001, p. 416.
  8. ^ 今津町 2001, p. 417.
  9. ^ 広報たかしま 平成20年1月15日号 (PDF)”. 高島市企画部秘書広報課 (2008年1月15日). 2021年6月5日閲覧。
  10. ^ みてねっと!ウィークリーニュース No.87”. 高島市政策部企画広報課 (2010年12月6日). 2021年6月5日閲覧。
  11. ^ a b 『令和2年度 鉄道要覧』電気車研究会、2020年10月28日、444頁。ISBN 978-488548-133-8
  12. ^ a b スキー場山頂にイスラム教礼拝室 ムスリム客増で、ハラルも対応”. 京都新聞 (2019年9月5日). 2019年9月9日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2021年6月5日閲覧。
  13. ^ a b c “滋賀)色鮮やかなユリ開花 高島・箱館山”. 朝日新聞デジタル. (2018年6月30日). オリジナルの2019年8月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190813185622/https://www.asahi.com/articles/ASL6Y4F1JL6YPTJB00B.html 2021年6月5日閲覧。 
  14. ^ びわ湖高島観光ガイド びわこ箱館山 - びわ湖高島観光協会
  15. ^ “箱館山ゆり園は『びわこ箱館山』へ名称を改め、7月18日(土)より ペチュニアやコキアの花畑を中心にリニューアルオープン!” (プレスリリース), 株式会社箱館山, (2020年7月17日), https://www.atpress.ne.jp/news/219523 2021年6月5日閲覧。 
  16. ^ “100万輪の絶景~滋賀県高島市のスキー場”. 読売新聞オンライン. (2020年8月24日). オリジナルの2020年9月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200903123259/https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20200824-OYO1T50000/ 2021年6月5日閲覧。 
  17. ^ a b c “インスタ映えで急上昇、「世界遺産より魅力」続々 滋賀で実感「SNS効果」”. SankeiBiz. (2019年1月23日). https://www.sankeibiz.jp/econome/news/190123/ece1901230640001-n2.htm 2019年8月13日閲覧。 
  18. ^ “滋賀でフォトジェニックなランプ型パフェ”. Lmaga.jp. (2018年6月28日). https://www.lmaga.jp/news/2018/06/43761/ 2019年8月13日閲覧。 

参考文献編集

  • 『今津町史 第三巻 近代・現代』今津町、2001年6月29日。

関連項目編集

外部リンク編集