苫小牧民報
苫小牧民報(とまこまいみんぽう)、社名:苫小牧民報社は北海道苫小牧市やその周辺を対象地域とする地方新聞(夕刊)。系列に千歳民報社があった。1950年(昭和25年)1月15日創刊。発行部数は苫小牧民報、千歳民報合算で公称60,000部。苫小牧市内に限っては、北海道新聞を上回っている。日曜休刊。
苫小牧民報 | |
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種類 | 夕刊単独 |
サイズ | ブランケット判 |
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事業者 | 苫小牧民報社 |
本社 | 苫小牧市 |
代表者 | 代表取締役議長兼社長 宮本知治 |
創刊 | 1950年1月15日 |
前身 | 南北海 |
言語 | 日本語 |
価格 |
1部 120円 月極 2,440円 |
発行数 | 5万部 |
ウェブサイト | http://www.tomamin.co.jp/ |
株式会社 苫小牧民報社 The Tomakomai Minpo Co.,Ltd. | |
本社所在地 |
![]() 〒053-8611 北海道苫小牧市若草町3-1-8 |
事業内容 | 夕刊発行 |
業種 | 情報・通信業 |
資本金 | 4,000万円 |
従業員数 | 102名 |
主要子会社 |
株式会社とまみんサービス とまみん観光株式会社 株式会社とまみんアドバンス 株式会社とまみん印刷センター |
外部リンク | http://www.tomamin.co.jp/ |
特徴編集
北海道苫小牧市を中心とした東胆振地域の住民からは「民報」「民報さん」「苫民さん」の名称で親しまれている。ブロック紙や全国紙では地元行事が紙面面積の都合上わずかしか扱えないが、地元紙の強みを生かし、保育園の行事から地元経営者のちょっとした良い話、まちの事件・事故まで、地域の話題やトピックをきめ細やく報道している。そのため、「地元情報は(夕刊の)民報、全道(全国)情報は他紙(の朝刊)」と併読するケースも多いが、現状では単独の購読者が多い。最大印刷ページ数は24ページ。このうち、カラー印刷は最大12ページ。2008年(平成20年)元旦特別号は7部建て、総ページ数は88ページだった。2010年(平成22年)12月31日付で紙齢2万号となった。なお、北海道テレビ放送と提携している[1]。
本社・支社・支局等編集
沿革編集
- 1950年1月 苫小牧市大町で南北海新聞社として発足し、日刊紙「南北海」が創刊
- 1951年9月 「苫小牧民報」に題号変更
- 1951年11月 東京支社開設
- 1952年1月 社名を株式会社苫小牧民報社に改称
- 1953年10月 本社を苫小牧市東町(現在の若草町)に移転
- 1957年1月 夕刊紙となる
- 1963年7月 千歳支社を開設、新たに「千歳民報」を創刊
- 1964年6月 札幌支社開設
- 1966年8月 恵庭支局開設
- 1971年12月 静内支局開設
- 1977年11月 白老支局開設
- 1987年6月 胆振東部支局開設
- 1989年4月 千歳支社を千歳本社に機構改革
- 1994年7月 新印刷工場・苫民プレスセンターが新開町に完成
- 1996年4月 公式ホームページを開設
- 1998年2月 総合デジタル編集システムTOPs稼働
- 2004年7月 苫民プレスセンター完成
- 2007年9月 苫小牧民報社ANNEX完成
- 2009年10月 題字デザインを横組みに変更
- 2010年9月 ユニバーサルデザイン文字を採用
- 2013年7月 携帯電話・スマートフォン公式サイト「モバみん」開設
- 2014年4月 白老支局移転
- 2015年7月 号外発行車両「タイムズ号」稼働
- 2017年10月 新聞制作システム(編集・広告)更新
- 2020年2月 千歳民報が休刊。千歳本社を千歳支局に降格し、恵庭支局は廃止。
- 2020年10月 毎日新聞北海道センターに印刷委託[4]。
脚注編集
- ^ “北海道の地方新聞リンク”. www.htb.co.jp. 2020年4月5日閲覧。
- ^ a b c “所在地一覧|Webみんぽう” (日本語). www.tomamin.co.jp. 2019年1月8日閲覧。
- ^ “とまみんグループ|Webみんぽう” (日本語). www.tomamin.co.jp. 2019年1月8日閲覧。
- ^ “毎日新聞に印刷委託―10月から 苫小牧民報社”. (2020年6月26日) 2021年2月15日閲覧。