菊池郡

日本の熊本県の郡
熊本県菊池郡の位置(1.大津町 2.菊陽町 薄黄・薄水色:後に他郡に編入された区域 薄緑・水色・薄水色:後に他郡から編入した区域)

菊池郡(きくちぐん)は、熊本県肥後国)の

人口75,484人、面積136.56km²、人口密度553人/km²。(2017年5月1日、推計人口

以下の2町を含む。

目次

郡域

1879年明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、下記の区域にあたる。

  • 菊池市の大部分(泗水町各町・七城町亀尾・七城町林原・七城町蘇崎・七城町小野崎・七城町橋田・旭志麓・旭志小原・旭志新明・旭志伊坂を除く)
  • 山鹿市の一部(菊鹿町松尾・菊鹿町米原・菊鹿町木野・菊鹿町宮原・菊鹿町阿佐古・菊鹿町池永)

歴史

和名類聚抄に「久々知」とあるように、当初は「くくち」と読まれていた。

近世以降の沿革

  • 明治初年時点では全域が肥後熊本藩領であった。「旧高旧領取調帳」に記載されている明治初年時点での村は以下の通り。(1町80村)
隈府町、正観寺村、広瀬古閑村、新古閑村、甲佐町村、宮園村、夜間村、大塚村、木柑子村、広瀬村、出田村、赤星村、妙見村、今村、片角村、輪足村、築地村、木庭村、藤田村、下河原村、伊萩村、岩本村、姫井村、四町分村、原村、伊倉村、生味村、雪野村、平野村、大柿村、東迫間村、戸豊水村、西迫間村、市野瀬村、袈裟尾村、玉祥寺村、高野瀬村、立石村、大琳寺村、北宮村、深川村、村田村、上西寺村、下西寺村、野間口村、蟹穴村、羽根木村、西郷村、五海村、菰入村、高島村、加恵村、高田村、荒牧村、山崎村、水次村、岡田村、流川村、辺田村、水島村、寺町村、瀬戸口村、本分村、木野本分村、宮原村、阿佐古村、池田村、道場村、大林村、木山村、米原村、稗方村、白木村、小楠野村、虎口村、寺小野村、染土村、長野村、半尺村、龍徳村、上妙見村
  • 明治4年7月14日1871年8月29日) - 廃藩置県により熊本県(第1次)の管轄となる。
  • 明治5年6月14日1872年7月19日) - 白川県の管轄となる。
  • 明治7年(1874年) - 以下の各村の統合が行われる。(1町73村)
    • 長田村 ← 広瀬古閑村、大塚村
    • 清水村 ← 宮園村、夜間村
    • 森北村 ← 妙見村、上妙見村
    • 西寺村 ← 上西寺村、下西寺村
    • 砂田村 ← 蟹穴村、羽根木村、西郷村、五海村
  • 明治8年(1875年12月10日 - 熊本県(第2次)の管轄となる。
  • 明治9年(1876年) - 以下の各村の統合が行われる。(1町56村)
    • 亘村 ← 輪足村、築地村
    • 弁利村 ← 岩本村、姫井村
    • 重味村 ← 伊倉村、生味村
    • 大平村 ← 平野村、大柿村
    • 豊間村 ← 東迫間村、戸豊水村
    • 台村 ← 水島村、寺町村
    • 木野村 ← 本分村[下記を除く]、木野本分村[下記を除く]、道場村[下記を除く]、木山村[下記を除く]
    • 松尾村 ← 本分村[田中竜徳の10戸]、木野本分村[中木野]、大林村、竜徳村[下記を除く]
    • 池永村 ← 池田村、龍徳村[酒蔵野]、木山村[永山の19戸]、道場村[四坊ノ原の14戸]
    • 小木村 ← 白木村、小楠野村
    • 龍門村 ← 虎口村、寺小野村、染土村、長野村
    • 正観寺村・高野瀬村・立石村が隈府町に合併。
  • 明治12年(1879年1月20日 - 郡区町村編制法の熊本県での施行により、行政区画としての菊池郡が発足。「菊池合志郡役所」が隈府町に設置され、合志郡とともに管轄。

町村制以降の沿革

 
1.旭野村 2.河原村 3.水源村 4.迫間村 5.龍門村 6.砦村 7.城北村 8.戸崎村 9.花房村 10.隈府町 11.菊池村 12.加茂川村 21.原水村 22.津田村 23.瀬田村 24.陣内村 25.平真城村 26.護川村 27.北合志村 28.泗水村 29.合志村 30.西合志村 31.清泉村 32.田島村 33.大津町(紫:菊池市 桃:山鹿市 赤:合志市 緑:大津町 橙:菊陽町 黄:阿蘇郡南阿蘇村)
  • 明治22年(1889年4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。特記以外は全域が現・菊池市。(1町11村)
    • 旭野村 ← 伊萩村、弁利村
    • 河原村 ← 下河原村、木庭村、藤田村
    • 水源村 ← 原村、四町分村
    • 迫間村 ← 豊間村、西迫間村、市野瀬村、大平村、重味村
    • 龍門村 ← 雪野村、龍門村、半尺村、小木村
    • 砦村 ← 山崎村、水次村、岡田村、流川村、辺田村、台村、荒牧村、高田村、瀬戸口村
    • 城北村 ← 稗方村(現・菊池市)、米原村、木野村(現・菊池市、山鹿市)、松尾村、宮原村、阿佐古村、池永村(現・山鹿市)
    • 戸崎村 ← 赤星村、今村、森北村
    • 花房村 ← 出田村、広瀬村、木柑子村
    • 隈府町 ← 玉祥寺村、袈裟尾村、隈府町、亘村、片角村
    • 菊池村 ← 西寺村、長田村、村田村、大琳寺村、深川村、北宮村、野間口村
    • 加茂川村 ← 甲佐町村、新古閑村、清水村、菰入村、高島村、加恵村、砂田村
  • 明治29年(1896年
  • 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 大正15年(1926年7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 昭和29年(1954年11月1日 - 砦村・加茂川村・清泉村が合併して七城村が発足。(2町21村)
  • 昭和30年(1955年)4月1日(2町18村)
  • 昭和31年(1956年
    • 5月1日 - 旭野村・北合志村が合併して旭志村が発足。(2町17村)
    • 8月1日(2町13村)
      • 平真城村・大津町・陣内村および瀬田村の一部(瀬田・大林・吹田)・護川村の一部(杉水・矢護川)が阿蘇郡錦野村(外牧・錦野および岩坂の大部分)と合併し、改めて大津町が発足。
      • 瀬田村の一部(立野)が阿蘇郡長陽村に編入。
      • 護川村の一部(川辺・尾足)が旭志村に編入。
    • 9月1日 - 隈府町・河原村・水源村・龍門村・迫間村・菊池村・花房村・戸崎村が合併して菊池町が発足。(2町6村)
  • 昭和32年(1957年2月1日 - 菊池町が鹿本郡菊鹿村の一部(稗方および米原・木野の各一部[1])を編入。
  • 昭和33年(1958年8月1日 - 菊池町が市制施行して菊池市となり、郡より離脱。(1町6村)
  • 昭和36年(1961年)4月1日 - 泗水村が町制施行して泗水町となる。(2町5村)
  • 昭和41年(1966年
    • 4月1日 - 合志村が町制施行して合志町となる。(3町4村)
    • 10月1日 - 西合志村が町制施行して西合志町となる。(4町3村)
  • 昭和43年(1968年)11月1日 - 七城村が町制施行して七城町となる。(5町2村)
  • 昭和44年(1969年1月1日 - 菊陽村が町制施行して菊陽町となる。(6町1村)
  • 平成17年(2005年3月22日 - 七城町・旭志村・泗水町が菊池市と合併し、改めて菊池市が発足し、郡より離脱。(4町)
  • 平成18年(2006年2月27日 - 合志町・西合志町が合併して合志市が発足し、郡より離脱。(2町)

変遷表

脚注

  1. ^ 大字米原字山田、大字木野字堀切・外目・大堀切・樋ノ口・山田・深迫および上七十帰の一部。

参考文献