西川克行
日本の元検察官、弁護士
西川 克行(にしかわ かつゆき、1954年2月20日 - )は、日本の元検察官、弁護士。法務事務次官、東京高等検察庁検事長、検事総長等を歴任。北海道出身。
経歴
編集北海道岩見沢市生まれ。北海道札幌南高等学校を経て、東京大学法学部第1類(私法コース)卒業[1][2]。1979年に検事任官[2]。任官後約15年間は第一線で活躍。特捜部での経験はないものの、法務省刑事局長、法務事務次官、札幌高検検事長、東京高検検事長などを歴任[2]。2016年9月5日に検事総長に就任[2]。検事総長就任にあたって「検察の使命は時代が変わっても変わるものではない。国民の検察への負託を深く自覚し、責務を果たしていきたい」と述べた[2]。 2018年7月25日、検事総長を退任。2024年、瑞宝大綬章受章[3][4]。
略歴
編集- 1979年4月10日 横浜地方検察庁検事
- 1980年3月28日 札幌地方検察庁検事
- 1983年3月28日 東京地方検察庁検事
- 1985年3月29日 新潟地方検察庁検事
- 1988年4月4日 横浜地方検察庁横須賀支部検事
- 1990年4月13日 東京地方検察庁検事・法務総合研究所教官
- 1993年4月13日 札幌地方検察庁検事
- 1995年10月3日 東京地方検察庁検事・法務総合研究所総務企画部付
- 1996年4月16日 東京地方検察庁検事・法務総合研究所総務企画部付・法務総合研究所教官
- 1998年4月17日 東京地方検察庁検事・法務省入国管理局警備課長・法務総合研究所教官
- 1999年4月14日 東京地方検察庁検事・法務省入国管理局総務課長
- 2000年4月28日 東京高等検察庁検事・法務省入国管理局総務課長
- 2001年4月26日 東京高等検察庁検事・東京地方検察庁検事
- 2002年4月1日 千葉地方検察庁特別刑事部長
- 2003年10月3日 東京高等検察庁検事・東京地方検察庁検事
- 2004年6月29日 東京地方検察庁公判部長
- 2005年12月21日 東京高等検察庁総務部長
- 2006年5月18日 最高検察庁検事
- 2006年8月30日 旭川地方検察庁検事正
- 2008年1月25日 最高検察庁検事・法務省保護局長
- 2008年7月24日 最高検察庁検事・法務省入国管理局長
- 2009年7月17日 最高検察庁検事・法務省刑事局長
- 2011年8月16日 法務事務次官・倫理監督官
- 2014年1月15日 検事長・倫理監督官
- 2014年1月23日 札幌高等検察庁検事長
- 2015年12月18日 東京高等検察庁検事長
- 2016年9月5日 検事総長
- 2018年7月25日 検事総長退官
- 2018年9月20日 西川克行法律事務所弁護士[5]
- 2019年6月26日 大和証券グループ本社取締役[6]
- 2020年5月19日 イオン北海道監査役[7]
脚注
編集- ^ 『東大人名録,第1部』1986年発行、39ページ
- ^ a b c d e f 検察改革「責務果たす」 西川新検事総長が抱負 産経新聞 2016年9月5日
- ^ 『官報』号外第106号、令和6年4月30日
- ^ “春の叙勲、黒田前日銀総裁ら4108人 桐花に大谷直人氏”. 日本経済新聞. (2024年4月29日) 2024年5月6日閲覧。
- ^ 国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告(平成30年7月1日~同年9月30日分内閣官房内閣人事局
- ^ 大和証券グループ 役員人事について 株式会社大和証券グループ本社
- ^ 役員の異動に関するお知らせ 2020年4月10日 各位 会社名イオン北海道株式会社
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