金 宰鎬(キム・ジェホ、韓国語:김 재호、1985年3月21日 - )は、大韓民国ソウル特別市出身のプロ野球選手内野手)。

金 宰鎬(キム・ジェホ)
Kim Jae-Ho
斗山ベアーズ #52
2012年の金宰鎬
基本情報
国籍 大韓民国の旗 韓国
出身地 ソウル特別市
生年月日 (1985-03-21) 1985年3月21日(39歳)
身長
体重
181 cm
75 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手
プロ入り 2004年 1次ドラフト
初出場 KBO/ 2004年4月5日
年俸 5億5000万ウォン(2019年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム 大韓民国の旗大韓民国
WBC 2017年
プレミア12 2015年
獲得メダル
大韓民国の旗 韓国
WBSCプレミア12
2015 野球
キム・ジェホ
各種表記
ハングル 김 재호
漢字 金 宰鎬
発音: キム・ジェホ
日本語読み: きん さいこう
英語表記: Kim Jae-Ho
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経歴

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2004年に斗山ベアーズの1次指名を受け入団した。同年は目立った活躍はなかった。

しかし、その年に林載哲盧景銀李在雨蔡相秉などとともに兵役逃れを試みたことが発覚、その年のシーズンの残り試合の出場禁止懲戒を受けた[1]

2005年のシーズン後の年末に尚武野球団に入隊し、2007年に任期満了で除隊された。

除隊後の2008年にはレギュラー遊撃手だった李大秀が怪我をして離脱したことでポジションを奪い、負傷から戻ってきた李大秀と主力争いをした。

その後は数年間は李大秀、孫時憲高永民呉載元李沅錫などに押されてスタメン出場できず、終盤に代走や守備固めで出場することになった。

しかし、李大秀の趙圭洙金昶勳とのトレードによる退団、高永民の不振による二軍降格、李沅錫のサード守備固定、呉載元のファースト守備固定で2012年後半からチャンスをつかんできた。

2014年は孫時憲がFAを行使してNCダイノスに移籍したことにより、それまでバックアップ暮らしが長かった彼はレギュラー遊撃手として開幕戦に先発出場した。同年は最終的にキャリアハイの成績を残し、122試合に出場で打率2割台、86安打3本塁打54打点を記録した。

2015年シーズン終了後にはデビュー後初めてゴールデングラブ賞を受賞した。 またプレミア12韓国代表に選ばれ19打数8安打を記録、大会最多の犠牲バント3回成功と結果を残した。

2016年は同年でキャプテンを退く呉載元に続いて新たな主将に選ばれた。 シーズン後にはFAを行使して4年50億ウォンの大型契約で斗山ベアーズに残留した[2]。これは同年初のFA契約だった。 また昨シーズンに続いて2年連続ゴールデングラブ賞を獲得し、金在博李鍾範柳志炫朴鎮萬姜正浩以来6番目となる2年連続ゴールデングラブ遊撃手部門の受賞者となった。

2017年は主将職を金宰煥に渡した[3]。また同年のWBCでは代表入りに成功し、そこでも主将を務めた。

2019年柳志赫などと激しいレギュラー争いを繰り広げたが一年を通して一軍に帯同。しかし成績は例年通りに終わった。

2020年シーズン終了後に2度目のFAとなり、2021年より契約期間3年で斗山と再契約した[4]

プレースタイル・人物

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複数のポジションを守れる選手が多い他の斗山の内野手達と違い、2013年まではデビューから遊撃手一筋でプレーしていた(今では二塁手三塁手もできるが、実際に入ることはほとんどない)。しかし2022年6月に正三塁手の許敬民が負傷すると彼が代替三塁手の一人に起用されたことがある[5]

守備力が非常に高く、週間野球の調べによると彼が遊撃手で三塁手が許敬民の場合の三遊間守備力はリーグ2位である。

常に微笑みを絶やさないため「金ㅋㅋ(金にこにこ)」というあだ名で呼ばれている。ただし、失策時なども笑っている時があるためしばしば非難されることがある。

応援歌の原曲はチャビー・チェッカーの「Let's twist again」である[6]

詳細情報

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年度別打撃成績

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年度 チーム 打率 試合 打数 得点 安打 2塁打 3塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 盗塁死 四球 死球 三振 併殺 失策
2004 斗山 0.000 36 9 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0
2005 0.222 47 27 6 6 1 1 1 12 4 1 0 2 1 5 1 2
2008 0.249 112 261 48 65 8 5 1 86 21 12 3 25 2 33 7 14
2009 0.239 80 180 27 43 9 4 3 69 36 4 1 20 1 27 5 7
2010 0.224 83 85 11 19 3 1 0 24 8 5 1 14 1 15 3 2
2011 0.183 57 109 6 20 5 1 0 27 9 1 1 7 2 15 4 5
2012 0.215 84 177 23 38 2 2 0 44 11 3 3 16 2 31 5 1
2013 0.315 91 248 42 78 10 3 1 97 32 9 6 26 0 24 7 5
2014 0.252 122 341 50 86 14 1 3 111 54 2 8 54 2 59 14 11
2015 0.307 133 410 63 126 24 3 3 165 50 7 2 54 3 42 18 16
2016 0.310 137 416 69 129 27 3 7 183 78 8 4 57 5 52 8 10
2017 0.293 91 283 34 83 18 1 7 124 50 7 1 36 3 52 6 9
2018 0.311 131 402 78 125 20 0 16 193 75 6 2 52 4 77 12 12
2019 0.268 130 377 51 101 22 0 4 135 48 3 3 67 7 58 10 10
2020 0.289 120 402 48 116 15 1 2 139 39 6 2 45 4 45 17 13
2021 0.209 89 211 23 44 8 0 1 55 24 1 1 29 2 34 7 4
2022 0.215 102 223 26 48 7 0 1 58 21 0 0 2 2 33 5 8
通算 17シーズン 0.271 1645 4161 609 1127 193 26 50 1522 560 75 38 506 41 605 129 129

背番号

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  • 6 (2004年 - 2005年、2008年 - 2010年)
  • 52 (2011年 - )

脚注

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  1. ^ 김혁 (2004年9月21日). “'출장정지' 회오리 PS 비상”. 韓国日報. http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=001&oid=038&aid=0000251470&. 
  2. ^ 김재호, 50억에 두산 남는다 - 국민일보
  3. ^ 두산 김재호, 어깨 관절 인대 손상 의심…30일 정밀 검진 -마이데일리
  4. ^ https://www.doosanbears.com/media/press/1/1467
  5. ^ 조선일보 (2022年6月16日). “[사진김재호,'12년 만에 3루수 선발 출장']” (朝鮮語). 조선일보. 2022年7月21日閲覧。
  6. ^ “金宰鎬の応援歌”. https://m.youtube.com/watch?v=DbaCu8jsx1E