2017 ワールド・ベースボール・クラシック

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 2017 WBC優勝国 

アメリカ合衆国
初優勝

2017 ワールド・ベースボール・クラシック英語: 2017 World Baseball Classic)は、ワールド・ベースボール・クラシック・インク(WBCI)主催により2017年に開催された世界野球ソフトボール連盟(WBSC)公認の世界選手権大会、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の第4回大会である。

2017 ワールド・ベースボール・クラシック
概要
開催国・地域 大韓民国の旗 韓国
日本の旗 日本
メキシコの旗 メキシコ
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国   
本選日程 2017年3月6日 - 3月22日
大会参加 28チーム (予選免除12/予選参加16)
本選出場 16チーム
前回優勝  ドミニカ共和国(1回目)
結果
Gold medal world.svg
優勝
 アメリカ合衆国 (初)
Silver medal world.svg
準優勝
 プエルトリコ
Bronze medal world.svg
ベスト4
 日本
Bronze medal world.svg
 オランダ
統計
試合数 40試合
総入場者数 973,699人 (試合平均24,342人)
最高入場試合 3月22日 決勝
プエルトリコの旗アメリカ合衆国の旗 51,565人
大会本塁打 81本
大会MVP アメリカ合衆国の旗マーカス・ストローマン
ワールド・ベースボール・クラシック
 < 20132021 > 
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目次

開催地編集

試合方式編集

参考[1][2]

  • 指名打者制を採用
  • ロースター
    • 2017年2月6日までに、最終ロースターに含まれる28選手(投手13人以上、捕手2人以上)と監督1人、コーチ6人のリストを提出する。
    • 予備投手登録が可能(後述)
  • 投手の投球制限
    • ファーストラウンドでは65球まで、セカンドラウンドでは80球まで、決勝ラウンドは95球までを原則とする。
    • 50球以上の投球である場合は中4日以上、30球以上である場合は中1日以上の登板間隔をあけること。
      • ただし準決勝は第1試合も第2試合の日に行われたものとして扱う。
    • 球数に関わらず2日連続で投球した場合は、登板間隔を中1日空けること。
      • 日本語サイトでは「連投」としている訳が多いが、原文では「consecutive day」となっており試合の間隔が1日空いている場合は3試合連続で登板可能である。
    • MLB球団の契約下にある選手は、強化試合にも投球数制限を適用し、49球あるいは個々に設定した投球数のどちらか少ないほうを上限とする。
    • MLB球団の契約下にある投手以外の選手は、強化試合1試合、本大会1試合に登板することができる。
  • 点数差によるコールドゲーム
    • ファースト・セカンドラウンドは、7回以降で10点差以上、あるいは5回以降で15点差以上つけば、コールドゲームとする。
  • 延長戦(タイブレーク)
    • 延長11回からタイブレークを採用。ノーアウト1・2塁の段階という設定から試合を行い、打順は前回のイニングの続きからとし、前イニングの最後から数えて2名がそれぞれ1塁・2塁のランナーとする。
  • ビデオ判定
    • ファースト・セカンドラウンドは、本塁打のみビデオ判定を行う。
    • 決勝ラウンドは、MLB公式戦におけるビデオ判定方式に従う。ただし、「チャレンジ」は行わない。
  • ファースト・セカンドラウンドの順位決定方法(同じ勝率で終了した場合)
    • 1位と2位が同率の場合は、直接対決で勝ったチーム
    • 3チームが2勝1敗で同率の場合は、1位を下記の優先順位で決定し、2位と3位はプレイオフを行う。
    • 3チームが1勝2敗で同率の場合、下記優先順位で最下位チームを決定後、残り2チームでプレイオフを行う。
  1. 同率チームとの対戦で、守備1イニングあたりの失点数が少ない
  2. 同率チームとの対戦で、守備1イニングあたりの自責点数が少ない
  3. 同率チームとの対戦で、打率が高い
  4. WBCIによる抽選

2013年大会からのルール変更点編集

  • 予備投手登録
    • 最終ロースターに含まれる28選手と入れ替えが可能な10人の予備投手を登録することができる。次のラウンドに進出した際に2名まで入れ替え可。
    • 上記28選手の中に予備登録投手を1人〜2人登録し、予備登録投手同士での入れ替えに限る。
    • 予備登録投手は、一度、ほかの投手と入れ替わった場合、再登録することはできない。
  • 敬遠のフォアボールを投手の投球数として数えない
    • キャッチャーが立ち上がるなど明らかに敬遠とわかる動作をしたと主催者が判断し、実際に敬遠のフォアボールを与えた場合、この際に投げたボールを投手の投球数として数えない
    • 2017年シーズンからMLBで、監督が意思を示すだけで(投手が1球も投げずに)敬遠が認められるようになったことに対応したもの

予選編集

2017 ワールド・ベースボール・クラシック 予選英語2017 World Baseball Classic Qualifiers)は、2016年に開催された2017 WBCの予選大会である。前回大会各第1ラウンド最下位のブラジルオーストラリアスペインメキシコの4ヵ国はすでに予選出場国として決定している。今回、前回出場したタイと入れ替わり、パキスタンが新たに招待されることになった[3]

出場国・地域と日程編集

所属連盟 出場国・地域 予選出場回数 本選出場回数
ABSA  南アフリカ 2大会連続2回目 2回
BCO  オーストラリア 初出場 3回
 ニュージーランド 2大会連続2回目 0回
BFA  フィリピン 2大会連続2回目 0回
 パキスタン 初出場 0回
CEB  スペイン 2大会連続2回目 1回
 ドイツ 2大会連続2回目 0回
 イスラエル 2大会連続2回目 0回
 チェコ 2大会連続2回目 0回
 イギリス 2大会連続2回目 0回
 フランス 2大会連続2回目 0回
COPABE  メキシコ 初出場 3回
 ブラジル 2大会連続2回目 1回
 パナマ 2大会連続2回目 2回
 ニカラグア 2大会連続2回目 0回
 コロンビア 2大会連続2回目 0回
予選ラウンド
予選1組(2/11 - 2/14)
 シドニー
  オーストラリア
  ニュージーランド
  フィリピン
  南アフリカ
予選2組(3/17 - 3/20)
 メヒカリ
  メキシコ
  チェコ
  ドイツ
  ニカラグア
予選3組(3/17 - 3/20)
 パナマシティ
  コロンビア
  フランス
  パナマ
  スペイン
予選4組(9/22 - 9/25)
 ブルックリン
  ブラジル
  イギリス
  イスラエル
  パキスタン

予選ラウンド編集

予選1組(シドニーラウンド)編集

1回戦 2回戦 本選進出決定戦
   
試合時間2時間58分 観客529人        
  南アフリカ 7
 
 
  南アフリカ 1
第1試合(2/11 13:00)
   
  ニュージーランド 1
第6試合(2/14 14:00)
 
  オーストラリア 12
  第4試合(2/12 19:30)
   
  フィリピン 1
 
 
  オーストラリア 4
第2試合(2/11 19:30)
   
  オーストラリア 11
試合時間2時間46分 観客2,237人
試合時間2時間56分 観客1,442人
 
敗者復活1回戦 敗者復活2回戦
 
         
  南アフリカ 9
  試合時間3時間29分 観客1,766人
 
  ニュージーランド 17   南アフリカ 5
第5試合(2/13 18:30)
     
  ニュージーランド 2
第3試合(2/12 13:00)  
   
  フィリピン 7
試合時間3時間32分 観客1,367人
 
 
試合時間3時間18分 観客623人

予選2組(メヒカリラウンド)編集

1回戦 2回戦 本選進出決定戦
   
試合時間3時間34分 観客3,773人        
  ドイツ 4
 
 
  ニカラグア 0
第1試合(3/17 12:30)
   
  ニカラグア 5
第6試合(3/20 19:00)
 
  メキシコ 12
  第4試合(3/18 19:30)
   
  チェコ 1
 
 
  メキシコ 11
第2試合(3/17 19:30)
   
  メキシコ 2
試合時間2時間32分 観客12,715人
試合時間2時間29分 観客14,711人
 
敗者復活1回戦 敗者復活2回戦
 
         
  ニカラグア 7
  試合時間2時間48分 観客16,521人
 
  ドイツ 3   ニカラグア 1
第5試合(3/19 18:00)
     
  チェコ 6
第3試合(3/18 12:30)  
   
  チェコ 15
試合時間3時間57分 観客6,558人
 
 
試合時間2時間59分 観客2,187人

予選3組(パナマシティラウンド)編集

1回戦 2回戦 本選進出決定戦
   
試合時間3時間42分 観客2,145人        
  コロンビア 9
 
 
  コロンビア 6
第1試合(3/17 13:00)
   
  スペイン 2
第6試合(3/20 18:00)
 
  コロンビア 2
  第4試合(3/18 20:00)
   
  フランス 2
 
 
  パナマ 3
第2試合(3/17 20:00)
   
  パナマ 9
試合時間3時間11分 観客12,559人
試合時間2時間41分 観客11,744人
 
敗者復活1回戦 敗者復活2回戦
 
         
  パナマ 7
  試合時間3時間07分 観客6,204人
 
  スペイン 3   パナマ 1
第5試合(3/19 20:00)
     
  フランス 4
第3試合(3/18 13:00)  
   
  フランス 5
試合時間3時間19分 観客2,016人
 
 
試合時間3時間42分 観客852人

予選4組(ブルックリンラウンド)編集

1回戦 2回戦 本選進出決定戦
   
試合時間2時間40分 観客1,210人        
  パキスタン 0
 
 
  ブラジル 0
第1試合(9/22 12:09)
   
  ブラジル 10
第6試合(9/25 18:10)
 
  イスラエル 9
  第4試合(9/23 12:08)
   
  イギリス 2
 
 
  イスラエル 1
第2試合(9/22 19:08)
   
  イスラエル 5
試合時間2時間56分 観客1,862人
試合時間3時間08分 観客3,919人
 
敗者復活1回戦 敗者復活2回戦
 
         
  ブラジル 3
  試合時間2時間44分 観客2,016人
 
  パキスタン 0   イギリス 1
第5試合(9/24 20:07)
     
  イギリス 4
第3試合(9/23 19:09)  
   
  イギリス 14
試合時間2時間54分 観客1,480人
 
 
試合時間2時間49分 観客1,359人

予選結果編集

 予選1組  予選2組  予選3組  予選4組
本選進出   オーストラリア   メキシコ   コロンビア   イスラエル
本選進出決定戦敗退   南アフリカ共和国   ニカラグア   パナマ   イギリス
敗者復活2回戦敗退   ニュージーランド   チェコ   フランス   ブラジル
敗者復活1回戦敗退   フィリピン   ドイツ   スペイン   パキスタン

出場国・地域と日程編集

予選名 所属連盟 出場国・地域 出場回数 出場決定日
予選免除 BFA   日本 4大会連続4回目
  チャイニーズタイペイ 4大会連続4回目
  韓国 4大会連続4回目
  中国 4大会連続4回目
CEB   オランダ 4大会連続4回目
  イタリア 4大会連続4回目
COPABE   ドミニカ共和国 4大会連続4回目
  プエルトリコ 4大会連続4回目
  アメリカ合衆国 4大会連続4回目
  キューバ 4大会連続4回目
  ベネズエラ 4大会連続4回目
  カナダ 4大会連続4回目
予選1組1位 BCO   オーストラリア 4大会連続4回目 2016年2月14日
予選2組1位 COPABE   メキシコ 4大会連続4回目 2016年3月20日
予選3組1位   コロンビア 初出場 2016年3月20日
予選4組1位 CEB   イスラエル 初出場 2016年9月25日
第1ラウンド 第2ラウンド 準決勝 決勝
A組 (3/6 - 3/10)
 ソウル
  オランダ
  チャイニーズタイペイ
  韓国
  イスラエル
E組 (3/12 - 3/16)
 東京
A組1位
  イスラエル
B組1位
  日本
A組2位
  オランダ
B組2位
  キューバ
準決勝1組 (3/20)
 ロサンゼルス
F組1位
 プエルトリコ
E組2位
 オランダ

準決勝2組 (3/21)
 ロサンゼルス

E組1位
 日本
F組2位
  アメリカ合衆国
決勝 (3/22)
 ロサンゼルス
  プエルトリコ
  アメリカ合衆国
B組 (3/7 - 3/11)
 東京
  日本
  キューバ
  中国
  オーストラリア
C組 (3/9 - 3/13)
 マイアミ
  ドミニカ共和国
  アメリカ合衆国
  カナダ
  コロンビア
F組 (3/14 - 3/19)
 サンディエゴ
C組1位
  ドミニカ共和国
D組1位
  プエルトリコ
C組2位
  アメリカ合衆国
D組2位
  ベネズエラ
D組 (3/9 - 3/13)
 ハリスコ
  プエルトリコ
  イタリア
  ベネズエラ
  メキシコ

本大会の進行編集

第1ラウンド編集

A組(ソウルラウンド)編集

順位 チーム名         勝数 敗数 得点 失点
1  イスラエル - ○4-2 ○2-1 ○15-7 3 0 21 10
2  オランダ ●2-4 - ○5-0 ○6-5 2 1 13 9
3  韓国 ●1-2 ●0-5 - ○11-8 1 2 12 15
4  チャイニーズタイペイ ●7-15 ●5-6 ●8-11 - 0 3 20 32
日程 ビジター スコア ホーム 試合開始 試合時間 観客動員
3月6日 イスラエル  2-1  韓国 10 18時39分 4時間11分 15,470人
3月7日 イスラエル  15-7  チャイニーズタイペイ 12時09分 3時間54分 3,287人
韓国  0-5  オランダ 18時39分 3時間03分 15,184人
3月8日 チャイニーズタイペイ  5-6  オランダ 18時38分 3時間21分 3,606人
3月9日 オランダ  2-4  イスラエル 12時08分 3時間12分 2,739人
韓国  11-8  チャイニーズタイペイ 10 18時38分 4時間40分 12,000人
3月10日 プレイオフ(開催せず)

B組(東京ラウンド)編集

順位 チーム名         勝数 敗数 得点 失点
1  日本 - ○11-6 ○4-1 ○7-1 3 0 22 8
2  キューバ ●6-11 - ○4-3 ○6-0 2 1 16 14
3  オーストラリア ●1-4 ●3-4 - ○11-0 1 2 15 8
4  中国 ●1-7 ●0-6 ●0-11 - 0 3 1 24
日程 ビジター スコア ホーム 試合開始 試合時間 観客動員
3月7日 キューバ  6-11  日本 19時09分 3時間56分 44,908人
3月8日 中国  0-6  キューバ 12時08分 3時間14分 39,102人
日本  4-1  オーストラリア 19時09分 3時間18分 41,408人
3月9日 オーストラリア  11-0  中国 8 19時08分 2時間59分 3,013人
3月10日 オーストラリア  3-4  キューバ 12時08分 3時間36分 38,050人
中国  1-7  日本 19時09分 2時間41分 40,053人
3月11日 プレイオフ(開催せず)

C組(マイアミラウンド)編集

順位 チーム名         勝数 敗数 得点 失点
1  ドミニカ共和国 - ○7-5 ○10-3 ○9-2 3 0 26 10
2  アメリカ合衆国 ●5-7 - ○3-2 ○8-0 2 1 16 9
3  コロンビア ●3-10 ●2-3 - ○4-1 1 2 9 14
4  カナダ ●2-9 ●0-8 ●1-4 - 0 3 3 21
日程 ビジター スコア ホーム 試合開始 試合時間 観客動員
3月10日 カナダ  2-9  ドミニカ共和国 18時10分 3時間14分 27,388人
3月11日 コロンビア  2-3  アメリカ合衆国 10 18時08分 3時間25分 22,580人
3月12日 コロンビア  4-1  カナダ 12時09分 2時間54分 17,209人
アメリカ合衆国  5-7  ドミニカ共和国 18時39分 3時間38分 37,446人
3月13日 ドミニカ共和国  10-3  コロンビア 11 12時39分 4時間44分 36,952人
カナダ  0-8  アメリカ合衆国 19時08分 3時間01分 22,303人
3月14日 プレイオフ(開催せず)

D組(ハリスコラウンド)編集

順位 チーム名         プレイオフ 勝数 敗数 得点 失点
失点率 試合
1  プエルトリコ - ○11-0 ○9-3 ○9-4 3 0 29 7
2  ベネズエラ ●0-11 - ○11-10 ●9-11 1.105 ○4‐3 1 2 20 32
3  イタリア ●3-9 ●10-11 - ○10-9 1.053 ●3-4 1 2 23 29
4  メキシコ ●4-9 ○11-9 ●9-10 - 1.118 1 2 24 28
日程 ビジター スコア ホーム 試合開始 試合時間 観客動員
3月10日 メキシコ  9-10  イタリア 20時10分 3時間39分 14,296人
3月11日 ベネズエラ  0-11  プエルトリコ 7 20時09分 2時間43分 14,806人
3月12日 ベネズエラ  11-10  イタリア 10 14時08分 4時間43分 12,187人
プエルトリコ  9-4  メキシコ 20時40分 3時間40分 15,647人
3月13日 イタリア  3-9  プエルトリコ 13時42分 2時間42分 11,925人
メキシコ  11-9  ベネズエラ 20時08分 4時間44分 15,489人
3月14日 ベネズエラ  4-3  イタリア 19時09分 3時間26分 1,783人

第2ラウンド編集

E組(東京ラウンド)編集

順位 チーム名         勝数 敗数 得点 失点
1  日本 - ○8-6 ○8-3 ○8-5 3 0 24 14
2  オランダ ●6-8 - ○12-2 ○14-1 2 1 32 11
3  イスラエル ●3-8 ●2-12 - ○4-1 1 2 9 21
4  キューバ ●5-8 ●1-14 ●1-4 - 0 3 7 26
日程 ビジター スコア ホーム 試合開始 試合時間 観客動員
3月12日 キューバ  1-4  イスラエル 12時08分 3時間14分 43,153人
日本  8-6  オランダ 11 19時08分 4時間46分 44,326人
3月13日 オランダ  12-2  イスラエル 8 19時08分 3時間04分 5,017人
3月14日 キューバ  5-8  日本 19時08分 3時間25分 32,717人
3月15日 オランダ  14-1  キューバ 7 12時08分 2時間19分 40,680人
イスラエル  3-8  日本 19時08分 3時間28分 43,179人
3月16日 プレイオフ (開催せず)

F組(サンディエゴラウンド)編集

順位 チーム名         勝数 敗数 得点 失点
1  プエルトリコ - ○6-5 ○3-1 ○13-2 3 0 22 8
2  アメリカ合衆国 ●5-6 - ○6-3 ○4-2 2 1 15 11
3  ドミニカ共和国 ●1-3 ●3-6 - ○3-0 1 2 7 9
4  ベネズエラ ●2-13 ●2-4 ●0-3 - 0 3 4 20
日程 ビジター スコア ホーム 試合開始 試合時間 観客動員
3月14日 ドミニカ共和国  1-3  プエルトリコ 18時08分 3時間16分 16,637人
3月15日 ベネズエラ  2-4  アメリカ合衆国 18時08分 3時間13分 16,635人
3月16日 ベネズエラ  0-3  ドミニカ共和国 19時09分 4時間05分 16,390人
3月17日 アメリカ合衆国  5-6  プエルトリコ 19時09分 3時間09分 32,463人
3月18日 プエルトリコ  13-2  ベネズエラ 12時39分 3時間24分 20,778人
アメリカ合衆国  6-3  ドミニカ共和国 19時09分 3時間41分 43,002人
3月19日 プレイオフ (開催せず)

準決勝・決勝(ロサンゼルスラウンド)編集

準決勝 決勝
 
試合時間4時間19分 観客24,865人      
 オランダ 3
第3試合(3/22 18:21)
 
 プエルトリコ 0
第1試合(3/20 18:09)[4]
   
 プエルトリコ 4
 
 
   
 日本 1
試合時間3時間30分 観客51,565人
 
 アメリカ合衆国 8
第2試合(3/21 18:10)
   
 アメリカ合衆国 2
 
試合時間3時間12分 観客33,462人

最終順位編集

成績 チーム 試合 勝数 敗数 勝率 得点 失点
優勝  アメリカ 8 6 2 0.750 41 21
準優勝  プエルトリコ 8 7 1 0.875 55 23
ベスト4
(準決勝敗退)
 日本 7 6 1 0.857 47 24
 オランダ 7 4 3 0.571 48 24
ベスト8
(第2ラウンド敗退)
 ドミニカ共和国 6 4 2 0.666 33 19
 イスラエル 6 4 2 0.666 30 31
 キューバ 6 2 4 0.333 23 40
 ベネズエラ 7 2 5 0.285 28 52
ベスト12
(第1ラウンド敗退)
 オーストラリア 3 1 2 0.333 15 8
 韓国 3 1 2 0.333 12 15
 コロンビア 3 1 2 0.333 9 14
 イタリア 4 1 3 0.25 26 33
予選降格
(第1ラウンド敗退)
 メキシコ 3 1 2 0.333 24 28
 チャイニーズタイペイ 3 0 3 0.000 20 32
 カナダ 3 0 3 0.000 3 21
 中国 3 0 3 0.000 1 24

表彰選手編集

守備位置 選出選手 所属球団
最優秀選手(MVP)
 マーカス・ストローマン  トロント・ブルージェイズ
オールWBCチーム
投手  千賀滉大  福岡ソフトバンクホークス
 マーカス・ストローマン  トロント・ブルージェイズ
 ジョシュ・ゼイド  セントルイス・カージナルス傘下
捕手  ヤディアー・モリーナ  セントルイス・カージナルス
一塁手  エリック・ホズマー  カンザスシティ・ロイヤルズ
二塁手  ハビアー・バエズ  シカゴ・カブス
三塁手  カルロス・コレア  ヒューストン・アストロズ
遊撃手  フランシスコ・リンドーア  クリーブランド・インディアンス
外野手  ウラディミール・バレンティン  東京ヤクルトスワローズ
 グレゴリー・ポランコ  ピッツバーグ・パイレーツ
 クリスチャン・イエリッチ  マイアミ・マーリンズ
指名打者  カルロス・ベルトラン  ヒューストン・アストロズ
東京ラウンド(第2ラウンド)MVP
 ウラディミール・バレンティン  東京ヤクルトスワローズ
サンディエゴラウンドMVP
 ヤディアー・モリーナ  セントルイス・カージナルス
ソウルラウンドMVP
 ライアン・ラバーンウェイ   オークランド・アスレチックス傘下
東京ラウンド(第1ラウンド)MVP
 筒香嘉智   横浜DeNAベイスターズ
マイアミラウンドMVP
 マニー・マチャド   ボルチモア・オリオールズ
ハリスコラウンドMVP
 フランシスコ・リンドーア  クリーブランド・インディアンス

2017年大会開催までの主な出来事編集

2013年
2015年
2016年
2017年
  • 1月6日 - 今大会から新ルールとして「予備投手枠」が設けられることが発表された。登録メンバー28人とは別に、10人まで予備投手を登録することができ、第1、第2ラウンド終了時に各2人まで入れ替えることができる[18]
  • 2月7日 - 今大会で採用されるルールが発表された[19]
  • 2月8日 - 全16チームの登録メンバー28人と予備投手が発表された。当日はMLBネットワークおよびMLBの無料動画サイトにおいて、1時間の特集番組が放送配信された[20]
  • 2月16日 - MLB機構コミッショナーのロブ・マンフレッドは、フロリダキャンプ地で行われたインタビューで、改めてWBC廃止報道を否定した。「この大会はまだ潜在的な可能性を秘めており、最高のスポーツイベントに成長させていく」と繰り返し強調した。MLB球団関係者が、所属選手の怪我リスクや、選手を手の届く範囲で管理できないことから、大会参加への圧力になっていることについては、「球団オーナーたちは全会一致でWBCをサポートしていくことで支持している」と語った。また、選手から批判される開催時期について、「早春の開催は欠点である」と認識しており、「開催時期の代替案を今後も協議していく」と語った[21]
  • 2月23日 - 今大会のマーケティングパートナーが発表された。5大陸15ヵ国から多くの企業がグローバル、チーム、会場のパートナーとなった。大会全体のパートナーとなるグローバルパートナーには、ガンホーウブロ日本通運野村證券の4社が、また大会の移動サポートとしてデルタ航空が担当する。チームパートナーには23という記録的な数の企業がパートナーとなる[22]
  • 3月6日 - 2017WBC開幕。

第4回大会の傾向と問題点編集

メキシコ敗退 “8回0/3”騒動編集

メキシコ開催の第1ラウンドD組4日目は、昼の試合でプエルトリコイタリアに勝利したため、夜の試合でメキシコベネズエラに勝利すると、イタリア、ベネズエラ、メキシコの3チームの勝敗が1勝2敗で並び、プレイオフ開催の可能性があった。この場合、当該3チームの対戦における失点率最下位はプレイオフに出場せず自動的に4位が確定するため、夜の試合はメキシコが勝利したとしても、失点率により3チームのプレイオフ進出が左右される状況であった。この日の前日、メキシコ側には「ベネズエラに2点差以上で勝利すればプレイオフに進出できる」と伝わっており、また当日のMLBネットワークでの中継においても同様に紹介されていた。そして試合はその2点差でメキシコがベネズエラに勝利し、選手や地元メキシコファンたちはプレイオフ進出に喜び、テレビ中継や大会公式メディアにおいても、明日のプレイオフは「イタリア対メキシコ」であることが紹介された。

しかし試合終了から約30分後に事態は急転、大会運営から「イタリアとベネズエラがプレイオフに進出」したことが発表された。原因は失点率計算におけるイニング数にあった。10日のメキシコ対イタリア戦において、メキシコは9回無死でイタリアにサヨナラ負けを喫していたが、この“9回無死”は公式記録上“8回0/3”となり、失点率計算上では“9回”ではなく“8回”として扱われるのである。これに関係者が気づかずに“9回”として失点率を計算してしまったがために、メキシコとベネズエラの順位が入れ替わるという騒動に発展してしまった(日本でこの試合を中継したJ SPORTSでは「3点差以上で勝利」と正しく紹介していたため、現地放送の紹介との違いに混乱する場面もあった)。これに対しメキシコはすぐに抗議。大会ルールには「イニング数には不完全なイニング(partial innings)も含める」と記載されており、この“9回無死”はイニング数に含まれるものである、と主張した。しかし大会運営はこれを認めることはなかった。不完全なイニングを認識する唯一の方法は守備機会により1アウトを記録することであり、投手の防御率など様々な記録もこれに基づいているため、異なる解釈を適用すると矛盾してしまい非論理的である、と説明した。

メキシコのE・ゴンザレス監督は試合後の記者会見で、試合前にコーチ陣と失点率についてミーティングを行い、大会運営にも5回ルール確認の電話をしたが明確な返事はなかった、と語った。「もし知っていたら我々は努力していた。裁判になれば、(メキシコ側に)有利な判決が下るだろう」、「物事を変えるのは、無礼だと思う。試合前の解釈が、多くを変えてしまった」と大会運営を強く批判した。チームの主将でメジャーリーガーのA・ゴンザレス選手もツイッターで「なんてダメな大会なんだ!」と投稿。後日、記者の取材にも「WBCなんて二度と出場しない。あんな大会から去ることができて良かったよ。運営側は野球のワールドカップを目指しているようだが、あれではリトルリーグのワールドシリーズにも及ばない。MLB機構のお偉いさんにも言ってやったよ。“お前らのやっていることは矛盾だらけ。嘘ばかりだ”とね」と怒りが収まらない様子であった。[23][24][25][26][27]

テレビ・ラジオ放送編集

本大会は世界で51のメディアと放送契約を結び、182の国と地域において放送される[28]

日本国内での放送編集

第1ラウンド
第2ラウンド
決勝ラウンド

日本国外での放送編集

アメリカ国内では、英語放送をMLBネットワークが、スペイン語放送をESPNデポルテスが独占放送権を獲得、放送する。またMLB.TVでネット配信される[28]

世界的な広告代理店であるMP & Silvaがアメリカ、プエルトリコ日本を除く世界の全メディア配信権を獲得、各国地域に提供される[29]

大会主催・スポンサー編集

主催[30]:ワールド・ベースボール・クラシック・インク(WBCI)

グローバルパートナー[30]ガンホー・オンライン・エンターテイメントウブロ日本通運野村證券

トラベルサポート[22]デルタ航空

各ラウンド主催・スポンサー

  • 東京ラウンド[30]
主催:WBCI、読売新聞社
特別協賛:ガンホー・オンライン・エンターテイメント、日本通運、アサヒビール(冠協賛)
協賛イオンフィナンシャルサービスENEOS、ウブロ、野村證券
公式プレイガイドローソンチケット
協力ミズノブルックス・ブラザーズ・ジャパンJTBザバス
  • ソウルラウンド
  • マイアミラウンド
  • ハリスコラウンド
  • サンディエゴラウンド
  • ロサンゼルスラウンド

脚注編集

  1. ^ 2017 WORLD BASEBALL CLASSIC”. TBSテレビ. 2017年3月3日閲覧。
  2. ^ WBC公式ルール(英語)”. MLB公式. 2017年3月17日閲覧。
  3. ^ a b “2017 World Baseball Classic qualifiers are set”. MLB.com. (2015年9月17日). http://m.mlb.com/news/article/150118388/2017-world-baseball-classic-qualifiers-are-set 2015年9月18日閲覧。 
  4. ^ 延長11回
  5. ^ <WBC>韓国、2017大会誘致の必要性と可能性は?(中央日報2013年3月6日 2015年10月12日閲覧)
  6. ^ “主催者「ホームラン級の成功」/WBC”. 日刊スポーツ. (2013年3月21日). http://www.nikkansports.com/baseball/wbc/2013/news/p-bb-tp0-20130321-1100684.html 2013年4月4日閲覧。 
  7. ^ “WBCよりもMLB優先、不振米国が直面するジレンマ”. sportsnavi. (2013年3月22日). http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/baseball/japan/2013/columndtl/201303220007-spnavi 2013年4月4日閲覧。 
  8. ^ “台湾、WBC招致断念 韓国開催なるか 「米大リーグにやられた」=関係者”. フォーカス台湾. (2016年5月19日). http://japan.cna.com.tw/search/201605190014.aspx?q=WBC 2016年7月5日閲覧。 
  9. ^ “Asian venues, pools for 2017 World Baseball Classic announced”. MLB.com. (2016年8月2日). http://m.mlb.com/news/article/193157924/asian-venues-pools-for-2017-world-baseball-classic-announced/ 2016年8月3日閲覧。 
  10. ^ “Dodger Stadium will host 2017 World Baseball Classic final”. worldbaseballclassic.com. (2016年8月26日). http://www.worldbaseballclassic.com/news/article/197599642/ 2016年8月26日閲覧。 
  11. ^ “2017 World Baseball Classic Ticket Strip Presale Form”. worldbaseballclassic.com. (2016年8月26日). http://www.worldbaseballclassic.com/ticketing/strips-presale 2016年8月26日閲覧。 
  12. ^ “2017 WORLD BASEBALL CLASSIC™1次・2次ラウンド 東京プールの開催概要が決定”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. (2016年11月10日). http://www.japan-baseball.jp/jp/news/press/20161110_4.html 2016年11月13日閲覧。 
  13. ^ “WBC来年3月6日開幕に変更 日本1次RはB組”. 日刊スポーツ. (2016年11月12日). http://www.nikkansports.com/baseball/news/1737288.html 2016年11月13日閲覧。 
  14. ^ “World Baseball Classic schedule released”. worldbaseballclassic.com. (2016年11月16日). http://www.worldbaseballclassic.com/news/article/208916214/ 2016年11月16日閲覧。 
  15. ^ “【WBC】侍メジャー全員予備登録…2月最終登録28選手に絞る”. スポーツ報知. (2016年12月2日). http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20161202-OHT1T50042.html 2016年12月3日閲覧。 
  16. ^ 24 All-Stars among initial confirmed players for 2017 World Baseball Classic MLB.com Press Release (英語) (2016年12月5日) 2016年12月15日閲覧
  17. ^ “WBC Update: Manfred stelt toekomst toernooi veilig”. SPORTAMERIKA. (2016年12月24日). http://www.sportamerika.nl/wbc-update-commissioner-manfred-stelt-toekomst-toernooi-veilig 2016年12月29日閲覧。 
  18. ^ “WBC登録メンバーに予備投手枠 米国はカーショーら大物登録も”. スポニチアネックス. (2017年1月7日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/01/07/kiji/20170106s00001007148000c.html 2017年2月3日閲覧。 
  19. ^ “'17 World Baseball Classic rules announced”. MLB.com. (2017年2月7日). http://m.mlb.com/news/article/215425078/2017-world-baseball-classic-rules-announced/ 2017年2月10日閲覧。 
  20. ^ “Globe swatters: 63 All-Stars in WBC '17”. MLB.com. (2017年2月8日). http://m.mlb.com/news/article/215511336/2017-world-baseball-classic-rosters-unveiled/?topicid=209143850 2017年2月10日閲覧。 
  21. ^ “Manfred insists MLB is committed to World Baseball Classic beyond 2017”. SPORTSNET. (2017年2月16日). http://www.sportsnet.ca/baseball/mlb/manfred-insists-mlb-committed-world-baseball-classic-beyond-2017/ 2017年2月21日閲覧。 
  22. ^ a b “Marketing partners worldwide align with 2017 World Baseball Classic”. MLB.com. (2017年2月23日). http://m.mlb.com/news/article/216830652/marketing-partners-worldwide-align-with-2017-world-baseball-classic/ 2017年3月4日閲覧。 
  23. ^ “ぬか喜びメキシコ、規定勘違い…プレーオフ逃す”. 読売新聞オンライン. (2017年3月14日). http://www.yomiuri.co.jp/wbc/2017/news/20170314-OYT1T50002.html 2017年3月24日閲覧。 
  24. ^ “メキシコ、難解ルールで敗退の“真相” 電話で5度確認も「返事なかった」(1)”. Full-Count. (2017年3月14日). https://full-count.jp/2017/03/14/post61183/ 2017年3月24日閲覧。 
  25. ^ “メキシコ、難解ルールで敗退の“真相” 電話で5度確認も「返事なかった」(2)”. Full-Count. (2017年3月14日). https://full-count.jp/2017/03/14/post61183/2/ 2017年3月24日閲覧。 
  26. ^ “メキシコ主将ゴンザレス いまだ怒り収まらず「WBCなんて二度と出ない」”. スポニチアネックス. (2017年3月16日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/03/16/kiji/20170316s00001007268000c.html 2017年3月24日閲覧。 
  27. ^ “Statement issued on Pool D tiebreaker ruling”. MLB.com. (2017年3月13日). http://m.mlb.com/news/article/219245542/world-baseball-classic-statement-on-tiebreaker/ 2017年3月24日閲覧。 
  28. ^ a b “Broadcast partners ready to deliver Classic to fans”. MLB.com. (2017年3月6日). http://m.mlb.com/news/article/218145488/broadcast-partners-ready-to-deliver-wbc-17/ 2017年3月18日閲覧。 
  29. ^ “World Baseball Classic Inc. Grants MP & Silva Media Distribution Rights for 2017 World Baseball Classic”. MLB.com. (2016年2月22日). http://mlb.mlb.com/pa/releases/releases.jsp?content=022316 2017年3月18日閲覧。 
  30. ^ a b c “大会概要”. wbc2017.jp. (2017年2月23日). http://www.wbc2017.jp/overview/ 2017年3月4日閲覧。 

外部リンク編集