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長城汽車 賽鈴

長城汽車股份有限公司(英:Great Wall Motor Company Limited、簡体字:长城汽车、略称:GWM / GW)は、中国最大の私有自動車メーカーである。

目次

歴史編集

長城汽車は香港証券取引所における中国最初の私有自動車メーカーであり、1984年に17億香港ドルの投資を受けて設立された。そして、10年に及ぶ成長ののち、保定市最大の納税者となった。

2004年9月には、欧州市場にCUVの輸出を開始し、世界進出の一歩とした。現在は収益の約3分の1を輸出が占めている。

2017年8月、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のブランドであるジープの買収に意欲を示したと報じられる一方[1]、長城汽車は「不確実」であるとして現時点の進展はないとした[2]

車種編集

CUV編集

SUV編集

ピックアップ編集

乗用車編集

コンパクトカー編集

ミニバン編集

生産拠点編集

生産拠点は主に保定に存在する。施設総面積は1,800,000m2で、最高年間300,000台生産することができる。2007年には最高生産台数が400,000台に到達する。

また、2007年8月23日に、ウクライナに工場を設置した。2014年5月、上海でのアジア相互協力信頼醸成措置会議で投資契約をロシアのトゥーラ州と締結、2019年6月からSUVの生産をトゥーラ工場で開始している。 さらに、イランの自動車メーカーDiar社は長城汽車の製品を生産している。

中国国外での販売編集

2006年に最初の輸出車としてホーバーが西ヨーロッパに輸出され、イタリアでは30,000台が販売された。そして世界108カ国に販売拠点を置いている。また、同年5月にはキューバにおいてディアーの販売が開始された。

さらに、ペルー市場においてはゾナ・モーターズによって同年にセーフとホーバーの販売が開始された。

類似性の問題編集

同社のSUV「セーフ」はトヨタ・ハイラックスサーフ(2代目)に、「セーラー」は日産・フロンティア(初代後期型)に外観が酷似しているなどの指摘があり[3]、さらにフィアットは、長城汽車の「ペリ」(精靈)が自社の「パンダ(2代目)」に類似しているとしてトリノ・中国双方の裁判所に訴訟したが、トリノ側のみが罰金の支払いを命じた[4]。なお同車は日産・ノートとの一部類似性も指摘されている[5]

なお、他にも他車との類似性を指摘されている車両が多く存在する。

その他編集

2015年には日産自動車G11型ブルーバードシルフィ等のチーフデザイナーを務めた中島敬が長城に移籍し、テクニカルセンターVP(Vice President)と造形設計2部のエグゼクティブ・デザインディレクターを兼任している。また、中島の就任に伴い、長城は日本の横浜市にもデザインスタジオを設ける[6]

参照編集

脚注編集

外部リンク編集