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長津田検車区(ながつたけんしゃく)は、神奈川県横浜市緑区に所在し、敷地は東京都町田市に跨る、東急電鉄車両基地組織の名称である。

川崎市宮前区に付属施設の長津田検車区鷺沼車庫(ながつたけんしゃくさぎぬましゃこ)を有する。

管理棟(2007年7月8日)
留置線(2007年7月8日)

概要編集

東急田園都市線こどもの国線長津田駅の西側にあり、多くの留置線を擁する東急電鉄最大の車両基地である。田園都市線・大井町線・こどもの国線の車両を主に担当するが、しばしば上記路線以外の車両も検査などで回送されてくる。

  • 敷地面積:70081m2
  • 建物面積:6581m2
  • 最大留置車両数:404両
  • 留置線:18本
    • 月検査線(K線):3本
    • 転削線:1本
    • 洗浄線:2本
      • 洗浄機設置:1本
  • 留置線:3本(旧解体線)
  • 実施検査:仕業検査月検査

南側をJR横浜線が通っており、車窓からも見える。

なお、一部の留置線を使用して東武ATSの設置や車内LED案内装置・ドアチャイム装置取り付けなどの車両改造が行われる場合がある。

鷺沼車庫編集

鷺沼駅の北西側に付属施設として鷺沼車庫を有する。かつてあった鷺沼検車区が移転して長津田検車区が成立した際に一部の車庫が残されたものである。なお、残りの車庫(反対側の南東側)は帝都高速度交通営団へと移譲され、現在は東京地下鉄鷺沼検車区となっている。

主に大井町線の車両の留置に使用されているが、2000年代後半以降は8000系8500系の廃車・運用離脱が進行していることに伴い当区内が手狭になっているため、鷺沼車庫に車両を疎開留置するケースも見られる。

  • 敷地面積:9895m2
  • 最大留置両数:60両

沿革編集

所属車両編集

田園都市線編集

  • 8500系:10両編成24本、240両
  • 5000系:10両編成18本、180両(保留車除く)
  • 2020系:10両編成9本、90両

大井町線編集

  • 7500系:3両(総合検測車)
  • 9020系:5両編成3本、15両
  • 9000系:5両編成15本、75両
  • 6000系:7両編成6本、42両
  • 6020系:7両編成2本、14両

こどもの国線編集

所属以外で留置される車両編集

田園都市線直通車両編集

なお、東急車輛製造総合車両製作所で落成した世田谷線用以外の車両の受領を担当するほか、日本車輌製造で製造された営団(当時)08系も当区へ甲種輸送された。

1993年7月から、上田交通(現・上田電鉄)別所線で使用されていた旧5000系5200系の先頭車各1両(デハ5001およびデハ5201)を登場時の姿に復元して当区で保管していたが、2000年2月に保管場所を東急車輛製造本社(現・総合車両製作所横浜事業所)構内に移している。なお、デハ5001は車体を一部カットの上で2006年10月から渋谷駅ハチ公口前で展示している。

現況編集

5000系の増備に伴う8000系8500系の廃車・運用離脱が進行していることに伴い、休車留置の車両が増えたため、検車区内は手狭になっている。このため、かつて車両の解体に使用されていた引き込み線(通称:解体線)を整備して拡張工事が行われた。2008年現在、車両の解体は長津田車両工場より陸送の上、別の施設で実施されている。

なお、このような東急の検車区などの施設は、一般公開をあまり実施していない。

付記編集

J-POPバンド175Rが「空に唄えば」のプロモーションビデオ撮影に当区を使用したことがある。

関連項目編集