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鳩子の海』(はとこのうみ)は、1974年昭和49年)4月1日から1975年(昭和50年)4月5日まで放送されたNHK連続テレビ小説の第14作。

鳩子の海
ジャンル ドラマ
脚本 林秀彦、中井多津夫
出演者 斉藤こず恵藤田三保子
岡田裕介
夏八木勲
ほか
ナレーター 藤田三保子
時代設定 昭和20年~50年
制作 NHK
放送
放送国・地域 日本の旗 日本
放送期間 1974年4月1日 - 1975年4月5日
放送時間 月曜 - 土曜8:15~8:30
放送枠 連続テレビ小説
放送分 15分
回数 312[1]
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1974〜75年の平均視聴率は47.2%、最高視聴率は53.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)[2]

概要編集

  • 広島への原爆投下など、戦争のショックで記憶を失い、瀬戸内の港町(山口県熊毛郡上関町[3])で育てられた少女の放浪の軌跡を描いた。なお、このドラマの舞台の一つとなった結城紬の産地問屋・奥順の「結城紬ミュージアム つむぎの館」(茨城県結城市)には、2014年時点においても本作の資料が保管されている[4]
  • ヒロインの子役を演じた斎藤こず恵はこの作品でデビューし、第7回テレビ大賞特別賞を受賞した。
  • NHK公式には第1回、最終回及び家庭用VTRで寄贈された38話分が現存されている。当時は放送局用ビデオテープ(2インチVTR)が非常に高価で大型だったために放送終了後に消去された。
  • 放送中、番組を見たという広島市在住の被爆者の老人(男性)が、市内萬代橋近くで見たという被爆後の惨状を描いた絵を広島放送局に持参してきた。広島局ではこれをきっかけに市民から原爆の絵を募集したところ、多くの絵が寄せられた。以後広島局では原爆体験を後世に伝える活動を続けており、現在[いつ?]は毎年手紙を募集して8月6日前後に放送で紹介している(詳細は原爆の絵運動参照)。
  • 劇中で頻繁に流され本作品「イメージソング」的位置づけになっている挿入歌「日本よ日本」は、戦争末期、軍を脱走中の天兵と出会った少女時代の鳩子が、戦意高揚のための歌曲募集に応募するため天兵とともに即興で作詞作曲した歌という設定である。
  • 本作の後、放送期間が1年間の作品は83年度の『おしん』まで途絶えた。
  • このドラマの舞台の一つである山口県柳井市にあるあさひ製菓の主要商品「鳩子の海」はこのドラマにちなんで命名され、90年代前後に「果子乃季」に改称されるまでは「鳩子の海本舗」という店名で店舗展開していた[要出典]

スタッフ編集

キャスト編集

原作編集

放送と機を一にして、日本放送出版協会より3冊が原作として出版された。著者は林秀彦。

  • 『鳩子 海流篇』1974年7月25日
  • 『鳩子 風紋篇』1974年12月1日
  • 『鳩子 天象篇』1975年4月1日

脚注編集

外部リンク編集