< 2010年 | 2010年のスポーツ

概説 編集

この年は、柔道の国際化が進展する一方で、柔道の基本から逸脱した技が横行してきた状況を正し、柔道の基本に帰ろうとする動きが本格的になった。IJF審判理事等が提唱し承認された新しいIJFルールにより東京で世界選手権が開かれた(2010年世界柔道選手権大会)が、一部の選手がこうした原点回帰を受け入れず、試合の判定に不満を持ちマナーに反する行動をとった。これらは今後懲罰の対象となる。

その一方で、スポーツとしての柔道を普及させる動きも続き、前年から導入されたランキングシステムが、2012年ロンドンオリンピック出場権獲得に向けて大きく意味を持つこととなった。この年5月以降に開かれる国際大会からその対象となり、次年4月までについては対象となる大会で獲得したポイントの半分が出場権決定の比較対象となる。

主要トピック 編集

3月 編集

  • 11日 - 全日本柔道連盟は来年から国内大会でも足を掴んだりすることを禁止するIJFルールを適用すると正式決定。

8月 編集

9月 編集

10月 編集

  • 15日 - 2000年シドニー2004年アテネのオリンピック女子48キロ級金メダリストの谷亮子が引退を表明。前月、全日本柔道連盟から“事実上の最後通牒”を受け、この日が締め切りとなっていた講道館杯体重別選手権にエントリーせず、現役を引退して参議院議員としての活動に専念することを発表した。会見には谷の希望で、自らも学生時代柔道をしていたことから一ファンとなり、谷を国政に導いた小沢一郎も同席した。
  • 16日 - 2004年アテネ2008年北京のオリンピック男子66キロ級金メダリストの内柴正人が引退を表明。

12月 編集

国際大会 編集

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12月 編集

日本国内の大会 編集

3月 編集

4月 編集

6月 編集

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8月 編集

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