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世界柔道選手権大会

柔道の国際大会

概要編集

文字通り、柔道の世界一を決定する大会である。かねてよりこの大会の権威は五輪などと同格で、現在でもIJFワールド柔道ツアーで最高峰に位置付けられている。

男子1956年から、女子1980年から開催されており、1987年からは男女とも同一大会で開催されている。オリンピックでは実施されない無差別も同時に行われる。2008年には階級別とは別に無差別のみの世界選手権が開催されて、そこでは初めて報奨金も贈られることになった[1]。無差別の世界選手権の場合は、参加各国とも4名まで選手を出場させることが出来る[2]。2011年以降、無差別の大会は開催されなくなったが、2017年に再開される[3]

2007年までは原則2年に一度であったが、2008年以降は毎年開催されている。但し2012年以降の夏季オリンピック開催年は非開催である。

2010年から各国とも男女各階級で2名(総計14名)の代表を選出できたが、2013年からは男女ともに代表が最大で9名までに制限された[4][5]。優勝者には6000ドル、2位には4000ドル、3位には2000ドルが授与される。2014年の世界選手権からは、メダリストの他にそのコーチにも賞金が支給されることになった。そのため、メダリストの賞金は従来より2割減となり、優勝者に4800ドル、そのコーチに1200ドル、2位に3200ドル、そのコーチに800ドル、3位に1600ドル、そのコーチに400ドルとなった[6]

獲得ポイント編集

順位 ポイント
優勝 2000
2位 1400
3位タイ 1000
5位タイ 720
7位タイ 520
ベスト16 320
ベスト32 240
1試合勝利 200
参加ポイント 20

年表編集

  • 1956年 - 第1回大会が東京蔵前国技館で開催される。当時は体重無差別のみのトーナメント戦で、エントリーもわずか21ヵ国31名であった。初代優勝者は夏井昇吉(日本)。
  • 1961年 - フランスパリで開催された第3回大会で、アントン・ヘーシンク)が初の外国人王者に。
  • 1965年 - この大会より体重別制が採用され、軽量級・中量級・重量級・無差別級の4階級で行われた。
  • 1967年 - 体重別が軽量級・軽中量級・中量級・軽重量級・重量級・無差別級の6階級に細分化。
  • 1969年 - 日本が全6階級を完全制覇。体重別制の採用以降で1ヵ国が金メダルを独占するのは、この大会と1973年大会(同じく日本)のみである。また、園田義男(日本)が兄弟優勝を果たす(後に、1993年大会で中村佳央行成も兄弟金メダルを達成)。
  • 1975年 - 新ルールにより、有効・効果のポイントと反則が採用された。
  • 1977年 - 開催国スペイン台湾選手団の入国を拒否し、これが政治問題へ発展。大会の1週間前になり突如、選手権の中止が決定された。
  • 1979年 - 体重別が6階級から8階級へ変更され、各国とも各階級へのエントリーは1名のみとなった。また、藤猪省三(日本)が史上初の4連覇を達成。
  • 1980年 - 女子の第1回大会がアメリカニューヨークマディソン・スクエア・ガーデンで開催され、女子柔道の盛んな欧州勢が金メダルを独占した。
  • 1981年 - 山下泰裕(日本)が95kg超級と無差別級で優勝し、史上初の2階級制覇(男子では、後に1995年のダビド・ドゥイエ)や2001年のアレクサンドル・ミハイリン)ら4選手が続いた)。
  • 1984年 - イングリッド・ベルグマンス)が72kg超級と無差別で優勝して、女子では史上初の2階級制覇を達成(後に1987年の高鳳蓮中国)と2010年の杉本美香日本)が続いた)。
  • 1986年 - ベルグマンスが無差別級で女子初の4連覇を達成。また軽量級のカレン・ブリッグス)や中量級のブリジット・ディディエ)らも3連覇を果たし、女子柔道における欧州のレベルの高さを証明した。
  • 1987年 - 西ドイツエッセンで男子第15回大会と女子第5回大会を同時に開催。以降、世界選手権は男女共催となる。またこの大会の男子無差別級で小川直也(日本)が男子史上最年少で優勝を果たし、初の10代(正確には19歳と7ヶ月)チャンピオンとなった。
  • 1991年 - 岡田弘隆(日本)が中量級で優勝。87年大会の軽中量級優勝に続く2回目の優勝で、無差別級を含まない2階級制覇として史上初の快挙であった(のちに古賀稔彦(日本)や全己盈韓国)が続いた)。
  • 1993年 - 男子無差別級でラファウ・クバツキ)が活躍。準決勝でが小川直也を破るなどして優勝し、日本が第4回大会(1965年)以来守り続けてきた無差別級のタイトルを獲得した。また、48kg級で田村亮子(日本)が女子では史上最年少となる18歳1ヶ月で優勝を果たした。
  • 1997年 - 男子60kg級、北朝鮮のカンとジョージアのレワジシビリとの試合で、相手を投げたカンのポイントが相手方につき、これを抗議したカンが反則負けとなった。後日IJFは誤審を認めるが、後の2000年シドニー五輪100kg超級決勝での誤審とともに、柔道大会史上「最悪の誤審」として今も認識されている。
  • 1999年 - 体重別の区分を変更。またこの大会よりカラー柔道着を導入したほか、かねてからの批判を受けて柔道着の肩・背中・袖口の厚さチェックを実施し、これにより39人の選手が着替えを命じられた。同時に、一本勝を奨励する目的で、最も一本勝ちが多かった選手に対して“一本トロフィー(The Ippon Trophy)”が贈られる事となり、男子は篠原信一が、女子は前田桂子(ともに日本)が受賞した。
  • 2001年 - 谷亮子が大会史上初の5連覇を達成(翌2003年大会も優勝し、最終的に6連覇を果たす)。また男子軽量級ではアニス・ルニフィ)が優勝し、アフリカに初めての金メダルをもたらした。
  • 2003年 - ゴールデンスコア方式を導入。国別団体戦を初導入。(2007年2009年2010年と、2011年以後の無差別級のみが開催された年を除く。ただし2003年と2005年は世界選手権とは別枠の扱いで行われた。世界団体が個人戦の世界選手権と同時期に開催されるようになったのは2011年以後である)
  • 2005年 - アフリカで初めて選手権が開催され、世界選手権未開催の地域は、南極大陸を除けばオセアニアのみとなった。
  • 2007年 - 100kg超級でテディ・リネール)が18歳5ヶ月で優勝して、男子における史上最年少優勝記録を更新した。
  • 2008年 - 従来の隔年開催から毎年開催に。ただし2008年は北京五輪があったため、五輪で実施されていない無差別級のみが開催された。この大会では翌年1月のIJFルール改定を控え、効果ポイントの廃止やゴールデンスコアの試合時間短縮が試験導入された。また、敗者復活戦は実施されなかった。
  • 2009年
- この大会より正式にルール改定が実施。敗者復活戦については実施するものの、簡略化してベスト8以上が出場要件となった。なお、この大会で日本男子が世界選手権の創設以初めて金メダル0に終わった。
- 9月にマカオで開催予定だった無差別選手権については、経済的理由により開催が中止された。
  • 2010年 - 2008年より始まったランキング制度の関係もあり各階級への出場者が各国2人までとなった(無差別は4人まで)。またIJFルールの大幅な改定に伴い、下半身等への攻撃が大幅に制限された[7]。なお、この大会では日本が史上最多となる金メダル10個を獲得した。

階級編集

階級は無差別がある他はオリンピック柔道競技と同じである。大阪大会とカイロ大会では大会最終日の翌日にエキシビションとして国別団体戦が行われた[8]。そのため、主催はIJFではなく全柔連とエジプト柔道連盟になっている。これは世界選手権には含まれないため、出場選手はベストメンバーでは必ずしもなかった[9][10]

歴代金メダリスト編集

男子の歴代金メダリスト編集

年度 開催国 無差別
1956     夏井昇吉
1958     曽根康治
1961     アントン・ヘーシンク
    68 kg 80 kg +80 kg 無差別
1965     松田博文   岡野功   アントン・ヘーシンク   猪熊功
    63 kg 70 kg 80 kg 93 kg +93 kg 無差別
1967     重岡孝文   湊谷弘   丸木英二   佐藤宣践   ウィレム・ルスカ   松永満雄
1969     園田義男   湊谷弘   園田勇   笹原富美雄  須磨周司   篠巻政利
1971     川口孝夫   津沢寿志   藤猪省三   笹原富美雄   ウィレム・ルスカ     篠巻政利
1973     南喜陽   野村豊和   藤猪省三   佐藤宣践   高木長之助   二宮和弘
1975     南喜陽   ウラジミール・ネフゾロフ   藤猪省三   ジャン=リュック・ルージェ   遠藤純男   上村春樹
    60 kg 65 kg 71 kg 78 kg 86 kg 95 kg +95 kg 無差別
1979     ティエリー・レイ   ニコライ・ソロドーヒン   香月清人   藤猪省三   デトレフ・ウルチ   テンギズ・フブルーリ   山下泰裕   遠藤純男
1981     森脇保彦   柏崎克彦   朴鐘学   ニール・アダムス   ベルナール・チュルーヤン   テンギズ・フブルーリ   山下泰裕   山下泰裕
1983     ハズレト・トレツェリ   ニコライ・ソロドーヒン   中西英敏   日陰暢年   デトレフ・ウルチ   アンドレアス・プレシェル   山下泰裕   斉藤仁
1985     細川伸二   ユーリ・ソコロフ   安柄根   日陰暢年   ペーター・ザイゼンバッハー   須貝等   趙容徹   正木嘉美
1987     金載燁   山本洋祐   マイク・スウェイン   岡田弘隆   ファビアン・カヌ   須貝等   グリゴリー・ベリチェフ   小川直也
1989     アミラン・トチカシビリ   ドラゴミル・ベカノビッチ   古賀稔彦   金炳周   ファビアン・カヌ   コバ・クルタニーゼ   小川直也   小川直也
1991     越野忠則   ウド・クエルマルツ   古賀稔彦   ダニエル・ラスカウ   岡田弘隆   ステファン・トレノー   セルゲイ・コソロトフ   小川直也
1993     園田隆二   中村行成   鄭勲   全己盈   中村佳央   アンタル・コバチ   ダビド・ドゥイエ   ラファウ・クバツキ
1995     ニコライ・オジョギン   ウド・クエルマルツ   秀島大介   古賀稔彦   全己盈   パウエル・ナツラ   ダビド・ドゥイエ   ダビド・ドゥイエ
1997     野村忠宏   金赫   中村兼三   趙麟徹   全己盈   パウエル・ナツラ   ダビド・ドゥイエ   ラファウ・クバツキ
    60 kg 66 kg 73 kg 81 kg 90 kg 100 kg +100 kg 無差別
1999     マノロ・プロ   ラルビ・ベンブダウ   ジミー・ペドロ   グレーム・ランドール   吉田秀彦   井上康生   篠原信一   篠原信一
2001     アニス・ルニフィ   アラシュ・ミレスマイリ   ビタリー・マカロフ   趙麟徹   フレデリック・デモンフォコン   井上康生   アレクサンドル・ミハイリン   アレクサンドル・ミハイリン
2003     崔敏浩   アラシュ・ミレスマイリ   李元熹   フロリアン・ワナー   黄禧太   井上康生   棟田康幸   鈴木桂治
2005     クレイグ・ファロン   ジョアン・デルリ   ブラウン・アーコシュ   ギヨーム・エレモント   泉浩   鈴木桂治   アレクサンドル・ミハイリン   デニス・ファンデルヘースト
2007     ルーベン・フーケス   ジョアン・デルリ   王己春   ティアゴ・カミロ   イラクリ・チレキゼ   ルシアーノ・コヘア   テディ・リネール   棟田康幸
2008     テディ・リネール
2009     ゲオルグリー・ザンタラヤ   ハシュバータル・ツァガンバータル   王己春   イワン・ニフォントフ   李奎遠   マクシム・ラコフ   テディ・リネール
2010     リショド・ソビロフ   森下純平   秋本啓之   金宰範   イリアス・イリアディス   穴井隆将   テディ・リネール   上川大樹
2011     リショド・ソビロフ   海老沼匡   中矢力   金宰範   イリアス・イリアディス   タギル・カイブラエフ   テディ・リネール
2011     アブドゥロ・タングリエフ
2013     高藤直寿   海老沼匡   大野将平   ロイク・ピエトリ   アスレイ・ゴンサレス   エルハン・ママドフ   テディ・リネール
2014     ガンバット・ボルドバータル   海老沼匡   中矢力   アブタンディル・チリキシビリ   イリアス・イリアディス   ルカシュ・クルパレク   テディ・リネール
2015     エルドス・スメトフ   アン・バウル   大野将平   永瀬貴規   郭同韓   羽賀龍之介   テディ・リネール
2017     高藤直寿   阿部一二三   橋本壮市   アレクサンダー・ヴィーツェルツァック   ネマニャ・マイドフ   ウルフ・アロン   テディ・リネール
2017     テディ・リネール
2018     高藤直寿   阿部一二三   安昌林   サイード・モラエイ   ニコロス・シェラザディシビリ   チョ・グハム   グラム・ツシシビリ
2019     ルフミ・チフビミアニ   丸山城志郎   大野将平   サギ・ムキ   ノエル・ファントエンド   ジョルジ・フォンセカ   ルカシュ・クルパレク

女子の歴代金メダリスト編集

年度 開催国 48 kg 52 kg 56 kg 61 kg 66 kg 72 kg +72 kg 無差別
1980     ジェーン・ブリッジ   エーディト・フロバット   ゲルダ・ヴィンクルバウアー   アニタ・スタップス   エーディト・ジーモン   ジョセリーヌ・トリアドウ   マルゲリータ・ディカル   イングリッド・ベルグマンス
1982     カレン・ブリッグス   ロレッタ・ドイル   ベアトリス・ロドリゲス   マルティーヌ・ロティエ   ブリジット・ディディエ   バルバラ・クラッセン   ナタリナ・ルピノ   イングリッド・ベルグマンス
1984     カレン・ブリッグス   山口香   アン=マリー・バーンズ   ナターサ・エルナンデス   ブリジット・ディディエ   イングリッド・ベルグマンス   マリア・テレーザ・モッタ   イングリッド・ベルグマンス
1986     カレン・ブリッグス   ドミニク・ブラン   アン・ヒューズ   ダイアン・ベル   ブリジット・ディディエ   イレーネ・ドゥコック   高鳳蓮   イングリッド・ベルグマンス
1987     李忠雲   シャロン・レンドル   カトリーヌ・アルノー   ダイアン・ベル   アレクサンドラ・シュライバー   イレーネ・ドゥコック   高鳳蓮   高鳳蓮
1989     カレン・ブリッグス   シャロン・レンドル   カトリーヌ・アルノー   カトリーヌ・フローリ   エマヌエーラ・ピエラントッツィ   イングリッド・ベルグマンス   高鳳蓮   エステラ・ロドリゲス
1991     セシル・ノバック   アレッサンドラ・ジュンジ   ミリアム・ブラスコ   フラウケ・アイコフ   エマヌエーラ・ピエラントッツィ   金美廷   文祉允   荘暁岩
1993     田村亮子   レグナ・ベルデシア   ニコラ・フェアブラザー   ジェラ・バンデカバイエ   曺敏仙   冷春慧   ヨハンナ・ハーグン   ベアタ・マクシモフ
1995     田村亮子   マリー=クレール・レストゥー   ドリュリス・ゴンサレス   鄭成淑   曺敏仙   ディアデニス・ルナ   アンヘリク・セリーゼ   モニク・ファンデリー
1997     田村亮子   マリー=クレール・レストゥー   イサベル・フェルナンデス   セブリーヌ・バンデネンド   ケイト・ホーウェイ   阿武教子   クリスティーヌ・シコ   ダイマ・ベルトラン
    48 kg 52 kg 57 kg 63 kg 70 kg 78 kg +78 kg 無差別
1999     田村亮子   楢崎教子   ドリュリス・ゴンサレス   前田桂子   シベリス・ベラネス   阿武教子   ベアタ・マクシモフ   ダイマ・ベルトラン
2001     田村亮子   ケー・スンヒ   ユリスレイディス・ルペティ   ジェラ・バンデカバイエ   上野雅恵   阿武教子   袁華   セリーヌ・ルブラン
2003     田村亮子   アマリリス・サボン   ケー・スンヒ   ダニエラ・クルコウェル   上野雅恵   阿武教子   孫福明   佟文
2005     ヤネト・ベルモイ   李営   ケー・スンヒ   リュシ・デコス   エディス・ボッシュ   ユリセル・ラボルデ   佟文   薪谷翠
2007     谷亮子   石俊杰   ケー・スンヒ   ドリュリス・ゴンサレス   ジブリズ・エマヌ   ユリセル・ラボルデ   佟文   塚田真希
2008     佟文
2009     福見友子   中村美里   モルガネ・リボー   上野順恵   ジュリ・アルベアル   マリンド・フェルケルク   佟文
2010     浅見八瑠奈   西田優香   松本薫   上野順恵   リュシ・デコス   ケイラ・ハリソン   杉本美香   杉本美香
2011     浅見八瑠奈   中村美里   佐藤愛子   ジブリズ・エマヌ   リュシ・デコス   オドレー・チュメオ   佟文
2011     佟文
2013     ムンフバット・ウランツェツェグ   マイリンダ・ケルメンディ   ラファエラ・シルバ   ヤーデン・ジェルビ   ジュリ・アルベアル   薛京   イダリス・オルティス
2014     近藤亜美   マイリンダ・ケルメンディ   宇高菜絵   クラリス・アグベニュー   ジュリ・アルベアル   マイラ・アギアル   イダリス・オルティス
2015     パウラ・パレト   中村美里   松本薫   ティナ・トルステニャク   ジブリズ・エマヌ   梅木真美   于頌
2017     渡名喜風南   志々目愛   ドルジスレン・スミヤ   クラリス・アグベニュー   新井千鶴   マイラ・アギアル   于頌
2017     朝比奈沙羅
2018     ダリア・ビロディド   阿部詩   芳田司   クラリス・アグベニュー   新井千鶴   濵田尚里   朝比奈沙羅
2019     ダリア・ビロディド   阿部詩   出口クリスタ   クラリス・アグベニュー   マリー=エヴ・ガイエ   マドレーヌ・マロンガ   素根輝

男女混合団体戦編集

開催年 優勝 2位 3位 3位
2017   日本   ブラジル   フランス   韓国
2018   日本   フランス   ロシア   南北合同チーム

歴代の大会編集

男子大会編集

月日 大会 開催都市, 国 会場 最多獲得メダル国 参加国・地域数 参加選手数
1956年 5月3日 第1回大会   東京, 日本 蔵前国技館   日本 21 31
1958年 11月30日 第2回大会   東京, 日本 東京体育館   日本 18 39
1961年 12月2日 第3回大会   パリ, フランス クーベルタンスタジアム   オランダ 25 57
1965年 10月14日 - 17日 第4回大会   リオデジャネイロ, ブラジル マラカナンジーニョ体育館   日本 28 150
1967年 8月9 - 11日 第5回大会   ソルトレイクシティ, アメリカ合衆国 ユタ大学体育館   日本 29 129
1969年 10月23 - 25日 第6回大会   メキシコシティ, メキシコ アリーナ・メヒコ   日本 36 250
1971年 9月2 - 4日 第7回大会   ルートヴィヒスハーフェン, 西ドイツ フリードリヒ・エーベルト・ホール   日本 49
1973年 6月22 - 24日 第8回大会   ローザンヌ, スイス  ローザンヌ・スポーツ館   日本 42
1975年 10月23 - 25日 第9回大会   ウィーン, オーストリア  シュタットハレ体育館   日本 42
1977年 中止   バルセロナ, スペイン
1979年 12月6 - 9日 第11回大会   パリ, フランス クーベルタン・スタジアム   日本 60 240
1981年 9月3 - 6日 第12回大会   マーストリヒト, オランダ ユーロ・ホール   日本 54 250
1983年 10月13 - 16日 第13回大会   モスクワ, ソ連 ルジニキ・スポーツパレス   日本 41
1985年 9月26 - 29日 第14回大会   ソウル, 韓国 蚕室体育館   日本 37

女子大会編集

月日 大会 開催都市, 国 会場 最多獲得メダル国 参加国・地域数 参加選手数
1980年 11月2930日 女子第1回大会   ニューヨーク, アメリカ合衆国 マディソン・スクエア・ガーデン   オーストリア 27 135
1982年 12月45日 女子第2回大会   パリ, フランス クーベルタン・スタジアム   フランス 35 174
1984年 11月1011日 女子第3回大会   ウィーン, オーストリア  シュタットハレ体育館   ベルギー 33 180
1986年 10月24 - 26日 女子第4回大会   マーストリヒト, オランダ フセルト・スポーツホール   イギリス 35 162

男女大会編集

月日 大会 開催都市, 国 会場 最多獲得メダル国 参加国・地域数 参加選手数
1987年 11月19 - 22日 第15回大会   エッセン, 西ドイツ グルガ・ホール   日本 65
1989年 10月10 - 15日 第16回大会   ベオグラード, ユーゴスラビア ピオニール・ホール   日本 61
1991年 7月25 - 28日 第17回大会   バルセロナ, スペイン パラウ・ブラウグラナ   日本 57 487
1993年 9月30 - 10月3日 第18回大会   ハミルトン, カナダ コップス・コロシアム   日本 78
1995年 9月28 - 10月1日 第19回大会   千葉,日本 幕張イベントホール   日本 100 625
1997年 10月9 - 12日 第20回大会   パリ, フランス ベルシー体育館   日本 92 531
1999年 10月7 - 10日 第21回大会   バーミンガム, イギリス ナショナル・インドア・アリーナ   日本 87 572
2001年 7月26 - 29日 第22回大会   ミュンヘン, ドイツ オリンピア・ホール   日本 88 554
2003年 9月11 - 14日 第23回大会   大阪, 日本 大阪城ホール   日本 97 671
2005年 9月8 - 11日 第24回大会   カイロ, エジプト カイロ・スタジアム   日本 93 544
2007年 9月13 - 16日 第25回大会   リオデジャネイロ, ブラジル HSBCアリーナ   日本 138 748
2008年 12月20 - 21日 第26回大会(無差別のみ)   ルヴァロワ=ペレ マルセル・セルダン・スポーツパレス   フランス 18 51
2009年 8月26 - 30日 第27回大会   ロッテルダム, オランダ アホイ競技場   日本 100 543
2010年 9月9 - 13日 第28回大会   東京, 日本 国立代々木競技場 第一体育館   日本 111 847
2011年 8月23 - 28日 第29回大会   パリ, フランス ベルシー体育館   フランス 132 871
2011年 10月29 - 30日 第30回大会(無差別のみ)   ロシア, チュメニ オリンピック・トレーニングセンター   中国,   ウズベキスタン 21 40
2013年 8月26日 - 9月1日 第31回大会   リオデジャネイロ, ブラジル マラカナンジーニョ体育館   日本 123 673
2014年 8月25日 - 8月31日 第32回大会   チェリャビンスク, ロシア トラクトール・アリーナ   日本 110 637
2015年 8月24日 - 8月30日 第33回大会   アスタナ, カザフスタン アラウ・アイスパレス   日本 120 729
2017年 8月28日 - 9月3日 第34回大会   ブダペスト, ハンガリー ブダペスト・スポーツアリーナ   日本 126 731
2017年 11月11日 - 11月12日 第35回大会(無差別のみ)   マラケシュ, モロッコ パレ・デ・コングレ   日本 28 58
2018年 9月20 - 27日 第36回大会   バクー, アゼルバイジャン ジムナスティック・アリーナ   日本 129 800
2019年 8月25日 - 9月1日 第37回大会   東京, 日本 日本武道館   日本 143 828
2021年 9月12日 - 9月19日 第38回大会   ウィーン, オーストリア
2022年 第39回大会   ブダペスト, ハンガリー
2023年 第40回大会   ドーハ, カタール

最多メダル回数の国別一覧 (男女合計)編集

順位 国籍 回数
1   日本 30
2   フランス 3
3   中国 1
3   イギリス 1
3   オランダ 1
3   ベルギー 1
3   オーストリア 1
Total 38

メダル獲得数の国別一覧 (男女合計)編集

順位 国・地域
1   日本 144 96 106 346
2   フランス 54 33 75 162
3   韓国 29 9 57 95
4   中国 20 12 17 49
5   キューバ 18 22 38 78
6   イギリス 16 18 32 66
7   オランダ 15 22 46 83
8   ソビエト連邦 11 13 33 57
9   ベルギー 8 15 20 43
10   ロシア 7 17 37 61
11   7 12 28 47
12   ドイツ 7 11 26 44
13   ポーランド 6 3 24 33
14   イタリア 5 7 17 29
15   朝鮮民主主義人民共和国 5 5 8 18
16   ジョージア 4 10 17 31
17   アメリカ 4 8 17 29
18   モンゴル 4 3 15 22
19   オーストリア 4 2 8 14
20   スペイン 3 9 10 22
21   ウクライナ 3 4 9 16
22   東ドイツ 3 3 14 20
23   ウズベキスタン 3 2 7 12
24   ギリシャ 3 2 2 7
25   イラン 3 0 5 8
26   コロンビア 3 0 3 6
27   西ドイツ 2 10 25 37
28   ハンガリー 2 7 15 24
29   カザフスタン 2 4 5 11
30   イスラエル 2 4 4 10
31   アルゼンチン 2 2 1 5
32   チェコ 2 0 3 5
  コソボ 2 0 3 5
34   アゼルバイジャン 1 6 13 20
35   ポルトガル 1 5 5 11
36   スロベニア 1 4 8 13
37   カナダ 1 2 8 11
38   チュニジア 1 0 4 5
39   ユーゴスラビア 1 0 2 3
40   セルビア 1 0 1 2
  ベネズエラ 1 0 0 1
42   ルーマニア 0 4 9 13
43   トルコ 0 3 7 10
44   オーストラリア 0 3 3 6
45   エストニア 0 3 1 4
46   ベラルーシ 0 2 7 9
47   エジプト 0 2 3 5
48   チェコスロバキア 0 2 2 4
  スイス 0 2 2 4
50   ブルガリア 0 1 3 4
  モルドバ 0 1 3 4
52   アルジェリア 0 1 1 2
  ボスニア・ヘルツェゴビナ 0 1 1 2
  ノルウェー 0 1 1 2
  プエルトリコ 0 1 1 2
56   モンテネグロ 0 1 0 1
  スウェーデン 0 1 0 1
58   アラブ首長国連邦 0 0 2 2
59   アルメニア 0 0 1 1
  チャイニーズ・タイペイ 0 0 1 1
  フィンランド 0 0 1 1
  ラトビア 0 0 1 1
  リトアニア 0 0 1 1
  ニュージーランド 0 0 1 1
  セルビア・モンテネグロ 0 0 1 1
  タジキスタン 0 0 1 1
Total 411 411 822 1644

メダル獲得数の国別一覧 (男子)編集

順位 国・地域
1   日本 98 52 58 208
2   韓国 24 8 39 71
3   フランス 23 17 27 67
4   ソビエト連邦 11 12 33 56
5   オランダ 8 11 16 35
6   ロシア 7 14 27 48
7   ドイツ 5 6 12 23
8   ジョージア 4 10 17 31
9   4 7 14 25
10   ポーランド 4 2 14 20
11   イギリス 3 4 13 20
12   東ドイツ 3 3 14 20
13   ウズベキスタン 3 2 7 12
14   ギリシャ 3 2 1 6
15   イラン 3 0 5 8
16   キューバ 2 6 9 17
17   ハンガリー 2 5 10 17
18   カザフスタン 2 4 3 9
19   アメリカ 2 3 7 12
20   モンゴル 2 2 8 12
21   チェコ 2 0 2 4
22   アゼルバイジャン 1 6 10 17
23   ウクライナ 1 3 8 12
24   イスラエル 1 2 2 5
  スペイン 1 2 2 5
26   オーストリア 1 1 3 5
27   ポルトガル 1 0 2 3
  チュニジア 1 0 2 3
  ユーゴスラビア 1 0 2 3
30   セルビア 1 0 1 2
31   ベルギー 0 6 11 17
32   西ドイツ 0 5 13 18
33   イタリア 0 4 9 13
34   朝鮮民主主義人民共和国 0 3 4 7
  トルコ 0 3 4 7
36   エストニア 0 3 1 4
37   カナダ 0 2 7 9
38   ベラルーシ 0 2 6 8
39   エジプト 0 2 3 5
40   チェコスロバキア 0 2 2 4
41   スイス 0 2 1 3
42   ルーマニア 0 1 4 5
43   モルドバ 0 1 3 4
44   ブルガリア 0 1 2 3
45   アルジェリア 0 1 0 1
  モンテネグロ 0 1 0 1
  スロベニア 0 1 0 1
48   中国 0 0 3 3
49   アラブ首長国連邦 0 0 2 2
50   アルメニア 0 0 1 1
  フィンランド 0 0 1 1
  ラトビア 0 0 1 1
  リトアニア 0 0 1 1
  タジキスタン 0 0 1 1
Total 224 224 448 896

メダル獲得数の国別一覧 (女子)編集

順位 国・地域
1   日本 46 44 48 138
2   フランス 31 16 48 95
3   中国 20 12 14 46
4   キューバ 16 16 29 61
5   イギリス 13 14 19 46
6   ベルギー 8 9 9 26
7   オランダ 7 11 30 48
8   イタリア 5 3 8 16
9   朝鮮民主主義人民共和国 5 2 4 11
10   韓国 5 1 18 24
11   3 5 14 22
12   オーストリア 3 1 5 9
13   コロンビア 3 0 3 6
14   スペイン 2 7 8 17
15   ドイツ 2 5 14 21
16   西ドイツ 2 5 12 19
17   アメリカ 2 5 10 17
18   アルゼンチン 2 2 1 5
19   ポーランド 2 1 10 13
20   モンゴル 2 1 7 10
21   ウクライナ 2 1 1 4
22   コソボ 2 0 3 5
23   スロベニア 1 3 8 12
24   イスラエル 1 2 2 5
25   カナダ 1 0 1 2
26   ベネズエラ 1 0 0 1
27   ポルトガル 0 5 3 8
28   ロシア 0 3 10 13
29   ルーマニア 0 3 5 8
30   オーストラリア 0 3 3 6
31   ハンガリー 0 2 5 7
32   ボスニア・ヘルツェゴビナ 0 1 1 2
  ノルウェー 0 1 1 2
  プエルトリコ 0 1 1 2
35   ソビエト連邦 0 1 0 1
  スウェーデン 0 1 0 1
37   アゼルバイジャン 0 0 3 3
  トルコ 0 0 3 3
39   カザフスタン 0 0 2 2
  チュニジア 0 0 2 2
41   アルジェリア 0 0 1 1
  ベラルーシ 0 0 1 1
  ブルガリア 0 0 1 1
  チャイニーズ・タイペイ 0 0 1 1
  チェコ 0 0 1 1
  ギリシャ 0 0 1 1
  ニュージーランド 0 0 1 1
  セルビア・モンテネグロ 0 0 1 1
  スイス 0 0 1 1
Total 187 187 374 748

同一国の選手同士による決勝対決編集

階級  国籍  優勝選手 2位
第1回大会(1956年) 
男子無差別   日本 夏井昇吉 吉松義彦
第2回大会(1958年) 
男子無差別   日本 曽根康治 神永昭夫
第4回大会(1965年) 
男子軽量級   日本 松田博文 湊谷弘
男子中量級   日本 岡野功 山中圏一
第5回大会(1967年) 
男子63kg以下級   日本 重岡孝文 松田博文
男子93kg以下級   日本 佐藤宣践 佐藤治
第6回大会(1969年) 
男子63kg以下級   日本 園田義男 野村豊和
男子70kg以下級   日本 湊谷弘 河野義光
男子80kg以下級   日本 園田勇 平尾勝司
第7回大会(1971年) 
男子63kg以下級   日本 川口孝夫 野村豊和
男子70kg以下級   日本 津沢寿志 湊谷弘
男子80kg以下級   日本 藤猪省三 重松義成
男子93kg以下級   日本 笹原富美雄 佐藤宣践
第8回大会(1973年) 
男子63kg以下級   日本 南喜陽 川口孝夫
男子80kg以下級   日本 藤猪省三 園田勇
男子93kg以下級   日本 佐藤宣践 上口孝文
男子無差別   日本 二宮和弘 上村春樹
第9回大会(1975年) 
男子63kg以下級   日本 南喜陽 柏崎克彦
男子70kg以下級   ソビエト連邦 ウラジミール・ネフゾロフ ワレリー・ドボイニコフ
男子80kg以下級   日本 藤猪省三 原吉実
男子無差別   日本 上村春樹 二宮和弘
第28回大会(2010年) 
女子48kg以下級   日本 浅見八瑠奈 福見友子
女子52kg以下級   日本 西田優香 中村美里
女子63kg以下級   日本 上野順恵 田中美衣
第29回大会(2011年) 
女子48kg以下級   日本 浅見八瑠奈 福見友子
女子52kg以下級   日本 中村美里 西田優香
女子78kg超級   中国 トウ文 秦茜
第33回大会(2015年) 
男子60kg以下級   カザフスタン エルドス・スメトフ ルスタム・イブラエフ
男子73kg以下級   日本 大野将平 中矢力
第34回大会(2017年) 
女子52kg以下級   日本 志々目愛 角田夏実
第36回大会(2018年) 
女子52kg以下級   日本 阿部詩 志々目愛

個人記録編集

Category 男子 女子
最多優勝 10回 7回
最多連覇 8連覇 6連覇
最多メダル獲得者 11個 11個
最年少優勝
最年長優勝
最年少メダリスト
最年長メダリスト
兄弟優勝

金メダル獲得選手上位一覧編集

順位  選手 国籍 金メダル 銀メダル 銅メダル 総計
1 テディ・リネール   フランス 10 1 0 11
2 谷亮子   日本 7 0 1 8
トウ文   中国 7 0 1 8
4 イングリッド・ベルグマンス   ベルギー 6 4 1 11
5 高鳳蓮   中国 4 1 1 6
ケー・スンヒ   北朝鮮 4 1 1 6
7 阿武教子   日本 4 1 0 5
カレン・ブリッグス   イギリス 4 1 0 5
9 小川直也   日本 4 0 3 7
10 クラリス・アグベニュー   フランス 4 0 2 6

(出典[11]JudoInside.com)。

主要各国の年代別金メダル数の変遷 編集

男子編集

国  1956-1969 1971-1979 1981-1989 1991-1999 2001-2009 2010-2019
日本 16 19 19 15 7 22
オランダ 3 1 0 0 2 1
フランス 0 2 3 6 3 8
韓国 0 0 5 6 7 6
ロシア - - - 1 5 1
ジョージア - - - 0 1 3
ソ連 0 3 7 1 - -
ドイツ - - - 3 1 1
モンゴル 0 0 0 0 1 1
ブラジル 0 0 0 0 4 0

(出典JudoInside.com)。

女子編集

国  1980-1989 1991-1999 2001-2009 2010-2019
日本 1 8 12 25
フランス 11 5 4 10
イギリス 11 2 0 0
ベルギー 6 1 1 0
オランダ 3 2 2 0
キューバ 1 7 6 2
中国 5 2 7 4
韓国 0 5 0 0
北朝鮮 0 0 4 1
ブラジル 0 0 0 3
モンゴル 0 0 0 2

(出典JudoInside.com)。

日本でのテレビ中継編集

  • 1979年のパリ大会以降、毎回NHKで中継していたが、1995年の千葉大会は民放のテレビ朝日系列(ANN)で中継された。それ以降の1997年パリフランス)大会、1999年バーミンガムイギリス)大会、2001年ミュンヘンドイツ)大会まで3大会連続で再びNHKで放送していたが、2003年大阪大会以後フジテレビジョン系列(FNS)が地上波(フジテレビ)・衛星(BSフジ)・CSフジテレビONEフジテレビTWO)の3波体制で独占中継している。(無差別級のみの開催となった2008年は中継がなかった)
    • 基本的に生中継。2010年は午後8時台-9時台にかけて放送されているため、一部は録画(撮って出し)となる。
  • 中継の進行役は2003年と2005年藤原紀香加藤晴彦2007年坂口憲二平井理央フジテレビアナウンサー。なお藤原は、2007年はスペシャルサポーターとして出演(2003年と2007年は司会者も現地から出演している)。2009年以後は平井が総合進行、吉田秀彦(柔道家)がスペシャルコメンテーターという形で総合司会をしている。2005年カイロ大会から男女1人ずつのマスコットキャラクターが登場し、視聴者からの応募によりそれぞれ「せおいくん」と「ともえちゃん」と名づけられた。2007年大会では日本人がメダル獲得した際には三四六がインタビュアーとして参加する。
  • フジテレビ中継のテーマソングは2009年〜現在までエイジアエンジニアのPROJECT AE with sugiurumnが起用されている。

脚注編集

外部リンク編集