2020年のオークランド・アスレチックス

2020年オークランド・アスレチックス(2020 Oakland Athletics season)は、球団創設以来119年目のシーズン。本拠地はカリフォルニア州オークランドオークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム。監督は10年目のボブ・メルビン。所属はアメリカンリーグ西地区

2020年のオークランド・アスレチックス
成績
アメリカンリーグ地区1位
ディビジョンシリーズ敗退
本拠地
都市 カリフォルニア州オークランド
オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム
球団組織
オーナー ルイス・ウルフ
ジョン・J・フィッシャー
GM デビッド・フォースト
監督 ボブ・メルビン
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オフシーズン 編集

2019年シーズンは97勝65敗で地区2位だった。ワイルドカードゲームタンパベイ・レイズに敗れた。

2020年は世界中で新型コロナウイルスの感染が広まり、3月12日にはスプリングトレーニングの中止と開幕の延期が発表され、6月23日には公式戦開幕が7月23日か7月24日、レギュラーシーズンが全60試合で開催されることを発表した[1]。6月30日にはマイナーリーグの開催中止が発表された[2]

開幕後 編集

9月17日に7年ぶり17回目の地区優勝を達成[3]。9月27日にレギュラーシーズンの全日程が終了し、33勝27敗で地区2位だった。

ワイルドカードゲームではシカゴ・ホワイトソックスと対戦し2勝1敗で下したが、ディビジョンシリーズではヒューストン・アストロズと対戦し1勝3敗で敗退した。

10月28日にはマイク・ファイヤーズロビー・グロスマンリアム・ヘンドリックストミー・ラステラジェイク・ラムT.J.マクファーランドマイク・マイナーヤスメイロ・ペティットマーカス・セミエンホアキム・ソリアがFAとなった[4]

チーム成績 編集

シーズン成績 編集

チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 タンパベイ・レイズ 40 20 .667
2 ニューヨーク・ヤンキース 33 27 .550 7.0
3 トロント・ブルージェイズ 32 28 .533 8.0
4 ボルチモア・オリオールズ 25 35 .417 15.0
5 ボストン・レッドソックス 24 36 .400 16.0
中地区
1 ミネソタ・ツインズ 36 24 .600
2 クリーブランド・インディアンス 35 25 .583 1.0
3 シカゴ・ホワイトソックス 35 25 .583 1.0
4 カンザスシティ・ロイヤルズ 26 34 .433 10.0
5 デトロイト・タイガース 23 35 .397 12.0
西地区
1 オークランド・アスレチックス 36 24 .600
2 ヒューストン・アストロズ 29 31 .483 7.0
3 シアトル・マリナーズ 27 33 .450 9.0
4 ロサンゼルス・エンゼルス 26 34 .433 10.0
5 テキサス・レンジャーズ 22 28 .367 14.0
チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 アトランタ・ブレーブス 35 25 .583
2 マイアミ・マーリンズ 31 29 .517 4.0
3 フィラデルフィア・フィリーズ 28 32 .467 7.0
4 ニューヨーク・メッツ 26 34 .433 9.0
5 ワシントン・ナショナルズ 26 34 .433 9.0
中地区
1 シカゴ・カブス 34 26 .567
2 セントルイス・カージナルス 30 28 .517 3.0
3 シンシナティ・レッズ 31 29 .517 3.0
4 ミルウォーキー・ブルワーズ 29 31 .483 5.0
5 ピッツバーグ・パイレーツ 19 41 .317 15.0
西地区
1 ロサンゼルス・ドジャース 43 17 .717
2 サンディエゴ・パドレス 37 23 .617 6.0
3 サンフランシスコ・ジャイアンツ 29 31 .483 14.0
4 コロラド・ロッキーズ 26 34 .433 17.0
5 アリゾナ・ダイヤモンドバックス 25 35 .417 18.0

ポストシーズン 編集

ワイルドカード
日付 試合 アウェイ球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
9月29日 第1試合 シカゴ・ホワイトソックス 4-1 オークランド・アスレチックス オークランド・コロシアム
9月30日 第2試合 シカゴ・ホワイトソックス 3-5 オークランド・アスレチックス
10月1日 第3試合 シカゴ・ホワイトソックス 4-6 オークランド・アスレチックス
ディビジョンシリーズ進出
ディビジョンシリーズ
日付 試合 アウェイ球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月5日 第1試合 ヒューストン・アストロズ 10-5 オークランド・アスレチックス ドジャー・スタジアム
10月6日 第2試合 ヒューストン・アストロズ 5-2 オークランド・アスレチックス
10月7日 第3試合 オークランド・アスレチックス 9-7 ヒューストン・アストロズ
10月8日 第4試合 オークランド・アスレチックス 6-11 ヒューストン・アストロズ
ディビジョンシリーズ敗退

先発変遷 編集

打順 開幕戦 9月4日
1 セミエン SS ラウレアーノ CF
2 ラウレアーノ CF ラステラ 2B
3 チャップマン 3B チャップマン 3B
4 デービス DH カナ DH
5 オルソン 1B オルソン 1B
6 ピンダー 2B グロスマン LF
7 カナ LF ピスコッティ RF
8 ピスコッティ RF マチン SS
9 マーフィー C マーフィー C
モンタス P ルサルド P

首脳陣 編集

オークランド・アスレチックス 2020
背番号 名前 役職
6 ボブ・メルビン 監督
29 ライアン・クリステンソン ベンチコーチ
51 ダレン・ブッシュ 打撃コーチ
52 エリック・マーティンズ 打撃コーチ補佐
14 スコット・エマーソン英語版 投手コーチ
17 マイク・アルドレート英語版 一塁コーチ
41 アル・ペドリック英語版 三塁コーチ
59 マーカス・ジェンセン英語版 ブルペンコーチ
7 マーク・コッツェイ クオリティ・コントロールコーチ
88 フィリップ・ポール ブルペン捕手
91 ダスティン・ヒューズ ブルペン捕手

個人成績 編集

投手成績 編集

色付きは規定投球回数(60イニング)以上の選手


































クリス・バシット 11 0 0 5 2 0 .714 63.0 56 6 17 55 18 16 2.29

野手成績 編集

色付きは規定打数(186打数)以上の選手



































マーカス・セミエン 53 236 211 28 47 9 1 7 23 4 0 0 25 50 .223 .305
マット・オルソン 60 245 210 28 41 4 1 14 42 1 0 0 34 77 .195 .310
マーク・カナ 59 243 191 32 47 12 2 5 33 4 0 5 37 54 .246 .387

表彰 編集

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ “両リーグDH制/MLB開幕、今季の主な特別ルール”. 日刊スポーツ. (2020年7月24日). https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202007240000028.html 2023年2月26日閲覧。 
  2. ^ “マイナーリーグが全試合を中止 史上初めての措置”. スポニチアネックス. (2020年7月1日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/07/01/kiji/20200701s00001007198000c.html 2023年2月26日閲覧。 
  3. ^ ア・リーグ西地区でアスレチックスの優勝が確定 メジャーの地区優勝決定は今季初めて”. スポーツニッポン (2020年9月22日). 2023年2月26日閲覧。
  4. ^ 147 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). mlbplayers.com (2020年10月28日). 2023年2月26日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集