2024年世界リレー
2024年世界リレー(2024ねんせかいリレー、英: 2024 World Athletics Relays)は、2024年5月4日と5日にバハマのナッソーで開催された第6回世界リレー。
World Athletics Relays Bahamas 24 | |
トーマス・ロビンソン・スタジアム | |
開催地 | バハマ・ナッソー |
---|---|
主催 | ワールドアスレティックス |
開催回 | 6 |
種目数 | 5種目 |
開催日 | 2024年5月4日 - 5月5日 |
主会場 | トーマス・ロビンソン・スタジアム |
公式サイト | |
bahamas24 |
概要
編集3年ぶりに開催された今大会は、男女4×100mリレーと男女および混合4×400mリレーの5種目が行われた[1][2]。
2024年パリオリンピックの出場国選考を兼ねている[3]。各種目とも、ラウンド1(予選)で決勝進出となる各組2位以内(計8チーム)と、残りのチームで2日目に実施するラウンド2(敗者復活戦)を実施し各組2位以内(計6チーム)の、計14チームにパリオリンピック出場権が与えられる[4]。なお、残り2チームは6月末までのランキングによって決定[2][5]。
開催地決定
編集競技日程
編集すべて東部標準時 (EST、UTC-5)。日本標準時との時差は-14時間。
|
|
参加資格
編集各種目最大32チーム[2]。
- 開催国のバハマ
- 2023年世界陸上競技選手権大会の上位8チーム
- 2023年1月1日から2024年4月7日までのランキング上位チーム
競技結果
編集男子
編集種目 | 金 | 銀 | 銅 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
4×100mリレー | アメリカ合衆国 Courtney Lindsey ケニー・ベドナレク Kyree King ノア・ライルズ |
37.40 | カナダ Brendon Rodney アンドレ・ドグラス アーロン・ブラウン Jerome Blake |
37.89 | フランス Méba-Mickaël Zeze Jeff Erius Pablo Matéo Aymeric Priam |
38.44 |
4×400mリレー | ボツワナ Busang Kebinatshipi レツィレ・テボゴ レウンゴ・スコッチ バヤポ・ヌドリ |
2:59.11 | 南アフリカ共和国 Gardeo Isaacs Zakithi Nene Antonie Nortje Lythe Pillay |
3:00.75 | ベルギー Dylan Borlée Robin Vanderbemden Alexander Doom Jonathan Sacoor |
3:01.16 |
女子
編集種目 | 金 | 銀 | 銅 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
4×100mリレー | アメリカ合衆国 Tamari Davis Gabrielle Thomas Celera Barnes Melissa Jefferson |
41.85 | フランス Chloé Galet Gémima Joseph Helene Parisot Mallory Leconte |
42.75 | イギリス Alyson Bell Amy Hunt Bianca Williams Aleeya Sibbons |
42.80 |
4×400mリレー | アメリカ合衆国 Quanera Hayes Gabrielle Thomas Bailey Lear Alexis Holmes |
3:21.70 | ポーランド Marika Popowicz-Drapała イガ・バウムガルト=ヴィタン Justyna Święty-Ersetic ナタリア・カチュマレク |
3:24.71 | カナダ Zoe Sherar Aiyanna Stiverne Alyssa Marsh Kyra Constantine |
3:25.17 |
混合
編集種目 | 金 | 銀 | 銅 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
4×400mリレー | アメリカ合衆国 Matthew Boling Lynna Irby Willington Wright Kendall Ellis |
3:10.73 | オランダ Isayah Boers リーケ・クラバー Isaya Klein Ikkink フェムケ・ボル |
3:11.45 | アイルランド Cillin Greene Rhasidat Adeleke Thomas Barr Sharlene Mawdsley |
3:11.53 |
日本代表
編集男子4×100mリレーと男子4×400mリレーでパリオリンピック出場権を獲得した。日本チームにとってはパリオリンピック出場権獲得が目的で臨んだ大会だった[7][8]。
日本での放送
編集スポンサー
編集- タイトルパートナー[9]: btc
- ワールドアスレティックスパートナー : アシックス、NTN、セイコーホールディングス、ソニーグループ、TDK
- ワールドアスレティックスメディアパートナー : TBSホールディングス
- ワールドアスレティックスサポーター : デロイトトーマツコンサルティング、森永製菓、
- ワールドアスレティックスサプライヤー : モンド、ピンセントメイソン
脚注
編集注釈
編集- ^ サニブラウン・アブデル・ハキームは予選のみ出場。
- ^ 西裕大は予選のみ出場。
- ^ 吉津拓歩、松本奈菜子は予選のみ出場。
- ^ 一部地域は10:35開始。
出典
編集- ^ a b “Timetable”. ワールドアスレティックス. 2024年5月5日閲覧。
- ^ a b c “World Athletics Relays Nassau 24 Qualification and Entries System”. ワールドアスレティックス (2023年4月26日). 2024年4月10日閲覧。
- ^ “世界リレー 男子4×400m 3分00秒98 1組1位でパリ五輪出場権獲得、1位だった最強国アメリカが失格”. TBS (2023年5月5日). 2024年5月5日閲覧。
- ^ “"Road to Paris" Vol.2”. 日本陸上競技連盟 (2024年1月26日). 2024年4月10日閲覧。
- ^ “男子は400m、1600m4位 リレー、混合と女子は五輪逃す”. 共同通信社 (2024年5月6日). 2024年5月6日閲覧。
- ^ “24年の世界リレーはナッソーに決定 パリ五輪選考会として実施 23年より1マイルを世界記録認定へ”. 陸上競技社 (2022年12月4日). 2024年5月5日閲覧。
- ^ “ナッソー2024世界リレー日本代表選手選考要項” (PDF). 日本陸上競技連盟 (2024年2月19日). 2024年5月6日閲覧。
- ^ “【高平慎士の視点】男子4×100m、4×400m「収穫ある4位」五輪シードレーン獲得、後手に回ってメダル争いの価値/世界リレー”. 陸上競技社 (2024年5月6日). 2024年5月6日閲覧。
- ^ “Partners”. ワールドアスレティックス. 2024年5月5日閲覧。