EVインテル.TOSU
FC.TOSUは佐賀県鳥栖市、福岡県筑紫野市などを拠点に活動する社会人サッカーチームである。
本項ではトップチームの他、クラブの運営母体となったエフトス・スポーツクラブと女子チーム(エフトス・レディースFC)およびCDヴェンラーセ福岡について記す。
概要
編集2005年にサガン鳥栖のアカデミーOBらを中心に発足した社会人クラブ「レアルフューチャーズFC」を母体として、2014年からFC.TOSUとして活動開始[1]。2015年にはクラブ創設2年目で佐賀県社会人サッカーリーグ1部で初優勝を飾る[2] と、翌2016年、第96回天皇杯佐賀県代表を決める佐賀県サッカー選手権大会の決勝で、佐賀大学サッカー部に勝利し、クラブ創設僅か3年で初の天皇杯出場を手にした[3]。
2017年より、運営法人として一般社団法人エフトス・スポーツクラブを設立。2018年には、クラブ名をエフトブルスFCへ改称した[4]。
2020年2月、筑豊地区社会人サッカーリーグ(地区リーグ)に所属するCDヴェンラーセ福岡と合併しEVインテルナシオナルとしてチームをリニューアル。チーム資格はエフトブルスを引き継ぎ、実質的な吸収合併となった[5]。
2021年2月、クラブ名をEVインテル.TOSUに改称[6]。2023年1月、クラブ名をFC.TOSUに戻すことを発表。
歴史
編集- 2014年 レアルフューチャーズFCを母体にFC.TOSUとして創設[1]。
- 2015年
- 佐賀県社会人サッカーリーグ1部初優勝。九州各県リーグ決勝大会初進出[2]。
- 九州各県リーグ決勝大会1回戦敗退。佐賀県社会人サッカーリーグ1部残留。
- 2016年 佐賀県サッカー選手権大会優勝。天皇杯初出場[3]。
- 2017年 運営法人を一般社団法人エフトス・スポーツクラブへ変更。
- 2018年 エフトブルスFCへ改称[4]。
- 佐賀県リーグ1部優勝。九州各県リーグ決勝大会準決勝敗退。
- 2020年 CDヴェンラーセ福岡と合併し、EVインテルナシオナルに改称。旧ヴェンラーセはEVインテルナシオナルBとして引き続き筑豊地区リーグに所属する。
- 2021年 EVインテル.TOSUに改称[6]。
- 前代表の鶴田が代表理事兼GMに就任。三好は総監督に就任し、監督には伊賀上竜希が選手兼任で就任する。
- 2023年 FC.TOSUに改称。三好が監督に復帰。
エフトス・スポーツクラブ
編集種類 | 一般社団法人 |
---|---|
本社所在地 |
818-0057 福岡県筑紫野市二日市南1丁目6-6 |
設立 | 2017年4月 |
業種 | サービス業 |
代表者 | 鶴田庸平 |
外部リンク | https://www.eftos-sc.com/ |
2022年現在、チーム運営事業として、サッカートップチーム(EVインテル.TOSU)、サッカー女子チーム(エフトス・レディースFC、活動休止中)、サッカーU-12チーム(二日市FC・EFTBLUS、二日市FCとの提携)、ハンドボールチーム(エフトス・ハンズLHC、女子のみ)を行っており、その他、スポーツ普及事業としてサッカースクール(EFTOS Soccer School)、子供対象のスポーツスクール(エフトス・ハートブリーディングスクール、通称:スマラブ)、生涯スポーツ推進事業としてバドミントンチーム(バドJOY)を運営している。また、これらすべてを一般社団法人エフトス・スポーツクラブが行っている。
CDヴェンラーセ福岡
編集2018年4月に元プロサッカー選手の渡邊了太がスポーツ用品量販店の販売員らを集めて発足させた総合型地域スポーツクラブの中のサッカークラブ。チーム名の「ヴェンラーセ」はスペイン語の「ヴェンデドール」(Vendedor、販売員・店員の意味)と「エンラーセ」(Enlace、繋がりの意味)を掛け合わせた造語[7]。
トップチーム
編集FC.TOSU | |
---|---|
原語表記 | FC.TOSU |
愛称 | エフトス |
クラブカラー |
青 赤 |
創設年 | 2014年 |
所属リーグ | 佐賀県社会人サッカーリーグ |
所属ディビジョン | 1部 |
ホームタウン | 佐賀県鳥栖市 |
運営法人 | 一般社団法人エフトス・スポーツクラブ |
代表者 | 鶴田庸平 |
監督 | 三好拓児 |
公式サイト | 公式サイト |
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
成績
編集リーグ戦
編集年度 | 所属 | 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | チーム名 |
2014 | 佐賀県1部 | 5位 | 10 | 8 | 3 | 1 | 4 | 17 | 21 | -4 | FC.TOSU |
2015 | 優勝 | 21 | 8 | 7 | 0 | 1 | 23 | 13 | 10 | ||
2016 | 5位 | 9 | 8 | 3 | 0 | 5 | 25 | 22 | 3 | ||
2017 | 2位 | 18 | 8 | 6 | 0 | 2 | 26 | 14 | 12 | ||
2018 | 優勝 | 21 | 8 | 7 | 0 | 1 | 29 | 5 | 24 | エフトブルスFC | |
2019 | 2位 | 21 | 8 | 7 | 1 | 0 | 23 | 2 | 21 | ||
2020 | 優勝 | 22 | 8 | 7 | 1 | 0 | 25 | 3 | 22 | EVインテルナシオナル | |
2021 | 優勝 | 25 | 9 | 8 | 1 | 0 | 31 | 5 | 26 | EVインテル.TOSU | |
2022 | 優勝 | 19 | 8 | 6 | 1 | 1 | 26 | 7 | 19 | ||
2023 | 2位 | 21 | 8 | 7 | 0 | 1 | 13 | 6 | 7 | FC.TOSU |
天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会
編集- 出場2回(2021年現在)
回 | 年月日 | ラウンド | 会場 | スコア | 対戦相手 | 観客 |
96 | 2016年8月28日 | 1回戦 | うまスタ | ●1-2 | ロアッソ熊本 (J2) | 1,835人 |
100 | 2020年9月16日 | 1回戦 | 佐賀陸 | ●0-4 | MD長崎 (長崎県1部) | 237人 |
ユニフォーム
編集
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チームカラー
編集- 2014年 - 2019年 青、 金
- 2019年 - 青、 赤
ユニフォームスポンサー
編集掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲出年 | 備考 |
胸 | 西日本オートメーション | NAC 西日本オートメーション株式会社 |
2021年 - | |
---|---|---|---|---|
鎖骨 | なし | - | - | |
背中上部 | 株式会社林鉄工 | 温かい心をもっと物づくりへ。 ㍿林鉄工 |
2023年 - | |
背中下部 | なし | - | - | |
袖 | なし | - | - | |
パンツ前面 | coordybiz | Coordy Kids | 2023年 - | |
パンツ背面 | なし | - | - |
ユニフォームサプライヤー
編集歴代ユニフォームスポンサー年表
編集年度 | 胸 | 鎖骨左 | 鎖骨右 | 背中上部 | 背中下部 | 袖 | パンツ前面 | パンツ背面 | サプライヤー |
2014 | - | - | - | - | - | - | - | adidas | |
2015 | FACE TOTAL SIGN | ||||||||
2016 | |||||||||
2017 | つまんでご卵 | GAViC | |||||||
2018 | aibow | FACE TOTAL SIGN |
ZHOUKA | ||||||
2019 | |||||||||
2020 | - | - | - | macron | |||||
2021 | Nishinihon Automation Co.,Ltd. | ||||||||
2022 | |||||||||
2023 | NAC 西日本オートメーション株式会社 |
温かい心をもっと物づくりへ。 ㍿林鉄工 |
Coordy Kids |
エフトス・レディースFC
編集EVインテル.TOSU | |
---|---|
原語表記 | エフトス・レディース フットボールカテゴリー |
呼称 | エフトス・レディースFC |
愛称 | エフトス・レディース |
クラブカラー |
紺 ピンク |
創設年 | 2017年 |
ホームタウン | 福岡県筑紫野市 |
運営法人 | 一般社団法人エフトス・スポーツクラブ |
代表者 | 鶴田庸平 |
公式サイト | 公式サイト |
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
エフトス・レディースFC(エフトス・レディースエフシー、EFTOS LADIES Football Category、エフトス・レディース フットボールカテゴリー)は、福岡県筑紫野市をホームタウンとする女子サッカークラブ。
トップチーム概要
編集2017年2月にエフトス・レディースとして創設、福岡県女子サッカーリーグ1部に参入する[8]。2018年よりエフトス・レディースFCへ改称したが[8]、現在は活動を休止している[9]。
成績
編集年度 | 所属 | 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | チーム名 |
2017 | 福岡県1部 | 3位 | 20 | エフトス・レディース | |||||||
2018 | 位 | 20 | エフトス・レディースFC |
ユニフォーム
編集
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チームカラー
編集- 紺、 ピンク
ユニフォームスポンサー
編集掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲出年 | 備考 |
胸 | リファインズ株式会社 | 誠実に創る リファインズ㍿ |
2018年途中 - | |
---|---|---|---|---|
鎖骨 | なし | - | - | |
背中上部 | なし | - | - | |
背中下部 | なし | - | - | |
袖 | なし | - | - | |
パンツ前面 | なし | - | - | |
パンツ背面 | なし | - | - |
ユニフォームサプライヤー
編集歴代ユニフォームスポンサー年表
編集年度 | 胸 | 鎖骨左 | 鎖骨右 | 背中上部 | 背中下部 | 袖 | パンツ前面 | パンツ背面 | サプライヤー |
2017 | FACE TOTAL SIGN |
- | - | - | - | - | - | adidas | |
2018 | aibow/ 誠実に創る リファインズ㍿ |
ZHOUKA |
脚注
編集- ^ a b TEAM - ウェイバックマシン(2016年8月19日アーカイブ分)
- ^ a b 『佐賀県リーグ1部 結果』(プレスリリース) 。2016年8月18日閲覧。
- ^ a b 『第21回 佐賀県サッカー選手権大会 結果』(プレスリリース) 。2016年8月18日閲覧。
- ^ a b 『公式ウェブサイトリニューアルのお知らせ』(プレスリリース)。オリジナルの2018年7月6日時点におけるアーカイブ 。2022年3月3日閲覧。
- ^ a b “チーム紹介 EVインテルナシオナル”. 天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会 公式サイト. 2020年9月8日閲覧。
- ^ a b “【新シーズンスタート及びチーム名称について】”. 一般社団法人エフトス・スポーツクラブ事務局. 2022年3月3日閲覧。
- ^ “クラブ情報”. CDヴェンラーセ福岡公式サイト. 2020年9月19日閲覧。
- ^ a b 『お知らせ』(プレスリリース)2018年5月21日 。2022年3月3日閲覧。
- ^ “スポーツチーム”. 一般社団法人エフトス・スポーツクラブ事務局. 2020年9月8日閲覧。
外部リンク
編集- 一般社団法人エフトス・スポーツクラブ
- EVインテル.TOSU
- EVインテル.TOSU (@ev_inter) - X(旧Twitter)
- EVインテル.TOSU (FCtosu.official) - Facebook
- EVインテル.TOSU (@fctosu.official) - Instagram
- EFTBLUS FC【公式】広報ブログ - Ameba Blog
- エフトス・レディースFC
- エフトス・レディースFC (EFTOSLADIES) - Facebook
- エフトス・レディースFC (@eftos_ladiesfc/) - Instagram
- 二日市FC・EFTBLUS
- エフトス・ハンズLHC
- エフトス・ハンズLHC (eftoshands) - Facebook
- エフトス・ハンズLHC (@eftos_hands.official) - Instagram