コージ

日本のお笑い芸人

コージ(本名:徳田 浩至(とくだ こうじ)、1987年12月20日 - )は、日本お笑いタレント俳優、元アメリカンフットボール選手。ワタナベエンターテインメント所属。アメリカンフットボール選手としてのポジションはディフェンシブエンド(DE)。

コージ
本名 徳田浩至
別名義 コージ
生年月日 (1987-12-20) 1987年12月20日(36歳)
国籍 日本の旗 日本
出身地 大阪府
血液型 AB型
身長 182 cm
最終学歴 法政大学文学部英文学科
出身 ワタナベコメディスクール23期[1]
コンビ名 ブリリアン(2016年 - 2020年)
相方 杉浦大毅
立ち位置
事務所 ワタナベエンターテインメント
活動時期 2016年 -
現在の代表番組 KEIBA BEAT
他の活動 俳優
アメフト選手
テンプレートを表示

経歴

編集

大阪学芸高等学校卒業。在校時にオーストラリアへ留学。法政大学文学部英文学科卒業[2][3]。大学4年時は、アメフト部主将を務めた。

法政大学卒業後、スイーツ好きが高じて移動販売のクレープ店を経営。その後、小学校の卒業文集で将来の夢の欄に書いた「有名人」という言葉を思い出し、エンターテイナーの道を目指す。

吉本のお笑い養成所・東京NSC18期生として入学し、オーストラリア人の相方とコンビを組むがビザが切れてしまったため相方が帰国[4]。一人で舞台やお笑い活動をしている中で杉浦大毅と出会い、ブリリアン結成(2020年3月10日解散)。ワタナベエンターテインメントへ所属となる。所属後すぐに事務所の先輩だったブルゾンちえみ[注 1]に誘われ、「ブルゾンちえみ with B」を結成。

2017年放送の『ぐるナイ!おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴今年も誰か売れてSP』で優勝しブレイク[5]。以降、バラエティ番組、ドラマ、CMなどに出演。

2020年3月にブリリアン解散後、「これまでの自分と心機一転区切りをつけたかったのと、グローバルに活躍したい」という意味を込めて、芸名をコージから「コージ・トクダ」へと改名し、単身での活動を始める[6]。その後「アメフトに恩返しがしたい」という想いから、アメフト選手に復帰[7]。3月30日、みらいふ福岡SUNSへ所属することを発表した。

2023年3月1日、自身のTwitterでアメフト選手を引退したことを発表した[8]

2023年6月24日、自身のInstagramにて芸名を「コージ」に変更したことを報告した[9]

アメフト選手として

編集
  コージ・トクダ  
基本情報
ポジション ディフェンシブエンド
生年月日 (1987-12-20) 1987年12月20日(36歳)
国籍   日本
出身地 大阪府
身長 182cm
体重 92kg
経歴
高校 大阪学芸高等学校
大学 法政大学
所属歴
2020 - 2022 福岡SUNS
(みらいふ福岡SUNS→
イコールワン福岡SUNS→
otonari福岡SUNS)

大学時代は法政大学体育会アメリカンフットボール部(法政大学トマホークス(現:法政大学オレンジ))に所属[10]。ポジションはディフェンシブエンドだった。

2006年、1年生時に甲子園ボウル関西学院大学に勝利し、大学日本一となった。さらに、2008、09年には甲子園ボウルに2年連続出場する。

2009年は、部員全員の投票にて主将を務め、関東リーグ戦(2004年 - 2014年)73連勝の歴代主将の一人となっている。

大学1年時の背番号は「92」[11]、大学2年時から4年時は「44」[12]

大学卒業をもってアメフトを引退。その後、2016年発行の甲子園ボウルの記念誌に、「アメフトへの恩返しがしたい」との想いを綴っている。

2020年3月18日、アメリカンフットボールの選手として復帰し、社会人Xリーグ(X1 Area)でのプレーを目指しチームと交渉していることが報じられた。

同年3月30日に福岡市を本拠地とする社会人アメリカンフットボールチームみらいふ福岡SUNSに大学の同級生である栗原嵩と加入することが発表された。背番号は9[13]。ポジションは大学時代と同じディフェンシブエンド[14]。入団会見において「芸能活動も100%、アメフトも100%、200%の本気で取り組む」と意気込みを語り[15]、「初戦で必ずQBサックを決めます」と公言した[16]

11月1日、神戸市立王子スタジアムにて10年振りの復帰試合が行われ、アズワンブラックイーグルス相手に34対20で勝利。さらには公言通りQBサックを決めた[16]

2021年11月21日、所属するSUNSがX1AREAリーグを5勝1敗の3位で終え、X1 Superへの昇格を果たした。

2023年3月1日、自身のTwitterでアメフト選手を引退したことを発表した[8]

人物

編集

メディア出演

編集

テレビ

編集

レギュラー番組

編集

バラエティー

編集

ドラマ

編集

映画

編集

雑誌

編集

その他

編集
  • アメフト応援団長・コージコラム (4years.
  • DAM CHANNEL 選べる映像背景「胸キュン男子」シェアハウス編 - 剛(たけし)役

脚注

編集

注釈

編集
  1. ^ 吉本時代を含めればコージの方が先輩である。

出典

編集
  1. ^ ワタナベコメディスクール【公式】 [@wcs_2004] (2016年6月18日). "23期SML土曜日 Aライブ 2位 ブリリアン 入賞発表後のウソ泣きの写真". X(旧Twitter)より2021年12月21日閲覧
  2. ^ 法政大学新聞学会 [@hoseipress] (2017年10月12日). "with B、ブリリアンのコージさんの取材に行ってきました!!不躾な質問にも気さくに話して下さって、感無量ですToT 11/3発行の11月号にインタビュー記事を掲載しますので、お楽しみに!35億回読み返して下さいね!". X(旧Twitter)より2021年12月21日閲覧
  3. ^ 【アメフト】アメフト部元主将、コージ・トクダさん独占インタビュー! 主将から芸人へ、大学生活が導いたエンターテインメントの世界”. スポーツ法政. スポーツ法政 (2020年4月1日). 2021年12月21日閲覧。 取材日は2020年3月19日。
  4. ^ a b ブルゾンの脇にいる「with B」 ブレない生き方で意気投合”. NEWSポストセブン. 小学館 (2017年3月18日). 2021年12月21日閲覧。
  5. ^ ブルゾンちえみwith B、「おもしろ荘」に凱旋で新ネタ披露 新たな選曲も注目”. モデルプレス (2018年1月1日). 2021年1月27日閲覧。
  6. ^ ブルゾンちえみwithBのブリリアン解散、コージ改名で「グローバルに」”. マイナビニュース (2020年3月10日). 2021年1月27日閲覧。
  7. ^ 田中大貴 (2020年8月15日). “「35億」の次はアメフトに恩返し。コージ・トクダが語る現役復帰の覚悟。”. Number Web. 2021年1月27日閲覧。
  8. ^ a b コージ・トクダ [@Koji_Tokuda] (2023年3月1日). "応援して頂いている皆様にご報告です。(以下画像の文章)。【ご報告】突然のご報告ではありますが、私コージ・トクダは昨シーズンをもちまして所属チームであるotonari福岡サンズを退団し、アメリカンフットボール選手としての活動を引退致します。". X(旧Twitter)より2023年3月3日閲覧
  9. ^ コージ [@koji_tokuda1220] (2023年6月24日). "#そして #しれっとではありますが #ご報告 #芸名はコージ #になりました #よろしくお願いします". Instagramより2023年6月26日閲覧
  10. ^ PON! 2017年3月20日放送回”. gooテレビ (2017年3月20日). 2017年4月7日閲覧。
  11. ^ TOUCHDOWN №447 10月号付録
  12. ^ "アメリカンフットボール部、甲子園ボウルの動画を配信しています". 法政大学. 法政大学. 21 December 2009. 2020年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月4日閲覧[出典無効]
  13. ^ アメフト復帰の元with Bコージ入団先が決まる”. 日刊スポーツ (2020年3月30日). 2021年1月27日閲覧。
  14. ^ 喜瀬雅則 (2020年11月1日). “アメフト復帰の元WithBコージ声詰まらせる「夢にまで見た」会心プレー”. 西日本スポーツ. 2021年1月27日閲覧。
  15. ^ 元ブリリアンのコージ「アメフト100、タレント100、コージ200%で頑張る」”. スポニチアネックス (2020年3月31日). 2021年1月27日閲覧。
  16. ^ a b 篠原大輔 (2020年11月1日). “10年ぶりにアメフト復帰の応援団長コージさん、負けて終わった甲子園思い出し涙”. 4years.. 朝日新聞社. 2022年6月2日閲覧。
  17. ^ (公式プロフィール)
  18. ^ 特技一覧”. ワタナベエンターテインメント. 2017年4月7日閲覧。
  19. ^ a b 趣味一覧”. ワタナベエンターテインメント. 2017年4月7日閲覧。
  20. ^ a b 得意トーク一覧”. ワタナベエンターテインメント. 2017年4月7日閲覧。
  21. ^ コージ・トクダ [@koji_brillian] (2015年10月21日). "レゴvol.1【冬将軍】 いくつになってもLEGOの魅力に取り憑かれています。いいショットが撮りたい". X(旧Twitter)より2021年12月21日閲覧
  22. ^ 行列のできる法律相談所 2017年5月28日(日)”. gooテレビ (2017年5月28日). 2017年8月2日閲覧。
  23. ^ 白石和彌×阿部サダヲ×岡田健史「死刑にいたる病」公開日が決定、新キャストも発表(コメントあり)”. 映画ナタリー. ナターシャ (2022年1月26日). 2022年1月26日閲覧。

外部リンク

編集