松本きょうじ
日本の俳優・演出家・劇作家(1954−2006)
松本 きょうじ[1](まつもと きょうじ、1954年9月9日 - 2006年6月29日)は、日本の俳優、演出家、劇作家。神奈川県出身。本名は松本匡史。
まつもと きょうじ 松本 きょうじ | |
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本名 | 松本匡史 |
生年月日 | 1954年9月9日 |
没年月日 | 2006年6月29日(51歳没) |
出生地 | 日本神奈川県小田原市 |
死没地 | 日本神奈川県小田原市 |
職業 |
俳優 演出家 劇作家 |
著名な家族 | (実弟)粋成浩児 |
主な作品 | |
『新選組!』 |
略歴
編集1980年に劇団ランプティー・ハンプティー(後に改名して「ランプティ・パンプティ」[2])を結成し、俳優に加え、脚本、演出も手がけた。解散後は舞台俳優としてTPT、加藤健一事務所、井上ひさしの作品などで活躍した。
出演作品
編集舞台(ランプティ・パンプティ)
編集特に記載のないものは全て作・演出・出演を兼ねる。
- 東京ワルツ(1982年、新宿シアターモリエール)
- ザ・モンスターズ・ショウ(1982年、新宿シアターモリエール)
- Ah!レノン(1982年、新宿シアターモリエール)
- アゲイン(1983年、新宿シアターモリエール)
- 出発(1983年、作:つかこうへい 新宿シアターモリエール)
- Ah!レノン-もうひとつのビートルズ-(1984年、シアターグリーン)
- ビリー・ザ・キッド(1984年、アトリエ・フォンテーヌ)
- WELCOME(1984年、シアターグリーン)
- ZZZ...(1985年、シアターグリーン)
- ギリガン君SOS!(1985年、シアターグリーン)
- モンキーパズルの木の下で… UNDER THE "MONKY PUZZLE"(1986年、ザ・スズナリ)
- 黄金狂時代-狂い咲きビリー・ザ・キッド-(1986年、THEATER/TOPS)
- WELCOME-月夜の晩はセレナーデ-(1986年、演出:平井洋二、シアターグリーン)
- 今朝のデイリープラネット(1987年、ザ・スズナリ)
- エントロピー(1987年、THEATER/TOPS)
- ライ麦畑のジョン・レノン(1987年、THEATER/TOPS)
- GRANDE-君によこたふ天の河-(1988年、青山円形劇場)
- 今朝のデイリープラネット(1988年、ザ・スズナリ)
- CHANNEL9 魔法の国の地図(1989年、THEATER/TOPS)
- 東京箪笥事情(1989年、下北沢駅前劇場、相鉄本多劇場)※オムニバス公演
- 東京ナガレ者(作:佃典彦)
- B級ホラー・おつけもの(作:松本きょうじ)
- DO YOU BELIEVE IN MAGIC?(作:岡田惠和)
- ガイジン(作:松本きょうじ)
- 妻四態(原作:筒井康隆)
- エントロピー2(1989年、シアターサンモール)
- シャッフル-千年王国奇想天外譚-(1989年、ザ・スズナリ、名演小劇場)
- 現場主義!-てつがくのプレシオザウルス-(1990年、本多劇場、大田区民プラザ)
舞台(その他)
編集- ブラック・コメディ(1990、1994年、加藤健一事務所 作:ピーター・シェーファー 演出:綾田俊樹)
- ラブ・ゲーム(1991年、加藤健一事務所 作:ジョルジュ・フェドー 演出:星充)
- 牡丹燈籠(1992年、加藤健一事務所 脚本:大西信行 演出:篠崎光正)
- 三人姉妹(1993年、加藤健一事務所 作:アントン・チェーホフ 演出:加藤健一)
- あわれ彼女は娼婦(1993年、TPT 作:ジョン・フォード 演出:デヴィッド・ルヴォー)
- It's SHOW TIME !(1994年、加藤健一事務所 作:ジョン・マーレイ、アレン・ボレッツ 演出:綾田俊樹)
- 松ヶ浦ゴドー戒(1995年、加藤健一事務所 作:つかこうへい 演出:松本きょうじ)
- レグと過ごした甘い夜(1996年、加藤健一事務所 作:ケビン・エリオット 演出:星充)
- 青空のある限り SWING JAZZ STORY(1996年、関西テレビ放送/アトリエ・ダンカン 脚本:坂手洋二 演出:栗山民也)
- マクベス(1996年、TPT 作:ウィリアム・シェイクスピア 演出:デヴィッド・ルヴォー)レノックス役
- 黙阿彌オペラ(1997年、こまつ座 作:井上ひさし 演出:栗山民也)
- 紙屋町さくらホテル(1997、2001年 新国立劇場 作:井上ひさし 演出:渡辺浩子)
- トーチソング・トリロジー(1998年、加藤健一事務所 作:ハーヴェイ・ファイアスタイン 演出:久世龍之介)
- 春のめざめ(1998年、TPT 作:フランク・ヴェデキント 演出:串田和美)
- 愛の勝利(1999年、TPT 作:ピエール・ド・マリヴォー 演出:デヴィッド・ルヴォー)
- ザ・フォーリナー(1999年、加藤健一事務所 作:ラリー・シュー 演出:久世龍之介)
- ガラスの動物園(2001年、TPT 作:テネシー・ウィリアムズ 演出:ロバート・アラン・アッカーマン)トム・ウィングフィールド役
- 煙が目にしみる(2002、2005年、加藤健一事務所 原案:鈴置洋孝 脚本:堤泰之 演出:久世龍之介)
- 太鼓たたいて笛ふいて(2002、2004年、こまつ座 作:井上ひさし 演出:栗山民也)
- バッファローの月(2002年、加藤健一事務所作 作:ケン・ラドウィッグ 演出:久世龍之介)
- ギャンブラー(2003年、加藤健一事務所 作:ジョン・セシル・ホーム、ジョージ・アボット 演出:久世龍之介)
- 藪原検校(2003、2005年、地人会 作:井上ひさし 演出:木村光一)
- カモの変奏曲(2004年、TPT 作:デヴィッド・マメット 演出:木内宏昌)
- シカゴの性倒錯(2004年、TPT 作:デヴィッド・マメット 演出:アリ・エデルソン)
- 死の棘(2005年、演劇企画集団THE・ガジラ 構成・脚本・演出:鐘下辰男)
映画
編集- どこまでもいこう(1999年)
テレビ
編集ラジオ
編集- それゆけホモルーデンス (1988年11月 - 1991年3月・NACK5 毎週水曜日)
脚注
編集- ^ https://kotobank.jp/word/松本%20きょうじ-1674034
- ^ 『東奔西走大絶賛 永六輔』 1983年6月11日、97頁