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ふたりの愛ランド

石川優子とチャゲの楽曲

ふたりの愛ランド」(ふたりのあいランド)は、石川優子チャゲ(現:Chage)のコラボレーションシングル1984年4月21日に発売された。発売元はラジオシティ

ふたりの愛ランド
石川優子チャゲシングル
B面 渚の誓い
リリース
規格 EP
デジタル・ダウンロード
ジャンル ポップ
時間
レーベル ラジオシティ[1](RD-4084)
作詞・作曲 チャゲ (#1)
松井五郎 (#1作詞)
石川優子 (#2)
チャート最高順位
  • 週間3位(オリコン[2]
  • 1984年6月度月間7位(オリコン)
  • 1984年7月度月間4位(オリコン)
  • 1984年度年間16位(オリコン)[2]
  • 週間2位(ザ・ベストテン
  • 1984年度年間10位(ザ・ベストテン)
石川優子 年表
風のセレナーデ
1984年
ふたりの愛ランド
(1984年)
5分でSunset
(1984年)
チャゲ 年表
ふたりの愛ランド
(1984年)
トウキョータワー
1998年
ミュージックビデオ
「ふたりの愛ランド」 - YouTube
「渚の誓い」 - YouTube
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解説編集

当時、チャゲ&飛鳥(現:CHAGE and ASKA)のシングルA面は、全て飛鳥涼(現:ASKA)がメインボーカルをとっていたために、チャゲは、シンガーソングライターとして単独でもやっていけるほどの充分な実力を有しながらも、自身がメインボーカルを務める楽曲は常にB面にとどまっており、彼の目立つ機会は皆無といっていい程だった。

ヤマハ音楽振興会としても、チャゲを前面に押し出して売り出す機会を狙っていた。そんな折に、JALCMソングとしてヤマハに依頼があり、そこでチャゲの作った「ふたりの愛ランド」に白羽の矢が立ったのであった[3]

ただ、あまりにもチャゲ&飛鳥とは曲調が異なり、本人もシャレのつもりで書いたものだっただけに、ヤマハの制作プロデューサー山里剛が、(飛鳥と組むのではなく)前年にJALのキャンペーンソングを担当した石川優子のマネージャーとディレクターに石川と組むことを提案し、それが採用された[3]

チャゲは当初、この曲は男女のデュエットを想定せずに自分の歌いやすいキーで作曲していたため、その後キーの合わせ方にかなり苦心したという[3]

累計では45万枚を売り上げた[4]

石川も、チャゲと時期を同じくしてデビューしたシンガーソングライターであり、1981年には石川自身作詞・作曲を手掛けた「シンデレラ サマー」(当曲もJAL'81・沖縄キャンペーンソング)がヒットし、当時既にトップアーティストの仲間入りを果たしていた。

「ふたりの愛ランド」と「渚の誓い」のオリジナルバージョンは石川のアルバムには収録された事があるが、チャゲのアルバムには収録された事が無い。2009年発売の「Many Happy Returns」に「ふたりの愛ランド2009」として再録されたものが収録されている(石川も参加)。また、2012年には限定シングル「GO!GO!GO!」のカップリングに「チャゲトルズ・カヴァーバージョン」としてセルフカバーしたものが収録された(女性パートは久松史奈が担当)。

収録曲編集

  1. ふたりの愛ランド
    (作詞:チャゲ松井五郎 / 作曲:チャゲ / 編曲:平野孝幸)
    JAL'84 沖縄キャンペーンソング。また、Chage出演のミスタードーナツ「クールミスド」CMソング (2011年使用)。
    歌詞は沖縄をイメージして書かれており、当初は歌詞に「ココナッツ」と入れていたがスタッフの一部から「沖縄にココナッツはどうか」(ココナッツは沖縄にはないため)と言われ、苦肉の策で「ここは夏」の「ココ夏」に変更して逃げ切ったというエピソードがある[3]
    1990年にはチャゲが石川のコンサート「石川優子 ファイナル・コンサート 愛を眠らせないで」に飛び入り参加して、この曲を披露し、2004年に行われたCHAGE and ASKAのコンサート「CHAGE and ASKA 25th Anniversary Special チャゲ&飛鳥 熱風コンサート」でも披露している[5]。また、2016年春、ポプコン出身者が集まるライブ「僕らのポプコンエイジ」で、1990年以来26年ぶりに復帰し、チャゲと披露した。[6]
    2017年平成29年)には、パチンコCR春夏秋冬〜HIGHビスカス〜西陣)のゲーム中及び大当りラウンド中のBGMの一つとして採用されている[7]
  2. 渚の誓い
    (作詞・作曲:石川優子 / 編曲:平野孝幸)

カバー編集

ふたりの愛ランド

脚注編集

  1. ^ 当時チャゲ&飛鳥が契約していたワーナー・パイオニアは、「制作協力」としてジャケットにクレジットされている。
  2. ^ a b スージー鈴木 2017, p. 85.
  3. ^ a b c d 富沢一誠(監修)『J-POP名曲事典300曲 「シャドー・シティ」から「Hello, Again 〜昔からある場所〜」まで誕生秘話』ヤマハミュージックメディア、2008年、140-141頁。ISBN 978-4-636-83873-2
  4. ^ 『J-POP名曲事典300曲 「シャドー・シティ」から「Hello, Again 〜昔からある場所〜」まで誕生秘話』140頁。
  5. ^ 観客が石川のパートを担当、メドレーの中の一曲として披露
  6. ^ 引退石川優子さん ポプコン“同窓会”ライブで26年ぶり復帰”. Sponichi Annex (2015年9月22日). 2016年6月18日閲覧。
  7. ^ CR春夏秋冬 〜HIGHビスカス〜>特徴 - 西陣公式サイト内、2017年4月1日閲覧。

参考文献編集

  • スージー鈴木『1984年の歌謡曲』イースト・プレス〈イースト新書〉、2017年2月。ISBN 978-4-7816-5080-7

関連項目編集

外部リンク編集