アジアリーグアイスホッケー2016-2017

アジアリーグアイスホッケー2016-2017シーズンは、14シーズン目のアジアリーグアイスホッケーである。 2016年8月27日に開幕した。安養ハルラ2年連続4回目の優勝を決めた[1]

アジアリーグアイスホッケー 2016-2017
リーグアジアリーグアイスホッケー
スポーツアイスホッケー
期間2016年8月27日 - 2017年4月11日
試合数(レギュラーリーグ216・プレーオフ)
チーム数9 (日本4・韓国3・中国1・ロシア1)
レギュラーリーグ
レギュラーリーグ1位安養ハルラ
シーズンMVPキムサンウク (安養ハルラ)
得点王マット・ホープ (東北フリーブレイズ)
プレーオフ
優勝安養ハルラ
  準優勝PSKサハリン
ファイナルMVPマット・ダルトン (安養ハルラ)
アジアリーグアイスホッケー seasons

参加チーム

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昨シーズンの9チームのうち、デミョンサンムが脱退し、代わりにデミョンキラーホエールズが参加した。

チーム 本拠地
H.C.栃木日光アイスバックス 栃木県日光市
日本製紙クレインズ 北海道釧路市
王子イーグルス 北海道苫小牧市
東北フリーブレイズ 福島県郡山市青森県八戸市
安養ハルラ 京畿道安養市
High1アイスホッケーチーム 江原道春川市
デミョンキラーホエールズ 仁川広域市
チャイナドラゴン 上海市
PSKサハリン ユジノサハリンスク

レギュラーリーグ

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2015年8月29日に開幕。

東京集結シリーズ

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2月4日と5日の二日間、日本チームが東京のアリーナで2チームと戦う通称東京集結シリーズが開催された。

東北vs日本製紙

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東北フリーブレイズ1-2
(0-2, 1-0, 0-0)
日本製紙クレインズ
山田 2P(5:35) [] 池田 (西脇、伊藤) 1P(2:51)
池田 (髙井、中島) 1P(7:52)

栃木日光vs王子

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H.C.栃木日光アイスバックス1-3
(0-1, 1-0, 0-2)
王子イーグルス
齋藤毅 (齋藤哲、寺尾) 2P(6:26) [] 百目木 (山下、マーリー) 1P(18:39)
ベイユ (橋本僚、小原) 3P(7:15)
マーリー (コルドウェル) 3P(18:49)

東北vs王子

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東北フリーブレイズ6-4
(3-1, 1-2, 2-1)
王子イーグルス
ジャレット (ポープ) 1P(7:13)
田中豪 (田中遼、平野) 1P(8:01)
熊谷 (元野、ポープ) 1P(10:11)
河合 (早田) 2P(0:57)
平野 (田中豪) 3P(10:35)
ポープ 3P(18:09)
[] マーリー (コルドウェル、芳賀) 1P(19:42)
久慈 (マーリー、橋本僚) 2P(5:21)
越後 (高橋、佐々木) 2P(14:47)
久慈 (百目木、マーリー) 3P(3:45)

栃木日光vs日本製紙

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H.C.栃木日光アイスバックス6-7
(3-1, 1-3, 2-2, OT0-1)
日本製紙クレインズ
寺尾 (河合) 1P(4:04)
寺尾 (河合、伊藤) 1P(11:41)
ボンク(岩本、ミッチェル) 1P(15:27)
寺尾 (ミッチェル) 2P(16:49)
ボンク (佐藤、齋藤哲) 3P(19:00)
齋藤哲 (齋藤毅、ボンク) 3P(19:50)
[] ラベッキオ (小泉、ウォルター) 1P(9:45)
髙木 (中島、梁取) 2P(1:31)
髙木 (池田) 2P(6:25)
ラベッキオ 2P(11:20)
髙見 (ウォルター、ラベッキオ) 3P(6:36)
髙見 (ラベッキオ、ウォルター) 3P(17:56)
髙木 (梁取) OT(1:30)

順位

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2017年3月12日にかけて6回戦総当たりリーグ戦全216試合が開催され、6位までがプレイオフ進出。アニャンハルラが3シーズン連続の1位になり、リーダーズフラッグを獲得。2位も前年と同様サハリン。3-6位までを日本チームが占めた。

順位 チーム GP W OTW SOW SOL OTL L Goals Pts
1   安養ハルラ 48 36 3 2 2 0 5 210:91 120
2   PSKサハリン 48 33 3 0 2 2 8 214:101 109
3   王子イーグルス 48 28 3 1 1 3 12 203:134 96
4   東北フリーブレイズ 48 26 1 1 0 3 17 185:135 85
5   日本製紙クレインズ 48 23 1 1 3 3 17 169:153 79
6   日光アイスバックス 48 17 4 3 1 3 20 157:153 69
7   ハイワン 48 10 1 4 0 3 30 118:197 43
8   デミョンサンム 48 7 1 0 1 2 37 107:231 66
9   チャイナドラゴン 48 4 3 0 2 1 38 106:274 21
  • GP:試合数、W:60分勝利、OTW:延長戦勝利、SOW:シュートアウト勝利、SOL:シュートアウト負け、OTL:延長戦負け、L:60分負け、Goals:総得点と総失点、Pts:勝点

プレーオフ

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ファーストラウンド セミファイナル ファイナル
4 東北 2
5 日本製紙 0 1 安養 3
4 東北 0
1 安養 3
3 王子 0 2 サハリン 0
6 栃木日光 2 2 サハリン 3
6 栃木日光 1

ファイナル

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安養vsサハリン

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第1戦

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安養ハルラ6-2
(1-0, 2-1, 3-1)
PSKサハリン
アンジンフィ(キムギソン、キムサンウク) 1P(19:53)
パクウサン(シンサンフン、シンサンウ) 2P(2:16)
リーガン(シンサンフン、チョミンホ) 2P(13:41)
キムギソン(キムサンウク) 3P(0:50)
シンサンウ(シンサンフン、パクウサン) 3P(5:39)
パクウサン(リドンク、シンサンフン) 3P(9:27)
[] アレクセイエフ・ロマン(エリョミン・アレクセイ、ベルニコフ・ルスラン) 2P(3:39)
シシュカノフ・ティモフェイ(ゴロヴィン・アレクサンドル、アレクセイエフ・ロマン) 3P(7:02)

安養がシリーズを1勝0敗でリードする

第2戦

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安養ハルラ4-0
(0-0, 1-0, 3-0)
PSKサハリン
シンサンフン(シンサンウ、パクウサン) 2P(9:26)
チョミンホ(ラジャ、キムウォンジュン) 3P(8:56)
チョミンホ(ラジャ、キムウォンジュン) 3P(10:49)
キムユンファン(アンジョンヒョン、ソンウジェ) 3P(19:52)
[]

安養がシリーズを2勝0敗でリードする

第3戦

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安養ハルラ3-2
(1-1, 1-1, 0-0, OT1-0)
PSKサハリン
リーガン 1P(1:44)
シンサンフン 2P(1:47)
キムギソン(キムサンウク) OT(2:57)
[] シシュカノフティモフェイ(コリェダエフアレクセイ、ベルニコフルスラン) 1P(9:35)
ベルニコフルスラン(コルスノフブラジミル) 2P(17:46)

安養がシリーズを3勝0敗で勝利する

表彰

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最優秀選手

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部門 受賞者 所属
レギュラーリーグ キム・サンウク 安養ハルラ
プレーオフ マット・ダルトン 安養ハルラ

ベスト6

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部門 受賞者 所属
フォワード キムサンウク 安養ハルラ
フォワード マット・ホープ 東北フリーブレイズ
フォワード ベルニコフルスラン HCサハリン
ディフェンス エリック・リーガン 安養ハルラ
ディフェンス ローガン・スティーブンソン 東北フリーブレイズ
ゴールキーパー マット・ダルトン 安養ハルラ

個人タイトル

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部門 受賞者 チーム 成績
最多得点 ベルニコフルスラン PSKサハリン 36
最多アシスト キム・サンウク 安養ハルラ 54
最多ポイント キム・サンウク
マット・ホープ
安養ハルラ
東北フリーブレイズ
68
最優秀セーブ率GK マット・ダルトン 安養ハルラ 93.85%

その他

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部門 受賞者 所属
プレーオフ最優秀監督賞 パトリック・マルティネツ 安養ハルラ
ヤングガイ・オブ・ザ・イヤー 中島彰吾 日本製紙クレインズ
ホッケータウン・イン・アジア 苫小牧市 王子イーグルス

脚注

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関連項目

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外部リンク

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