アダプテーション』(Adaptation.)は、2002年製作のアメリカ映画。『マルコヴィッチの穴』の監督・脚本家が再び組んだコメディ映画

アダプテーション
Adaptation.
監督 スパイク・ジョーンズ
脚本 チャーリー・カウフマン
ドナルド・カウフマン
製作 ジョナサン・デミ
ヴィンセント・ランディ
エドワード・サクソン
製作総指揮 チャーリー・カウフマン
ピーター・サラフ
出演者 ニコラス・ケイジ
メリル・ストリープ
音楽 カーター・バーウェル
撮影 ランス・アコード
編集 エリック・ザンブランネン
配給 アメリカ合衆国の旗 コロンビア ピクチャーズ
日本の旗 アスミック・エース
公開 アメリカ合衆国の旗 2002年12月6日
日本の旗 2003年8月23日
上映時間 114分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $19,000,000[1]
興行収入 $32,801,173[1]
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ストーリー 編集

マルコヴィッチの穴』で高い評価を得た脚本家のチャーリー・カウフマンは、次の作品としてスーザン・オーリアンの『蘭に魅せられた男 驚くべき蘭コレクターの世界』の脚色に取り掛かっていた。しかし、起伏の少ないストーリーのために執筆には行き詰まり、好意を持っている女性には振られてしまい、双子の兄弟ドナルドは執筆の邪魔ばかりしてきた挙げ句、自分も脚本家になると言い出す。チャーリーは部屋に籠って執筆をしながら、行き詰まると知り合いの女性たちを思い浮かべてマスターベーションばかりしている。エージェントやクライアントからの度重なる催促の末、彼はようやく原作者のスーザンに会いにニューヨークに行くことを決意する。

なお、共同脚本としてクレジットされ、映画にも登場する双子の弟「ドナルド・カウフマン」は、実際には存在しない架空の人物である。

キャスト 編集

役名 俳優 日本語吹替
チャーリー・カウフマン
ドナルド・カウフマン
ニコラス・ケイジ 大塚明夫
スーザン・オーリアン メリル・ストリープ 鈴木弘子
ヴァレリー・トーマス ティルダ・スウィントン 日野由利加
ジョン・ラロシュ クリス・クーパー 谷口節
ロバート・マッキー ブライアン・コックス 富田耕生
キャロライン・カニンガム マギー・ジレンホール 岡寛恵
アメリア・カヴァン カーラ・シーモア 安藤麻吹
マーティ・ボーウェン ロン・リヴィングストン
トニー(レンジャー) ジム・ビーヴァー
アリス(ウェイトレス) ジュディ・グリア 甲斐田裕子
オーガスタス・マージェリー ダグ・ジョーンズ
スーザンの夫 カーティス・ハンソン
スパイク・ジョーンズ 本人(ノンクレジット)
ジョン・キューザック 本人(ノンクレジット)
キャサリン・キーナー 本人(ノンクレジット) 田中敦子
ジョン・マルコヴィッチ 本人(ノンクレジット) 屋良有作

評価 編集

レビュー・アグリゲーターRotten Tomatoesでは210件のレビューで支持率は90%、平均点は8.20/10となった[2]Metacriticでは40件のレビューを基に加重平均値が83/100となった[3]

第75回アカデミー賞の助演男優賞をクリス・クーパーが受賞。第53回ベルリン国際映画祭審査員グランプリを受賞作品。

参考文献 編集

  1. ^ a b Adaptation.” (英語). Box Office Mojo. 201-06-09閲覧。
  2. ^ Adaptation (2002)”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年6月15日閲覧。
  3. ^ Adaptation Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年6月15日閲覧。

外部リンク 編集