エルヴィン・ヘイズ

アメリカのバスケットボール選手 (1945 - )

エルヴィン・アーネスト・ヘイズ (Elvin Ernest Hayes, 1945年11月17日 - ) は、アメリカ合衆国ルイジアナ州レイビル英語版出身の元プロバスケットボール選手である。NBAワシントン・ブレッツウェス・アンセルドとともに1978年のチャンピオンシップ優勝の大きな原動力となった。高い身長を活かし、リバウンドを制し、攻撃・防御の要となった名選手である。1990年バスケットボール殿堂入りした。

エルヴィン・ヘイズ
Elvin Hayes
Elvin Hayes.jpg
基本情報
愛称 The Big E
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1945-11-17) 1945年11月17日(76歳)
出身地 ルイジアナ州レイビル英語版
身長 206cm (6 ft 9 in)
体重 107kg (236 lb)
キャリア情報
高校 ユーラ・D・ブリトン高等学校 (ルイジアナ州レイビル)
大学 ヒューストン大学英語版
NBAドラフト 1968年 / 1巡目 / 全体1位[1]
プロ選手期間 1968年–1984年
ポジション PF / C
背番号歴 11, 44
永久欠番 ウィザーズ  11 
経歴
19681972サンディエゴ / ヒューストン・ロケッツ
19721981ボルティモア / キャピタル / ワシントン・ブレッツ
19811984ヒューストン・ロケッツ
受賞歴
通算成績
得点数 27,313 (21.0 ppg)
リバウンド数 16,279 (12.5 rpg)
ブロック数 1,171 (2.0 bpg)
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
バスケットボール殿堂入り選手 (詳細)
カレッジバスケットボール殿堂入り (2006年)

経歴編集

カレッジ時代編集

ヘイズは地元のブリットン高校でバスケットのキャリアをスタートさせた。高校時代からその才能は際立っており、州のチャンピオンシップに進出する原動力となった。1965年に卒業すると、ヒューストン大学に進学しバスケットを続けた。大学では1年目平均27.2ポイント、16.9リバウンド、2年目28.4ポイント、15.7リバウンド、3年目36.8ポイント、18.9リバウンドという数字を残している[1]1968年にはスポーティングニュース誌からプレイヤー・オブ・ザ・イヤーに選ばれている。 彼のカレッジ時代の背番号44番はヒューストン大学の永久欠番になっている。

NBA時代編集

1968年に卒業したヘイズはその年のNBAドラフトで当時「サンディエゴ・ロケッツ」の名称だった現在のヒューストン・ロケッツに1巡目全体1位で指名を受け入団する。チーム状態は決してよくなかったが、ヘイズは期待通りの活躍をみせ、1年目のシーズンでは平均28.4ポイントを上げて新人ながらその年の得点王になった(ルーキー・オブ・ザ・イヤーはドラフト全体2位指名だったボルティモア・ブレッツウェス・アンセルドが獲得した)。 さらに、2年目のシーズンではトータルリバウンド1,386、ゲーム平均16.9リバウンドをあげてリバウンド王に輝いた。

1972年にヘイズはボルティモア・ブレッツにトレードされる。ブレッツには当時ウェス・アンセルドアール・モンローらがおり1975年1978年1979年と3度NBAファイナル進出を成し遂げる。1978年にはヘイズの活躍もありシアトル・スーパーソニックスを破って優勝を果した。

1980-81シーズンまでブレッツでプレーしたヘイズは、1981年に古巣のヒューストン・ロケッツにトレードされる。既にキャリアは最終盤に近かったが、1984年に引退するまで彼はゲーム平均15ポイント以上をあげた。

ヘイズは1990年に殿堂入りを果し、また1996年にはNBAの50周年を記念して選ばれた「NBA偉大な50選手」の一人にも選出された。

個人成績編集

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ
  優勝シーズン      リーグリーダー

レギュラーシーズン編集

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
1968-69 SDR 82 45.1 .447 .626 17.1 1.4 28.4*
1969-70 82 44.7* .452 .688 16.9* 2.0 27.5
1970-71 82 44.3 .428 .672 16.6 2.3 28.7
1971-72 HOU 82 42.2 .434 .649 14.6 3.3 25.2
1972-73 BAL 81 32.1 .444 .671 14.1 1.6 21.2
1973-74 CAP 81 44.5* .423 .721 18.1* 2.0 1.1 3.0 21.4
1974-75 WSB 82 42.3 .443 .766 12.2 2.5 1.9 2.3 23.0
1975-76 80 37.2 .470 .628 11.0 1.5 1.3 2.5 19.8
1976-77 82 41.0 .501 .687 12.5 1.9 1.1 2.7 23.7
1977-78  81 40.1 .451 .634 13.3 1.8 1.2 2.0 19.7
1978-79 82 37.9 .487 .654 12.1 1.7 .9 2.3 21.8
1979-80 81 39.3 .454 .231 .699 11.1 1.6 .8 2.3 23.0
1980-81 81 36.2 .451 .000 .617 9.7 1.2 .8 2.1 17.8
1981-82 HOU 82 82 37.0 .472 .000 .664 9.1 1.8 .8 1.3 16.1
1982-83 81 43 28.4 .476 .500 .683 7.6 2.0 .6 1.0 12.9
1983-84 81 4 12.3 .406 .000 .652 3.2 .9 .2 .3 5.0
通算 1,303 129 38.4 .452 .147 .670 12.5 1.8 1.0 2.0 21.0
オールスター 12 4 22.0 .403 .647 7.7 1.4 .7 .9 10.5

プレーオフ編集

年度 チーム GP MPG FG% FT% RPG APG SPG BPG PPG
1969 SDR 6 46.3 .526 .660 13.8 .8 25.8
1973 BAL 5 45.6 .505 .697 11.4 1.0 25.8
1974 CAP 7 46.1 .531 .707 15.9* 3.0 0.7 2.1 25.9
1975 WSB 17 44.2 .468 .677 10.9 2.2 1.5 2.3 25.5
1976 7 43.6 .443 .582 12.6 1.4 .7 4.0* 20.0
1977 9 45.0* .563 .695 13.6 1.9 1.1 2.4 21.0
1978  21 41.3* .491 .594 13.3* 2.0 1.5 2.5 21.8
1979 19 41.4 .429 .669 14.0* 5.0 .9 2.7 22.5
1980 2 46.0 .390 .800 11.0 3.0 .0 2.0 20.0
1982 HOU 3 41.3 .340 .533 10.0 1.0 .7 3.3 14.0
通算 96 43.3 .464 .652 13.0 1.9 1.1 2.6 22.9

記録編集

  • 得点:27,313(史上11位)
  • リバウンド:16,279(史上4位)
  • FG成功数:10,976(史上9位)
  • 出場分数:50,000(史上7位)

ワシントン・ウィザーズのフランチャイズ記録編集

  • 出場試合:731(2位)
  • 出場分数:29,218(2位)
  • 得点:15,551(1位)
  • リバウンド:9,305(2位)
  • スティール:736(3位)
  • ブロック:1,558(1位)
  • FG成功数:6,251(1位)
  • FT成功数:3,046(1位)

関連項目編集

脚注編集

外部リンク編集