オリヴィア・ワイルド
オリヴィア・ワイルド(Olivia Wilde, 本名: オリヴィア・ジェーン・コバーン、Olivia Jane Cockburn, 1984年3月10日 - )[1]は、アメリカ合衆国の女優、映画監督。
オリヴィア・ワイルド Olivia Wilde | |||||
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![]() 2019年 サウス・バイ・サウスウエスト | |||||
本名 | Olivia Jane Cockburn | ||||
生年月日 | 1984年3月10日(39歳) | ||||
出生地 |
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国籍 |
![]() ![]() (二重国籍) | ||||
配偶者 |
タオ・ラスポリ(2003年 - 2011年) ジェイソン・サダイキス(婚約者、2013年 - 2020年) | ||||
主な作品 | |||||
出演 『The O.C.』 『トロン: レガシー』 『リチャード・ジュエル』 監督 『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』 | |||||
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来歴 編集
ニューヨーク州ニューヨーク出身。父親はロンドン生まれのアイルランド人のジャーナリスト、母親はプロデューサー及びジャーナリスト。『ブライヅヘッドふたたび』などの著作で知られるイギリスの小説家イーヴリン・ウォーとは血縁関係にある。ジャーナリストとして著名だった祖父をはじめ、親戚にジャーナリストが多い。
ワシントンD.C.の高校に在籍していたが、フィリップス・アカデミーに編入。卒業後、アイルランド・ダブリン市内の演劇学校で演技を学んだ。
2004年にテレビシリーズ『The O.C.』のアレックス・ケリー役で注目を集める。
2007年からテレビシリーズ『Dr.HOUSE』に通称"13番"ことレミー・ハドリー役で出演。2008年の『マキシム』誌による「2009年のハリウッドを引っ張っていくホットで若いセレブ8名」のひとりに選ばれたり、ティーン・チョイス・アワードにノミネートされたりした。
2009年のマキシム誌による「セクシーな女性100人」の1位に選ばれた。
2019年、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』で映画監督デビューを果たし、批評家から大絶賛された[2]。
私生活 編集
国籍はアメリカとアイルランドの二重国籍[1]。芸名の「ワイルド」はオスカー・ワイルドに由来する[3]。彼女は菜食主義者である[4]。
2003年6月7日、19歳で[5]映画製作者及びフラメンコ・ギタリストのタオ・ラスポリと結婚[6][7][8]。極秘結婚だったので、ヴァージニア州ワシントンの乗り捨てられたスクールバスの中でひっそりと式を挙げた[3]。2011年2月8日に「妥協できない不和」を理由にロサンゼルス郡上級裁判所に離婚を申請した[9][10]。2人の間に子どもはいない。
2012年から俳優のジェイソン・サダイキスと交際し[11]、2013年に婚約した。そしてサダイキスとの間に2014年に男児を、2016年には女児を出産し2児の母親となった。二人は2020年11月に破局した[12]。
2021年1月より『ドント・ウォーリー・ダーリン』に俳優として出演したハリー・スタイルズと交際している[13]。
フィルモグラフィー 編集
映画 編集
年 | 邦題/原題 | 役名 | 備考 |
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2004 | ガール・ネクスト・ドア The Girl Next Door |
ケリー | |
2005 | カンバセーションズ Conversations with Other Women |
ブライズメイド | |
2006 | ブラッド・パラダイス Turistas |
ビー | |
アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウン Alpha Dog |
アンジェラ・ホールデン | ||
2007 | ボビーZ The Death and Life of Bobby Z |
エリザベス | |
2009 | 紀元1年が、こんなんだったら!? Year One |
イナンナ | |
2010 | トロン: レガシー Tron: Legacy |
クオラ | |
スリーデイズ The Next Three Days |
ニコール | ||
2011 | カウボーイ & エイリアン Cowboys & Aliens |
エラ・スウェンソン | |
チェンジ・アップ/オレはどっちで、アイツもどっち!? The Change-Up |
サブリナ・マッケイ | ||
TIME/タイム In Time |
レイチェル・サラス | ||
2012 | カワイイ私の作り方 全米バター細工選手権! Butter |
ブルック・スウィンコウスキ | |
デッドフォール 極寒地帯 Deadfall |
リザ | ||
ザ・ワーズ 盗まれた人生 The Words |
ダニエラ | ||
ピープル・ライク・アス People Like Us |
ハンナ | ||
2013 | ドリンキング・バディーズ 飲み友以上、恋人未満の甘い方程式 Drinking Buddies |
ケイト | |
俺たちスーパーマジシャン The Incredible Burt Wonderstone |
ジェーン | ||
ラッシュ/プライドと友情 Rush |
スージー・ミラー | ||
her/世界でひとつの彼女 Her |
アメリア | ||
サード・パーソン Third Person |
アンナ | ||
2014 | 禁断のケミストリー Better Living Through Chemistry |
エリザベス・ロバーツ | 日本劇場未公開、WOWOWで放映 |
2015 | ラザロ・エフェクト The Lazarus Effect |
ゾーイ・マコンネル博士 | |
クーパー家の晩餐会 Love the Coopers |
エレノア | ||
ミッシング・サン Meadowland |
サラ | ||
2018 | ライフ・イットセルフ 未来に続く物語 Life Itself |
アビー・デンプシー | |
2019 | ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー Booksmart |
N/A | 監督デビュー作 |
リチャード・ジュエル Richard Jewell |
キャシー・スクラッグス | ||
2021 | ゴーストバスターズ/アフターライフ Ghostbusters: Afterlife |
ゴーザ | クレジットなし |
2022 | DC がんばれ!スーパーペット DC League of Super-Pets |
ロイス・レイン | 声の出演 |
ドント・ウォーリー・ダーリン Don't Worry Darling |
バニー | 兼監督・製作 | |
2022 | バビロン Babylon |
テレビ 編集
年 | 邦題/原題 | 役名 | 備考 |
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2004-2005 | The O.C. The O.C. |
アレックス・ケリー | 計13話出演 |
2006 | パンクト Punk'd |
本人 | 計1話出演 |
2007-2012 | Dr.HOUSE House |
レミー・“サーティーン”・ハドリー | シーズン4 - 6, 8: ゲスト シーズン7: メインキャスト 計81話出演 |
2012 | トロン:ライジング Tron: Uprising |
クオラ | 計1話声の出演 |
2014 | アメリカン・ダッド American Dad! |
デニス | 計1話声の出演 |
ミュージックビデオ 編集
年 | タイトル | アーティスト | 備考 |
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2006 | "So Far We Are" | French Kicks | |
2007 | "Stolen" | ダッシュボード・コンフェッショナル | |
2010 | "Derezzed" | ダフト・パンク | |
2013 | "City of Angels" | サーティー・セカンズ・トゥー・マーズ | |
2016 | "No Love Like Yours" | Edward Sharpe and the Magnetic Zeros | 監督 |
"Dark Necessities" | レッド・ホット・チリ・ペッパーズ | 監督 |
参考文献 編集
- ^ a b Vilkomerson, Sara (2007年4月11日). “Wilde At Heart”. New York Observer 2007年4月11日閲覧。
- ^ “Booksmart”. Rotten Tomatoes. 2020年6月10日閲覧。
- ^ a b Eric, Spitznagel (12 2010). “20 Questions: Olivia Wilde”. Playboy.
- ^ “Wilde Things”. 2011年5月7日閲覧。
- ^ Jason Gay (October 2009). “Olivia”. GQ Magazine .
- ^ “Olivia Wilde – Biography”. Olivia-Wilde.org (2008年4月10日). 2008年11月17日閲覧。
- ^ “Olivia Wilde — Biography”. Yahoo! Movies. 2008年11月17日閲覧。
- ^ Becca Hyman. "Olivia Wilde — She's Wild About Hugh Laurie, Classic Cars and Her Husband—a Real-Life Prince!. People (November 12, 2007). Retrieved January 28, 2009.
- ^ Jordan, Julie (2011年2月8日). “Olivia Wilde Separates from Husband Tao Ruspoli”. People. 2011年2月8日閲覧。
- ^ Gopalan, Nisha (2011年3月11日). “Olivia Wilde Divorces Tao Ruspoli: People.com”. People. 2011年4月13日閲覧。
- ^ Pride, Ann (2012年4月16日). “Make mine a coffee and a kiss: Jason Sudeikis and Olivia Wilde smooch outside NYC cafe”. Daily Mail (London) 2012年4月21日閲覧。
- ^ Nast, Condé (2021年7月13日). “Jason Sudeikis Is Having One Hell of a Year” (英語). GQ. 2022年9月20日閲覧。
- ^ “「誰かを傷つけてしまうなら、深入りしなければ良かった」。ハリー・スタイルズ、オリヴィア・ワイルドとの交際に反対する一部のファンに苦言 - セレブリティ”. SPUR. 2022年9月20日閲覧。
外部リンク 編集
- オリヴィア・ワイルド - allcinema
- オリヴィア・ワイルド - KINENOTE
- Olivia Wilde - IMDb(英語)
- Olivia Wilde - Myspace