オールスター対抗!女子野球大会

オールスター対抗!女子野球大会』(オールスターたいこう!じょしやきゅうたいかい)は、1978年フジテレビ系列の『土曜グランドスペシャル』で放送された特別番組スポーツバラエティ番組)である。全9回。

オールスター対抗!女子野球大会
第2戦から試合が行われた横浜スタジアム(写真は2007年当時)
ジャンル 特別番組スポーツバラエティ番組
司会者 おりも政夫
出演者 ニューヤンキース
対戦チーム
森山周一郎
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本の旗日本語
製作
制作 フジテレビ
放送
放送チャンネルフジテレビ系列
音声形式モノラル放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1978年4月22日 - 同年7月22日
放送時間土曜19:30 - 20:54
放送枠土曜グランドスペシャル
放送分54分
回数9回
番組年表
次作激突!女子野球
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概要 編集

1978年、フジテレビはアニメで放送中の『野球狂の詩』人気に便乗し、女子野球チーム「ニューヤンキース」を結成し、芸能人などのチームと野球の試合を行う事になる。その中継番組がこれである。 なお当番組の編成により、1971年以来続いた芸能人対抗野球番組『オールスター夢の球宴』は、1981年まで中断する事になる。

開催球場は第1戦のみ後楽園球場で、第2戦からはこの年に開場された横浜スタジアムで行った。7月15日放送分では史上唯一の「非首都圏開催」として、長野県軽井沢町で開催された。

9月からの『欽ちゃんのドンとやってみよう!』再開に伴い、8月を以て『土曜グランドスペシャル』が廃枠になったために終了、この後ニューヤンキースから一部の選手が分離独立し、第2の女子野球チーム「ブラックイーグルス」を結成、そしてニューヤンキース・ブラックイーグルス両チームの連合が今まで通りの芸能人などのチームと試合をしたり、両チームが直接対決する模様を放送する『激突!女子野球』を、19月から土曜・日曜の午後に不定期放送する事になる。

出演者 編集

司会
主審
  • 森山周一郎 - 『夢の球宴』の田辺一鶴に代わって担当、以後再開された『夢の球宴』でも引き続き務める。

この他、盛山毅などの当時のフジテレビアナウンサーが実況を担当した。

番組の流れ 編集

  1. まずニューヤンキースによるオープニングテーマ(タイトル不明)を披露する。
  2. 続いて開会式、外野フェンスからニューヤンキース→対戦チームの順番で入場し、全員横一直線に並ぶ。その後は両チーム代表による選手宣誓。
    • なお対戦チームは原則として男性選手だけで、女性は応援役程度の出演だったが、末期は女性芸能人も代打要員として出場する事がある。
  3. そして試合。試合前には始球式が行われる時もある。試合は7回戦で、『夢の球宴』同様延長戦はない。
  4. 『夢の球宴』の様な閉会式は行われず、試合が終了したら番組も終了する。

試合・放送リスト 編集

全て1978年。

第1戦 編集

第2戦 編集

  • 放送日:5月6日
  • 対戦チーム:オールスターズ
  • 始球式ゲスト:ジョー・ディマジオ(元:ニューヨーク・ヤンキース[1]
  • ここから横浜スタジアムで開催。ディマジオは後にニューヤンキースがアメリカに遠征した時、日本プロ野球で活躍した外国人選手で構成された野球チーム「オールアメリカ」の監督を務める。

第3戦 編集

第4戦 編集

第5戦 編集

第6戦 編集

第7戦 編集

  • 放送日:7月8日
  • 対戦チーム:オールスターズ
    • 参加選手:不明
  • この日予定されていたプロ野球中継ヤクルト×巨人」が雨天中止になったため、雨傘番組として編成された試合を放送[1]

第8戦 編集

  • 放送日:7月15日
  • 対戦チーム:オールジャパン
    • 参加選手:日本プロ野球OB
  • 始球式ゲスト・特別参加:ピンク・レディー[1]
  • 唯一「非首都圏」として軽井沢で開催。また当時『サウスポー』をヒットさせていたピンク・レディーが参加した。
  • 始球式はピンク・レディーが1人1球ずつ投げ、また守備はショートの位置に2人が並ぶ変則ルール(つまりオールジャパンは10名で守備)、そして打順は1人ずつ交代した。

第9戦 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h i 『読売新聞 縮刷版』読売新聞社、1978年4月22日 - 7月22日。 ラジオ・テレビ欄

関連項目 編集