クレム・クレムソン[注釈 1]Clem Clempson1949年9月5日-)は、イングランドロックギタリストコロシアムハンブル・パイなどのバンドで活躍した。

クレム・クレムソン
Clem Clempson
クレム・クレムソン(2010年)
基本情報
出生名 David Clempson
生誕 (1949-09-05) 1949年9月5日(75歳)
出身地 イングランドの旗 イングランド スタッフォードシャー タムワース
ジャンル ロックR&Bハードロックフュージョン
職業 演奏家
担当楽器 ギターボーカルトーキング・モジュレーターベースキーボードドラム
活動期間 1966年 -
共同作業者 ハンブル・パイコロシアムベイカールーユーライア・ヒープ、Hamburg Blues Band、JCM
クレム・クレムソン(2008年)

略歴

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1968年から1969年まで3人編成のベイカールー[注釈 2]のギタリストとして活躍。1969年には、ジェイムス・リザーランドの後任としてコロシアムに加入。

1971年にコロシアムが解散した後、ピーター・フランプトンの後任としてハンブル・パイに加入。スティーヴ・マリオットとのツイン・ギター体制を支えた。

1975年にハンブル・パイが解散すると、同バンドのベーシストだったグレッグ・リドリーと共に、ドラマーのコージー・パウエルを誘ってストレンジ・ブリューを結成した。同年、リッチー・ブラックモアの後任としてディープ・パープルへの加入が検討された[注釈 3][1]

彼の演奏はマリオットのレア音源集であるSteve Marriott's All Stars名義のアルバム『クリアー・スルー・ザ・ナイト』[2]でも聴ける。1980年のハンブル・パイ再結成には参加していない。

彼はジャック・ブルース[3]ビリー・コブハムデヴィッド・サンシャスマンフレッド・マンボブ・ディランクリス・デ・バージョン・アンダーソンといったミュージシャンたちのゲスト・プレイヤーとしても活躍している。

映画への楽曲提供も行っており、『エビータ』『G.I.ジェーン』『キャメロット・ガーデンの少女』『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』などの作品にその名がクレジットされている。1999年のロマンティック・コメディ『ノッティングヒルの恋人』では、オスカーを受賞したトレヴァー・ジョーンズの依頼でアレンジを手がけている[4]

1994年に再結成したコロシアムに参加して、現在までそのギタリストを務めている。

ディスコグラフィ

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ソロ・アルバム

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  • Rock Odyssey The Rock Guitar Album (1988年) ※Nigel Jenkinsと連名
  • Beyond the Blues (1992年)
  • Guitar Naturally (1993年) ※Bob Fosterと連名
  • The Rock Guitar Album (1993年) ※Jan Cyrka、Curtis Schwartzと連名
  • Rhythm & Blues (1997年)
  • Acoustic Connection (1999年)
  • Loaded (2001年)
  • In The Public Interest (2013年)

脚注

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注釈

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  1. ^ デイヴィッド・"クレム"・クレムソン (David "Clem" Clempson)」の表記もある。
  2. ^ ハンブル・パイの原型であるベイカールー・ブルーズ・ラインから派生したトリオ。
  3. ^ 選ばれたのはトミー・ボーリンだった。

出典

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  1. ^ Popoff, Harry (2016). The Deep Purple Family Year By Year Volume One (to 1979). Bedford, England: Wymer Publishing. p. 173. ISBN 978-1-908724-42-7 
  2. ^ Discogs”. 2024年9月11日閲覧。
  3. ^ Shapiro, Harry (2010). Jack Bruce: Composing Himself: The Authorised Biography by Harry Shapiro. London: A Genuine Jawbone Book. pp. 189, 224, 238, 243, 254, 278. ISBN 978-1-906002-26-8 
  4. ^ Dave Clempson

外部リンク

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