スポーティングニュース男子カレッジバスケットボール最優秀選手賞

スポーティングニュース男子カレッジバスケットボール年間最優秀選手賞英語: Sporting News Men's College Basketball Player of the Year)は、NCAAディビジョンIに所属する、最も優れた男子カレッジ・バスケットボール選手に毎年贈られる栄誉である。この賞は1942-43シーズン後に初めて授与され、1886年に設立されたアメリカのスポーツ雑誌「Sporting News(旧The Sporting News)」によって提供されている。

スポーティングニュース男子
カレッジバスケットボール年間最優秀選手賞
Sporting News Men's College Basketball Player of the Year
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
発表者 Sporting Newsマガジン
歴史
初回 1943年
最新受賞 ルカー・ガーザ, アイオワ
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UCLAブルーインズデューク大学ブルーデビルズの選手が歴代最多の7人受賞している。また、ノースカロライナ大学ターヒールズは2番目に多い5人の受賞者を輩出している。

凡例 編集

共同受賞者
選手 (X) 括弧内は受賞回数を示す

受賞者 編集

 
UCLA時代のルー・アルシンダー[a]
 
3度の受賞を果たしたビル・ウォルトン
 
マイケル・ジョーダンは1983年と1984年に受賞している
 
ケビン・デュラントは、同賞史上初のフレッシュマンでの受賞となった
 
オハイオ州立大学エバン・ターナー
 
ルカ・ガーザは2020年、2021年に受賞し、37年ぶりの連続受賞となった
シーズン 選手 大学 Pos. 学年
1942–43 アンディ・フィリップ イリノイ G / F Senior
1943–44 デール・ホール Army F Junior
1944–45 ジョージ・マイカン デポール C Junior
1945–46 ボブ・カーランド オクラホマA&M C Senior
1947–49 受賞者なし
1949–50 ポール・アリジン ビラノバ F Senior
1950–51 シャーマン・ホワイト ロングアイランド[注釈 1] F Senior
1952–57 受賞者なし
1957–58 オスカー・ロバートソン シンシナティ PG Sophomore
1958–59 オスカー・ロバートソン シンシナティ PG Junior
1959–60 オスカー・ロバートソン (2) シンシナティ PG Senior
1960–61 ジェリー・ルーカス オハイオステート F / C Junior
1961–62 ジェリー・ルーカス (2) オハイオステート F / C Senior
1962–63 アート・ヘイマン デューク G / F Senior
1963–64 ビル・ブラッドリー プリンストン F / SG Junior
1964–65 ビル・ブラッドリー プリンストン (2) SF / SG Senior
1965–66 カジー・ラッセル ミシガン SG Senior
1966–67 ルー・アルシンダー[a] UCLA C Sophomore
1967–68 エルビン・ヘイズ ヒューストン F / C Senior
1968–69 ルー・アルシンダー[a] (2) UCLA C Senior
1969–70 ピート・マラビッチ LSU G Senior
1970–71 シドニー・ウィックス ヒューストン F / C Senior
1971–72 ビル・ウォルトン UCLA C Sophomore
1972–73 ビル・ウォルトン (2) UCLA C Junior
1973–74 ビル・ウォルトン (3) UCLA C Senior
1974–75 デイヴィッド・トンプソン (2) NCステート SG / SF Senior
1975–76 スコット・メイ インディアナ F Senior
1976–77 マーカス・ジョンソン UCLA G / F Senior
1977–78 フィル・フォード ノースカロライナ PG Senior
1978–79 ラリー・バード インディアナステート SF Senior
1979–80 ダレル・グリフィス ルイビル SG Senior
1980–81 マーク・アグワイア デポール SF Junior
1981–82 ラルフ・サンプソン (2) バージニア C Junior
1982–83 マイケル・ジョーダン ノースカロライナ SG Sophomore
1983–84 マイケル・ジョーダン (2) ノースカロライナ SG Junior
1984–85 パトリック・ユーイング ジョージタウン C Senior
1985–86 ウォルター・ベリー セントジョーンズ PF Senior
1986–87 デビッド・ロビンソン Navy C Senior
1987–88 ハーシー・ホーキンズ ブラッドリー SG Senior
1988–89 ステイシー・キング オクラホマ C Senior
1989–90 デニス・スコット ジョージアテック SF Junior
1990–91 ラリー・ジョンソン UNLV PF Senior
1991–92 クリスチャン・レイトナー デューク F Senior
1992–93 カルバート・チーニー インディアナ SF Senior
1993–94 グレン・ロビンソン パデュー SF / PF Sophomore
1994–95 ショーン・レスペルト ミシガンステート SG Senior
1995–96 マーカス・キャンビー UMass C Junior
1996–97 ティム・ダンカン ウェイクフォレスト C Senior
1997–98 アントワン・ジェイミソン ノースカロライナ SF Junior
1998–99 エルトン・ブランド デューク C Sophomore
1999–00 ケニオン・マーティン シンシナティ PF Senior
2000–01 シェーン・バティエ デューク SF / SG Senior
2001–02 ジェイ・ウィリアムス デューク PG Junior
2002–03 T・J・フォード テキサス PG Sophomore
2003–04 ジャミーア・ネルソン セントジョセフ PG Senior
2004–05 ディー・ブラウン イリノイ PG Junior
2005–06 J・J・レディック デューク SG Senior
2006–07 ケビン・デュラント テキサス SF Freshman
2007–08 タイラー・ハンズブロー ノースカロライナ PF Junior
2008–09 ブレイク・グリフィン オクラホマ PF Sophomore
2009–10 エバン・ターナー オハイオステート SG Junior
2010–11 ジマー・フレデッテ BYU PG Senior
2011–12 アンソニー・デイビス ケンタッキー C Freshman
2012–13 ビクター・オラディポ インディアナ G Sophomore
2013–14 ダグ・マクダーモット クレイトン SF Senior
2014–15 フランク・カミンスキー ウィスコンシン PF Senior
2015–16 バディ・ヒールド オクラホマ SG Senior
2016–17 フランク・メイソン カンザス PG Senior
2017–18 ジェイレン・ブランソン ビラノバ PG Junior
2018–19 ザイオン・ウィリアムソン デューク SF / PF Freshman
2019–20 ルカ・ガーザ[3] アイオワ C Junior
2020–21 ルカ・ガーザ (2)[4] アイオワ C Senior

脚注 編集

  1. ^ ホワイトの受賞当時、ロングアイランド大学は現在のブルックリンキャンパスのみで構成されていた。2019年、LIUはブルックリンのアスレチックプログラムとポストキャンパスのNCAAディビジョンIIプログラムを統合し、LIUシャークスとして競う新しいD-Iプログラムを創設した。シャークスは、ブルックリン・キャンパスの男子バスケットボールの歴史を受け継いでいる[1][2]
  • a  ルー・アルシンダーは1971年にイスラム教に改宗し、カリーム・アブドゥル=ジャバーと改名した[5][6]
  1. ^ "Long Island University Announces Unification Into One LIU Division I Program" (Press release). LIU Brooklyn Blackbirds. 3 October 2018. 2018年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月11日閲覧
  2. ^ "Welcome to the Shark Tank: Long Island University Chooses the Shark as New Mascot" (Press release). Long Island University. 15 May 2019. 2019年5月16日閲覧
  3. ^ DeCourcy, Mike (2020年3月10日). “Iowa's Luka Garza is Sporting News' 2019-20 Player of the Year”. Sporting News. https://www.sportingnews.com/us/ncaa-basketball/news/iowa-luka-garza-sporting-news-2019-20-player-of-the-year/izf67oliq85l1ngm956ry2vmo 2020年3月10日閲覧。 
  4. ^ DeCourcy, Mike (2021年3月9日). “Iowa's Luka Garza is Sporting News' first repeat winner as Player of the Year since Michael Jordan”. Sporting News. https://www.sportingnews.com/us/ncaa-basketball/news/luka-garza-iowa-player-of-the-year/1asyi2tzku1bq1vs0qxc1b63l8 2021年3月9日閲覧。 
  5. ^ Associated Press (1971年6月4日). “Call Me 'Kareem' says Lew Alcindor” (Google News Archive). The Montreal Gazette. 2010年4月13日閲覧。
  6. ^ 'Big O' Completes Bucks' Championship Run”. NBA Encyclopedia Playoff Edition. National Basketball Association (2010年). 2012年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年4月13日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集