セルゲイ・レブロフ
セルゲイ・スタニスラーヴォヴィチ・レブロフ(ウクライナ語: Сергій Станіславович Ребров セルヒーイ・スタニスラーヴォヴィチュ・レブローウ;セルゲーイ・スタニスラーヴァヴィチ・リブローフ;ラテン文字転写の例:Serhii Rebrov、Serhiy Rebrov、1974年6月3日 - )は、ウクライナ・ドネツィク州出身の元サッカー選手(FW)、サッカー指導者である。ウクライナ生まれのウクライナ人で、元ウクライナ代表。
| ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
ディナモ・キーウ監督時代 (2015年) | ||||||
名前 | ||||||
本名 |
セルゲイ・スタニスラーヴォヴィチ・レブロフ Serhiy Stanislavovych Rebrov | |||||
愛称 | ラジオ頭 | |||||
ラテン文字 | Serhiy REBROV | |||||
ウクライナ語 | Сергій Станіславович Ребров | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | ウクライナ | |||||
生年月日 | 1974年6月3日(50歳) | |||||
出身地 |
ソビエト連邦 ウクライナ・ソビエト社会主義共和国ドネツィク州ホルリウカ | |||||
身長 | 173cm | |||||
体重 | 64kg | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | FW | |||||
利き足 | 右足 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
1991-1992 | シャフタール・ドネツク | 26 | (12) | |||
1992-2000 | ディナモ・キーウ | 189 | (93) | |||
2000-2004 | トッテナム・ホットスパー | 60 | (10) | |||
2003-2004 | → フェネルバフチェ (loan) | 38 | (4) | |||
2004-2005 | ウェストハム・ユナイテッド | 27 | (1) | |||
2005-2008 | ディナモ・キエフ | 53 | (20) | |||
2008-2009 | ルビン・カザン | 31 | (5) | |||
代表歴 | ||||||
1993-1995 | ウクライナ U-21 | 17 | (7) | |||
1992-2006 | ウクライナ [1] | 75 | (15) | |||
監督歴 | ||||||
2014-2017 | ディナモ・キーウ | |||||
2017-2018 | アル・アハリ・ジッダ | |||||
2018-2021 | フェレンツヴァーロシュ | |||||
2021-2023 | アル・アイン | |||||
2023- | ウクライナ | |||||
1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
経歴
編集選手時代
編集セルゲイは、ソ連時代の1974年にドネツィク州のホールリウカで生まれた。
1990年にウクライ・プレミアリーグ・シャフタール・ドネツクでキャリアをスタート。ウクライナが独立するとディナモ・キーウに移籍し、アンドリー・シェフチェンコとともに活躍した。1996年と1998年にはウクライナ年間最優秀選手に選出されている。またUEFAチャンピオンズリーグでも1997-98シーズンにベスト8、1998-99シーズンにはベスト4に導くなど、ヨーロッパでの評価を次第に上げていく。
その活躍が認められて2000年にクラブ史上最高額の移籍金でプレミアリーグ・トッテナム・ホットスパーへ移籍。しかしプレミアリーグでは実力を発揮できず、トルコサッカーリーグ・フェネルバフチェへ移籍。その後移籍したイングランドではウェストハム・ユナイテッドのプレミアリーグ昇格へ貢献。2005年より古巣ディナモ・キエフでプレー。2008年にはルビン・カザンに移籍して現役を終えた。
ウクライナ代表としては1992年6月27日のアメリカ戦でデビューを果たし、長らくFWの軸としてシェフチェンコらと活躍した。2006 FIFAワールドカップでも代表に選出され、グループリーグのサウジアラビア戦でミドルシュートを放ち1得点をあげた。
引退後
編集2009年7月20日から古巣のディナモ・キエフのリザーブチームのコーチに就任。2014年から2017年までは監督を務めた。
2017年6月22日、アル・アハリ・ジッダの監督に就任。以降、ハンガリーのフェレンツヴァーロシュや、UAEのアル・アインを指揮。
エピソード
編集脚注
編集- ^ “Serhiy Rebrov - International Appearances” (英語). The Rec.Sport.Soccer Statistics Foundation
- ^ “ウクライナ代表がレブロフ氏を監督に招へい、かつてはシェフチェンコ氏と代表でコンビ”. SEESAW GAME (2023年6月7日). 2023年11月21日閲覧。
- ^ 「サッカー・ワールドカップ参加の選手団に熱心なアマチュア無線家がいます!」『JARL NEWS』2006年夏号、日本アマチュア無線連盟、東京、2006年7月1日、95頁、2014年7月1日閲覧。