フアン・カルロス・アントニオ・スルバラン(Juan Carlos Antonio Sulbaran、1989年11月9日 - )は、オランダ領アンティルキュラソー島ウィレムスタット出身のプロ野球選手投手)。

J.C.スルバラン
J. C. Sulbaran
2015年8月26日
基本情報
国籍 オランダの旗 オランダ
出身地 オランダ領アンティルの旗 アンティル自治領ウィレムスタッド(現:キュラソーの旗 キュラソー
生年月日 (1989-11-09) 1989年11月9日(34歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2008年 ドラフト30巡目でシンシナティ・レッズから指名
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム オランダの旗 オランダ
五輪 2008年
WBC 2009年2017年2023年
プレミア12 2015年
獲得メダル
男子 野球
オランダの旗 オランダ
ヨーロッパ野球選手権大会
2019

経歴 編集

プロ入り前 編集

2006年アメリカ合衆国のアメリカン・ヘリテッジ高等学校へ野球留学しに行く[要出典]

プロ入りとレッズ傘下時代 編集

2008年のMLBドラフトシンシナティ・レッズからドラフト30巡目指名された[1][2]。8月14日に50万ドルで契約を結びプロ入りを果たした[要出典]。さらに、第24回ハーレムベースボールウィークのオランダ領アンティル代表に選出された[要出典]

2009年開幕前の3月に開催された第2回WBCオランダ代表に選出された[3]

シーズンでは傘下Aのデイトン・ドラゴンズでプレーした。21試合に先発登板し、5勝5負、防御率5.24、100奪三振を記録した[1][2]

2010年も傘下Aのデイトンでプレーした。16試合(15試合で先発)登板し、4勝6負、防御率4.99、83奪三振を記録した[1][2]

2011年は傘下アドバンスAのベーカーズフィールド・ブレイズでプレーした。26試合に先発登板し、9勝6負、防御率4.60、155奪三振を記録した[1][2]

オフの9月20日に第39回IBAFワールドカップのオランダ代表に選出された[4]。同大会ではヨーロッパの国としては、1938年大会イギリス代表以来73年ぶりの優勝を果たした[要出典]。この栄誉を称えて代表24人全員に「サー」の爵位が贈られ[5]、スルバランにも贈られた[要出典]

2012年は開幕を傘下AAのペンサコーラ・ブルーワフーズで迎えた[要出典]。同チームでは19試合に先発登板し、7勝7負、防御率4.04、11奪三振を記録した[1][2]

ロイヤルズ傘下時代 編集

2012年7月31日にジョナサン・ブロクストンとのトレードカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した[要出典]

移籍後は傘下AAのノースウエストアーカンソー・ナチュラルズへ異動した[要出典]。同チームでは6試合に先発登板し、0勝4負、防御率7.62、24奪三振を記録した[1][2]

オフにはアリゾナ・フォールリーグへ派遣され、サプライズ・サグアロズでプレーした[要出典]。同チームでは1試合に先発登板した[2]

2013年は開幕を傘下AAのノースウエストアーカンソーで迎えた[要出典]。同チームでは25試合(2試合で先発)登板し、1勝4負、防御率6.99、26奪三振を記録した[1][2]。その後、傘下アドバンスAのウィルミントン・ブルーロックスでプレーした。同チームでは8試合に先発登板し、1勝3負、防御率5.03、29奪三振を記録した[1][2]

2014年も開幕を傘下AAのノースウエストアーカンソーで迎えた[要出典]。25試合(23試合で先発)登板し、8勝10負、防御率3.25、116奪三振を記録した[2]

オフの9月2日に第1回フランス国際野球大会のオランダ代表に選出された[6]。同大会でオランダ代表は初代優勝国となった[7]

大会終了後の12日に第33回ヨーロッパ野球選手権大会のオランダ代表が発表されたが、MLBとの都合上メンバーには選出されていない[8]

2015年オフの10月12日に第1回WBSCプレミア12のオランダ代表候補選手36名に選出され[9]、10月20日に第1回WBSCプレミア12のオランダ代表選手28名に選出された[10]

2016年オフの10月26日に日本代表との強化試合のオランダ代表に選出された[11]

2017年開幕前の2月7日に同年のアメリカ遠征のオランダ代表に選出された[12]2月9日第4回WBCオランダ代表に選出され、2大会ぶり2度目の選出を果たした[13]

選手としての特徴 編集

詳細情報 編集

代表歴 編集

アンティル代表
  • 2008 ハーレムベースボールウィーク オランダ領アンティル代表
オランダ代表

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h J.C. Sulbaran stats MiLB公式サイト (英語)
  2. ^ a b c d e f g h i j Baseball Reference (Minors)
  3. ^ 2009 Tournament Roster WBC公式サイト (英語) 2015年2月19日閲覧
  4. ^ Netherlands announces Roster for Baseball World Cup - IBAF
  5. ^ ジーター後継者は「サー」の爵位持つ24歳のグリゴリアス
  6. ^ Roger Bernadina in EK-selectie Nederland de Nederlandse honkbalsite オランダ語 (2014年9月2日) 2015年4月2日閲覧
  7. ^ Nederland wint France International Baseball Tournament KNBSB オランダ語 (2014年9月10日) 2015年4月2日閲覧
  8. ^ Nederlands honkbalteam opent EK tegen Kroatië The Royal Dutch Baseball and Softball Association official site オランダ語 (2014年9月11日) 2015年4月2日閲覧
  9. ^ Bernadina en Jones in selectie voor Premier 12 de Nederlandse honkbalsite (オランダ語) (2015年10月12日) 2015年10月20日閲覧
  10. ^ Definitieve selectie Kingdom of the Netherlands voor de Premier12 KNBSB (オランダ語) (2015年10月20日) 2015年10月20日閲覧
  11. ^ Jurickson Profar met Koninkrijksteam naar Japan Honkbalsite | Honkbalnieuws uit Nederland (2016年10月26日) 2016年11月8日閲覧
  12. ^ Selectie Koninkrijksteam voor trainingskamp Arizona Honkbalsite | Honkbalnieuws uit Nederland (オランダ語) (2017年2月7日) 2017年3月7日閲覧
  13. ^ Tien hoofdklassers in definitieve WBC-selectie Honkbalsite | Honkbalnieuws uit Nederland (オランダ語) (2017年2月9日) 2017年3月3日閲覧

外部リンク 編集