天使のウィンク

七色のパドルから転送)

天使のウィンク」(てんしのウィンク)は、松田聖子の楽曲で、20枚目のシングルである。1985年1月30日にリリースされた

天使のウィンク
松田聖子シングル
初出アルバム『The 9th Wave
B面 七色のパドル
リリース
ジャンル アイドル歌謡曲
レーベル CBS・ソニー
(8cmCD含む)
ソニー・ミュージックレコーズ
(12cmCDのみ)
作詞・作曲 尾崎亜美
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1985年2月度月間1位(オリコン)
  • 1985年3月度月間5位(オリコン)
  • 1985年4月度月間14位(オリコン)
  • 1985年度年間10位(オリコン)[1]
  • 1位(ザ・ベストテン[2]
  • 1985年度上半期4位(ザ・ベストテン)[2]
  • 1985年度年間10位(ザ・ベストテン)[2]
  • 1位(ザ・トップテン
松田聖子 シングル 年表
ハートのイアリング
1984年
天使のウィンク
(1985年)
ボーイの季節
(1985年)
収録アルバムThe 9th Wave
さざなみウェディングロード
(7)
天使のウインク
(8)
ティーン・エイジ
(9)
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解説編集

  • 品番:07SH 1600(レコード)特製レーベル、黄色スリーブ仕様で販売。
  • 1989年には8cmCDとして、2004年には紙ジャケット仕様の完全生産限定盤12cmCD(レーベルゲートCD)として再びリリースされている。

収録曲編集

  1. 天使のウィンク
    (作詞・作曲:尾崎亜美 編曲:大村雅朗)(広東語:林憶蓮——《愛情 I Don't Know》)
    ダイハツ工業「新シャレードイメージソング
    前年のアルバムTinker Bell」で楽曲を提供していた尾崎亜美がシングルでは初めて作曲に起用された。作詞も前作まで永らく携わってきた松本隆に変わって担当した。
    尾崎によると、84年の年末頃に楽曲提供の依頼を受けたが、締切は翌日までと告げられ、しかも作詞もして欲しいと言われ驚いたという。家の大掃除をしながら構想していた時、自身のアルバム用に考えていた「天使」というワードが頭にあった影響から、窓ガラスにハタキを掛けた時に舞い上がった埃が日差しと重り、瞬きをした瞬間に曲のイメージが閃いたのだという。また、それまでの聖子のイメージを「スウィート」な感じと捉えていた尾崎は、あえてその路線を崩すためバラードではなくテンポが早いリズミカルな曲を書いたと語っている。
    尾崎は、それまで自分は可愛らしい曲しか作れないと考えていたが、聖子が歌ったこの曲がヒットした時、「ポップスも作れるミュージシャンになった」と実感し、ソングライターとしての成長を感じることができたという。また、他のアーティストへの提供曲の中で一番思い入れのある曲だとも語っている。
    プロデューサーからテーマの指定はなかったが、歌詞の頭は「あ段」でお願いしますと言われた。明るい印象を与えられるためアイドルにとって大事だと説明されたが、そんな条件を出されたのは初めてだったので驚いたという。そのため、あ段で始まる文頭が非常に多くなっている。
    歌詞は複雑な構成になっており、恋に悩む女性と、そこに降り立つ天使という2人の目線が立ち代りで現れる。尾崎によると、冒頭と終わりの部分(一人称に「僕」が使われている部分)が天使の目線で語られている言葉である。
    サビの歌詞に含まれる「天使がウィンク」の部分で、開いた手の平を瞼に見立てて2回開閉させる振り付けが定番となっている。
    当時の音楽番組は生演奏が基本となっていた時代であったものの、この曲に関しては生演奏をバックにして披露される事は非常に少なかった[要出典]
    聖子は本作発売後に神田正輝との結婚と歌手活動の休止を発表し、4月18日、『ザ・ベストテン』出演で涙ながらに本曲を歌唱したのが最後となった。その後、年末の『第36回NHK紅白歌合戦』で本曲を披露したのを挟み、妊娠・出産を経て、翌年末の『第28回日本レコード大賞』と『第37回NHK紅白歌合戦』まで長期の活動休止期間に入る。
  2. 七色のパドル
    (作詞:小坂明子 作曲:NOBODY 編曲:大村雅朗)
    小坂明子提供曲。このシングルの発売数ヶ月前に聖子が『夜のヒットスタジオ』で、小坂の「あなた」を披露し、途中で涙した事があった。

その他編集

収録アルバム編集

カバーした歌手編集

天使のウィンク

脚注編集

  1. ^ 別冊宝島2611『80年代アイドルcollection』p.38.
  2. ^ a b c 角川インタラクティブ・メディア「別冊ザ・テレビジョン ザ・ベストテン 〜蘇る! 80'sポップスHITヒストリー〜」P13,130,138

参考文献編集

  • 中川右介 『松田聖子と中森明菜 1980年代の革命』朝日新聞出版朝日文庫〉、2014年12月30日。ISBN 978-4-02-261814-6