俺を好きなのはお前だけかよ
『俺を好きなのはお前だけかよ』(おれをすきなのはおまえだけかよ)は、駱駝による日本のライトノベル。イラストはブリキが担当している。電撃文庫(KADOKAWA)より2016年2月から刊行されている。略称は『俺好き』。2019年12月時点でシリーズ累計発行部数は100万部を突破している[1]。
俺を好きなのはお前だけかよ | |
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![]() テレビアニメのロゴ | |
ジャンル | ラブコメ,学園 |
小説 | |
著者 | 駱駝 |
イラスト | ブリキ |
出版社 | ![]() |
レーベル | 電撃文庫 |
刊行期間 | 2016年2月10日 - |
巻数 | 既刊15巻(2020年12月現在) |
漫画 | |
原作・原案など | 駱駝 |
作画 | 伊島ユウ |
出版社 | 集英社 |
掲載サイト | 少年ジャンプ+ |
レーベル | ジャンプ・コミックス+ |
発表期間 | 2017年2月26日 - 2020年8月23日 |
巻数 | 全6巻 |
話数 | 全42話 |
アニメ | |
原作 | 駱駝 |
監督 | 秋田谷典昭 |
シリーズ構成 | 駱駝 |
脚本 | 駱駝 |
キャラクターデザイン | 滝本祥子 |
音楽 | 藤澤慶昌 |
アニメーション制作 | CONNECT |
製作 | 「俺好き」製作委員会 |
放送局 | TOKYO MXほか |
発表期間 | 2019年10月3日 - 12月26日 |
話数 | 全12話 |
OVA:俺を好きなのはお前だけかよ 〜俺たちのゲームセット〜 | |
原作 | 駱駝 |
監督 | 秋田谷典昭 |
シリーズ構成 | 駱駝 |
脚本 | 駱駝 |
キャラクターデザイン | 滝本祥子 |
音楽 | 藤澤慶昌 |
アニメーション制作 | CONNECT |
製作 | 「俺好き」製作委員会 |
発売日 | 2020年9月2日 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ライトノベル・漫画・アニメ |
ポータル | 文学・漫画・アニメ |
2017年2月26日から2020年8月23日まで、集英社のウェブコミック配信サイト『少年ジャンプ+』にてコミカライズ作品が配信された[2]。2019年10月から12月にかけて、テレビアニメが放送された[3]。
制作背景編集
本作は、第22回電撃小説大賞の金賞を受賞した『壊れたジョーロは使えない』を改題した小説である[4]。作者の駱駝は受賞インタビューの中で、「あるラブコメ漫画を読んだ際、『なぜ主人公はここまで言い寄られていることに気付かないのか』と思ったことが本作を執筆するきっかけになった」と述べつつも、アイデアを思いつくまでに3年かかったと振り返っている[4]。
本作はラブコメディ系のライトノベルではあるがライトノベルでありがちな主人公が複数のヒロインに好意を持たれる(落ちもの・ハーレムもの)という設定は否定的に描かれている。
あらすじ編集
この物語の主人公・西木蔦高校に通う、高校2年生の如月雨露は名前の“月”を取ることで「如雨露」になることから「ジョーロ」と呼ばれている。ジョーロの周りには、幼馴染の日向葵、ジョーロは生徒会書記を務めていたため生徒会長の秋野桜がいた。それぞれ「ひまわり」、名前から“野”を取ることで「コスモス」と呼ばれている。ジョーロは、僕僕キャラの巻き込まれ系鈍感&純情BOYを装うことでひまわりかコスモスのどちらかと付き合えるのではないかと野心を募らせていたが、2人はどちらもジョーロの親友である「サンちゃん」こと大賀太陽に恋焦がれており、ジョーロは現実の悲哀を味わう。そんな中、とある理由で昼休みに図書室の読書スペースへ行くことになったジョーロは、図書委員会で以前から毛嫌いしている「パンジー」こと三色院菫子との話のなかで、彼女が自分をストーキングしているという衝撃の事実を知る。
登場人物編集
西木蔦高校の生徒編集
読み方は「にしきづた」[注 1]。ジョーロたち、主要人物のほとんどが通う高校。野球部は弱小チームだったが、去年の夏の大会でエースで4番のサンちゃん(大賀太陽・後述)の活躍で地区大会決勝まで進出。決勝戦では惜しくも9回裏サヨナラ負けを喫したが、「今年こそ甲子園に」と学校を挙げて意気込んでいる。
主要人物の多くが2年生で、かつジョーロのいる2年2組には他にひまわり、サンちゃん、あすなろ、ツバキ、サザンカがいる。2年生ではパンジーのみ別のクラス。コスモスは3年生、たんぽぽは1年生である。
制服は、男子が黒で、白の縁取りのあるボタンなしタイプの詰襟服、女子は上着の前を左右をボタンで留めるタイプのセーラー服。色は襟とスカートが紺、身頃が白で紺の縁取りがある。スカートと袖に白いラインのアクセントが施されている。上着のリボンの色は学年ごとに異なる[注 2]。夏服は、男子は普通の半袖シャツ。女子は冬服とデザインがほぼ同じで、長袖が半袖になる。
- ジョーロ / 如月 雨露(きさらぎ あまつゆ)
- 声 - 山下大輝[5]
- 本作の主人公。高校2年生の少年。鈍感を装う日々を送っている。誕生日は2月1日、血液型はAB[注 3]。
- 通称の由来は、「如月雨露」から「月」を取ると「如雨露(じょうろ)」と読めることから。
- 容姿は冴えず要領も悪く、勉学や運動も苦手。本人も自分が優れた人間ではないと自覚しており、辛いことに追い詰められると現実逃避して(心の中で)罵詈雑言を吐くなど小心者な自分を嫌っている。一方で、本当に大切に思う人たちのためであれば恥や外面を忘れ相手の為に自分に何ができるか最優先に考えるなど、他人からは理解されにくいが人間として大切なものを自然に身につけている。
- パンジーからは「外見は好みでないが、内面が好き」と評されていおり、友達のいなかったパンジーに対し「お前は嫌いだ」と言いながら、勉強会にかこつけて、ひまわり、コスモス、サンちゃんを引き合わせて友達を増やすなどしている。
- ひまわりとコスモスが自分のことを都合のいい道具程度にしか感じていないことは薄々自覚していたが、サンちゃんが自分を嵌めていた張本人であることは菫子に指摘されるまで気づいていなかった。ひまわりとコスモスが自分を男性と認識していなかったことやサンちゃんが自分を裏切っていたことには衝撃は受けても怒りを抑えられる範囲の出来事だった模様。一方でサンちゃんがひまわりとコスモスの恋心を利用した上に二人を嘲笑っていたこと、真実を知っていたパンジーを自らの手で口封じしようと考えていたことは絶対に許さないと怒りを露わにしている。
- サンちゃんがひまわりとコスモスの思いを踏みにじったという行為がジョーロの逆鱗に触れてしまい、己のしてきた悪事を謝罪した後もしばらくは会話すらなかった。後にサンちゃんを挑発する形で親友として復活、今度こそ本当の意味で親友となりたいと感じるようになった。
- パンジー / 三色院 菫子(さんしょくいん すみれこ)
- 声 - 戸松遥[5]
- 本作のメインヒロイン。本作名の「お前」の当人。誕生日は12月31日、血液型はO。
- 愛称の由来は、「三色院菫子」から「院」と「子」を取ると「三色菫(パンジー)」となることから。
- 分厚いレンズの四角の黒ぶち眼鏡・三つ編み・貧乳・ひざ下20cmの長いスカートという地味な容姿(実際は変装・後述)に付け加え、ジョーロをストーキングしたり、ジョーロに話す際にはいちいち毒舌であるなどから[注 4]、ジョーロからは嫌われている[注 5]。
- 得意は「人間観察」で、ジョーロをストーキングした結果、ジョーロの表の顔と裏の顔をすべて知り尽くしており、それでなおかつジョーロに本気で異性として好意を持っている。したがってジョーロがパンジーに意地悪な事を言っても額面通りには受け取らず、スルーしている。またジョーロをことあるごとに救っている。
- サンちゃんの本性には以前から気づいており、サンちゃんの策略からジョーロを守るべく敢えて嫌われ者を演じていた。これによりサンちゃんを親友と信じていたジョーロにサンちゃん以上に強烈な印象をもつ人間として認識されることに成功、サンちゃんがジョーロを嵌めてきた張本人であるという真実をジョーロに伝えることに成功した。
- 実際には巨乳に加え抜群のプロポーションを誇る容姿端麗な美女。学校では変装し、胸にはさらしを巻いて隠している。かつて試合に負けたサンちゃんを気遣い、皆に笑われながらもサンちゃんを慰めようとしていたジョーロと遭遇しており、その時からずっとジョーロに恋い焦がれている。
- 変装前の姿を知っているのは、物語開始当初ではサンちゃんのみ。ジョーロはサンちゃんと同じ日にパンジーに遭遇しているが、後にパンジーが自ら正体を明かすまで気づかなかった。
- 成績は優秀で、特に国語系の科目では一度も学年トップの座を譲った事がない。なかでも古文が得意。趣味は読書。そのため大変に語彙が豊富でかつ理詰めで語る。
- 古書のコレクションの趣味もあるようで、10万円以上[注 6]もする夏目漱石自筆原稿の「心」を持っている。
- ひまわり / 日向 葵(ひなた あおい)
- 声 - 白石晴香[5]
- 本作のヒロインの一人。ジョーロの幼馴染で同級生。ひまわりという愛称はフルネームを並べ替えた向日葵がひまわりを意味することに由来する。誕生日は6月30日、血液型はB。
- 明朗快活・天真爛漫な性格の小柄な美少女。運動神経も良く、テニス部ではエース。友達も多く男子から告白される事も多数。隠し事ができない反面、場の空気が読めず、何も考えずに発言することもある。加えて土壇場になると何もできずジョーロに押し付けるという悪癖をもつ。ジョーロのことは大事な幼馴染と呼んでいるが、実際には無自覚ながら便利な道具程度にしか考えておらず、サンちゃんへの恋心を成就させるためジョーロに協力を依頼した。
- サンちゃんの策略にジョーロが陥れられた際にはジョーロを信じず罵倒して去る。後にパンジーによってサンちゃんの本性が暴露され、ジョーロが自分達を守るためわざと犠牲になったという真実を知った際にはジョーロの冤罪を晴らすため生徒一人一人の家を訪問して謝罪、学内新聞を通してまでジョーロの身の潔白を証明するため奔走した。
- 自分の行動がジョーロに迷惑をかけていたと理解した後は自ら進んでジョーロとの距離をとっていたが、幼馴染であるジョーロを失いたくないという感情が謝罪と反省の感情を上回ったため本音で和解することができた。
- ジョーロには朝会うと過激なスキンシップを行うことをルーティーンとしており、良くて平手打ち、たまにラグビーのタックルのようになることもある。ジョーロは表面上嫌がっているが、その後にジョーロの腕に抱きつき、胸が腕に当たるため、ジョーロもまんざらではない様子。
- 成績は良くなく、テストではジョーロの力を借りるなどしている。
- コスモス / 秋野 桜(あきの さくら)
- 声 - 三澤紗千香[5]
- 本作のヒロインの一人。ジョーロの先輩で、生徒会長でもある。コスモスという愛称は本名の漢字表記から「野」を取ると「秋桜」となり、植物のコスモスも同様に「秋桜(アキザクラ)」という別称があることに由来する。誕生日は9月19日、血液型はA。
- 見かけはクールな美人でスタイルも良いが、いわゆる高嶺の花であり、男性からの告白は意外にも少ない。努力家であり、いつもピンクのノートを持ち歩き、そこにスケジュールの他、この先に起こるであろう事象の予測やその対応策までびっしりと書き込んでいる。
- しかしその反面応用が利かず、自らが想定した「以外」の事が起こったり、極度に緊張したりすると急に打つ手がなくなり、言動がポンコツになる。かなりの少女趣味でもあり、私的な面においては年上とは思えないほどの精神年齢が幼い。ジョーロのことは可愛い後輩と呼んでいるが、実際には無自覚ながら便利な道具程度にしか考えておらず、サンちゃんへの恋心を成就させるためジョーロに協力を依頼した。
- サンちゃんの策略にジョーロが陥れられた際にはジョーロを信じず罵倒して去る。更に即座にジョーロを生徒会から解任するなど徹底的に排除した。後にパンジーによってサンちゃんの本性が暴露され、ジョーロが自分達を守るため故意に犠牲になったという真実を知った際には学校中の生徒によるジョーロへのいじめを止めるべく、自分自身に対してであればジョーロの代わりに何をされても構わないと皆に宣言するなどジョーロを守るため奔走した。
- 学年が違うことに加え自分からジョーロを生徒会から追い出したため、ジョーロがひまわりとサンちゃんと本当の意味で和解できた後も放置されてしまう。実際にジョーロ自身もコスモスのことを本当に忘れていたため、一人だけ除け者扱いされているうちに精神崩壊寸前まで追い詰められる。後に皆の勉学指導というジョーロの提案に乗る形で和解が実現した。自分がジョーロを便利な道具扱いしてきた挙句、自分のわがままで学校全体から孤立させかけたことは非常に反省したらしく、後に自作自演でジョーロを手にいれようとしたあすなろとの対話では目的は手段を正当化しないと遠回しに諭す。かつて自分がサンちゃんと恋仲になるためジョーロを利用してしまった経験を踏まえ、あすなろがジョーロに正面から向き合って返事をもらえるようお膳立てをした。
- 父親が病院の院長という家庭でコスモスも大学は医大志望。成績も抜群で一度も学年首位を譲った事がない。
- サンちゃん / 大賀 太陽(おおが たいよう)
- 声 - 内田雄馬[3]
- ジョーロのクラスメートで大親友。通称の由来は名前の「太陽」を英語で表すと「SUN(サン)」となることから。誕生日は7月27日、血液型はB。身長180cmの細マッチョ。
- 幼い頃から野球三昧の毎日を過ごしている野球部のエース[注 7]。容姿端麗な好漢児でありクラス内でもトップカーストとして皆から信用されている。困難な出来事に対しては他人を頼らず己の力で乗り切れるよう日々努力している。
- 実は裏でジョーロの悪評をでっちあげ冤罪を着せていた張本人。他人を頼らないのは「他者に教えを乞うべきだった」と失敗した時に言い訳するための判断。
- 中学時代、自分が惚れていた女子が自分より劣っていると感じていたジョーロのことを好きであると知って以降、実はずっとジョーロを恨んでいた。更に恋愛関係に至らなかったはずの二人が互いを大切な存在と認め合い笑顔で卒業式を迎えて以降もジョーロより優れているはずの自分が橋渡し的な役割に過ぎなかったことを屈辱に感じていた。ひまわりとコスモスの自分への恋心を知ってからは二人の感情を利用して、二人からのジョーロへの信頼を失墜させたうえでパンジーに手を出そうと計画。一時は成功寸前までいくが、パンジーにはサンちゃん自身の本性を含め陰謀が最初から全て看破されており、追い詰められれば実力行使で口封じしようとする性格まで見抜かれていた。このため最初から最後までパンジーの予想通りに自滅させられ、パンジーへの恋心をはっきりと拒絶された。
- 己の悪事が発覚した後もジョーロに劣っていることを認めず、ひまわりとコスモスにだけ謝罪すれば全て不問という提案を拒絶する。クラスのホームルームの時間に自分が今までジョーロを陥れてきたことを全て自白し土下座で謝罪、ジョーロからの提案を呑みたくないという己の自尊心を守るためだけにジョーロの無罪を皆に説明する。これにより学校中からのジョーロへいじめが終息することとなった。
- その後もトップカーストの位置は揺らがなかったが、ジョーロとの和解だけは徹底的に拒否。最終的にはサンちゃんの良心を信じたジョーロによる作戦に乗る形で和解、これからは本当の意味で親友となることを決意し二度とジョーロを裏切らず信じることを宣言した。
- 成績は赤点の常連。
- あすなろ / 羽立 桧菜(はねたち ひな)
- 声 - 三上枝織[3]
- 本作ヒロインの一人。ジョーロのクラスメートで新聞部の敏腕編集部員。愛称の由来は名前から「羽」と「立」を足して「翌」になり「菜」を取ると「翌桧(あすなろ)」と読むことから。誕生日は3月3日、血液型はB。青森県津軽地方の出身で驚いたり感情が高ぶると言葉が津軽弁になる。
- ジョーロの女性関係を巡る噂への取材をすべくジョーロに密着、配慮のない取材姿勢により周囲の噂に拍車をかけ再びジョーロの孤立状況を招く。記事が発表される文化祭でも自身の行動の真意が誰にも見抜かれていないと確信していたが、コスモスによって噂の始まりや記事の内容まで全てが自作自演だったことが明らかにされ敗北を自覚させられてしまった。
- 実は以前からジョーロに恋焦がれており、全ての行動はジョーロへの恋心が暴走した結果の産物。サンちゃんが負けた試合でファウルボールから自分を助けてくれた(ジョーロとしては助けるつもりはなく、パンジーをもっと近くで眺めるために移動していた途中でたまたま当たっただけ。)ジョーロに惚れて以来、ジョーロに自分から話しかけても恋心に気づいてもらえない日々に耐えてきたという過去をもつ。コスモスによって全てを暴露された後、ジョーロに本心から告白したがサンちゃんを嵌めて腹痛を招いた行為を咎められ振られてしまう。その後は心の整理がついたらしくジョーロへの謝罪記事を公開、ジョーロとも笑顔で接している。
- ツバキ / 洋木 茅春(ようき ちはる)
- 声 - 東山奈央[3]
- 本作ヒロインの一人。ジョーロのクラスにやってきた転校生。愛称の由来は本名から「洋」と「茅」を除くと「椿」と読めることから。僕っ娘。誕生日は11月11日、血液型はA。
- 転校初日にジョーロの手の甲にキスをして『ジョーロに尽くしたい』と宣うファンキーな少女。実家は串カツ屋。実は去年の夏にジョーロに遭遇しているが、ジョーロはツバキを男と勘違いしており、当初は気づかなかった。
- 当時ツバキの店は屋台であり、売り上げも伸びず、閉店も考えていたほどだったが、ジョーロのアドバイスを元に経営を立て直して評判を呼び、店舗を構えるに至った。ツバキはその2号店の店主として朝霧高校から転校してきた。ジョーロはその後、ツバキの店でバイトをすることになる。
- サザンカ / 真山 亜茶花(まやま あさか)[注 8]
- 声 - 斉藤朱夏
- ジョーロのクラスメート。愛称の由来は本名から「真」と「亜」を除くと「山茶花(サザンカ)」と読めることから。誕生日は7月15日、血液型はA。
- 本作ヒロインの一人。元々は赤く染めた髪をツインテールに結び、化粧も派手でクラス女子のトップカーストのリーダー的存在。ジョーロからは「カリスマ群A子」と呼ばれていた。
- ある事をきっかけに黒髪ロングにヘアバンドという、ジョーロ好みの清楚な姿[注 9]に変身、その際に初めて名前が明かされた。
- 見た目は清楚になったが性格までは変わっておらず、ジョーロに対する口のきき方もカリスマ群A子当時のままである。席はジョーロの隣で、数々の災難に見舞われるジョーロに対し、誤解からさんざん罵詈雑言を吐いたが、当時からなぜか登下校の挨拶だけは欠かさなかった。
- 清楚な姿に変身してからは、カリスマ群の他のメンバーに応援されつついかんなくツンデレぶりを発揮している。
- たんぽぽ / 蒲田 公英(かまた きみえ)
- 声 - 佐伯伊織
- ジョーロの後輩。野球部のマネージャーを務める。愛称の由来は本名から「田」を除くと「蒲公英(タンポポ)」と読めることから。誕生日は7月31日、血液型はAB。語尾に「~むふ!」を多用する。
- 百花祭の花舞展でダンスパートナーとして出場予定だったが、出場を辞退した[注 10]。
- パンジーの中学の後輩。ただしパンジーは中学当時は変装していなかったため、「三色院菫子」という人物の存在は認識しつつも「パンジーとは同姓同名の別人」と考えていた。気づいたのは花舞展の時。
- 元は唐菖蒲高校志望で「野球部の皆が挑んだ地区大会の決勝」でも唐菖蒲高校側スタンドで応援していたが、受験当日に風邪をひいて受験できず、西木蔦高校に入学した。
- 中学時代のパンジーとホースの関係を知っており、自らはホースに対して恋心を抱いているため、パンジーに(ホース以外の)恋人を作ってホースの気を自分に引こうと企んでいる。
- 見かけは可愛いが、基本的にアホの子。
- ミント / 薄井 明日荷 (うすい あすか)
- たんぽぽと同じ1年生に属しているクリクリとした目が特徴的な男子生徒[注 11]。身長は165cm程度で一人称は私。愛称の由来は本名から「井明日」を除くと「薄荷(ミント)と読めることから。
- 2学期当初、サザンカのストーカーとして登場したミントだったがジョーロの説得に心が揺れ、ストーカー行為を自粛。熱心に説得を行ったジョーロのことを好きになったと言いだす。だが、ジョーロはサザンカと恋人関係(のフリ)をしている為、ミントはジョーロを諦めようとしていた。休み時間毎にジョーロのもとに来ては、ことあるごとにジョーロと図書館メンバーを引き離そうとするミント。そんなミントの行動から、ジョーロはミントが目崎恵文(カリスマ群F)と協力していると言い当てた。
- また、サザンカの友人であるカリスマ群Fこと目崎恵文(アイリス)の恋人でもある。告白はミントからしたとのこと。
- プリムラ / 早乙女 桜(さおとめ さくら)
- ソフトボール部に所属している飄々とした性格の女。パンジーや芝と同じクラスに属しており、ハッスル群と呼ばれる運動部集団を率いている。愛称の由来は本名から「早」を除くと「乙女桜(プリムラ)」と読めることから。
- 自身と同じ名前のコスモスに対してコンプレックスを抱いており、2学期の繚乱祭の準備の際にはコスモスの言葉にわざと従わないなどの行動をしてコスモスを困らせようとしていた。その後、自身の行動のせいでコスモスが激しい糾弾を受けたことに罪悪感を抱き、コスモスを擁護するように行動している。
- 生徒会の代替わり後はサザンカと共に生徒会に属している。役職は生徒会長。
唐菖蒲高校の生徒編集
西木蔦高校が「去年の野球部の地区大会の決勝」で負けた相手校。なお、唐菖蒲(トウショウブ)はグラジオラスの和名である。
パンジーの中学時代の知り合いが多く通っている。
- ホース / 葉月 保雄(はづき やすお)
- 声 - 福山潤
- 図書委員。愛称の由来は名前を重箱読みすると「ほ・おす」、つまりホースになることから。
- ジョーロいわく「俺の完全上位互換」。ジョーロより性格が良く、人望も厚くて人気がある。当然女子生徒からの人気も高い。ただし「人(特に女子生徒)の心の裏を読めない」という致命的な欠点があり、無自覚ながら人を傷つけてしまう。
- 例えばチェリーとつきみは、共にホースに好意を抱いているが、ホースは無自覚に「正しい事をするためなら彼女らの気持ちを踏みにじっても構わない」と考えている。ジョーロは当初このことに違和感を感じながらそれが何かまではわからなかったが、パンジーから教えられて確信するに至った。
- パンジーは中学時代、その容姿から男子生徒のみならず、男子生徒を狙う女子生徒からも持ち上げられ、大変嫌な思いをしていた。それを救ったのがホースである。またその過程でホースはパンジーに対して恋心を抱いてしまったが、パンジーに断られても「自分の気持ちを抑えてでも守るものは守る」として離れなかった。
- 彼の欠点を知るパンジーはホースを「悪魔の様な存在」とまで形容し、一緒にいることを非常に嫌っているが、ホースに救われたのも事実であり、ホースに対して複雑な心情を抱いている。なおパンジーの変装の理由の一つがホースである。
- チェリー / 桜原 桃(さくらばら もも)
- 声 - 種田梨沙
- 生徒会長。愛称の由来は本名から「原」を抜くと「桜桃(サクランボ)」と読めることから。
- ホースに対して恋心を抱いているが「恋愛と友情は両立しない」とし、ホースとの関係が壊れることを嫌って友達のままでいる。そればかりか自らの気持ちを押し殺してホースとパンジーを恋人同士にしようとしている。
- つきみ / 草見 月(くさみ ルナ)
- 声 - 小原好美
- ホースの幼なじみ。愛称の由来は本名を逆に読むと「月見草(ツキミソウ)」となることから。
- ホースに対して恋心を抱いているが、チェリーと同じ理由でホースとパンジーを恋人同士にしようとしている。
- フーちゃん / 特正 北風(とくしょう きたかぜ)
- ホースの親友。サンちゃんのライバル。
- 190cm越えの巨体を持つイケメンで、野球の技術もサンちゃん並み。ホームラン数なら甲子園一の実力である。
- 口調が尊大に聞こえるが実は真面目で優しく、ジョーロ達の協力をすることも多々ある。また、女性全員が埴輪に見えるという特殊な眼球(ジョーロ曰く埴輪眼球)を有しており、フーちゃんが見分けられるのはサザンカ、パンジー、チェリーなどの数名。ある意味、最も安心できる男ともいえる。
- そんなフーちゃんが唯一女神だと称している人物こそ、西木蔦高校野球部マネージャーのたんぽぽ。だがしかし、フーちゃん自身は気持ちに素直になれず、たんぽぽを罵るような発言ばかりしてしまっている。所謂ツンデレである。
その他編集
- ローリエ / 如月 桂樹(きさらぎ けいき)
- 声 - 田村ゆかり
- ジョーロの母親。年齢は永遠の29歳[注 12]。パンジーとは元々知り合いで、ある日突然パンジーを自宅に招いてジョーロを驚愕させた。なおニックネームは本名から「如」を除いた月桂樹(ローリエ)から。ただしパンジー以外からはニックネームで呼ばれていない模様。
- 以前にパンジーが作ったマカロンを持ち帰り、そうとは知らずに食べたジョーロが「こんなマカロンを作れる女の人と俺は将来結婚したい」と発言し、それをジョーロの目前でパンジーに告げてしまった。
- 普段は髪にパーマにかけ、厚化粧で見かけは「どこにでもいる中年女性」だが、パーマと化粧を落とすと大変な美女であり、息子であるジョーロですら気づかないほどである。
- 今でもジョーロと一緒に入浴するくらいオープンな性格であるが、高校生の男女関係については厳しい。
キーアイテム編集
- 花
- 女性キャラクターは(樹木名由来のあすなろを含んで)全員、花の名前のニックネームがつけられ、それぞれの花のヘアアクセサリーを付けている[注 13]。
- また、それぞれのキャラクターの性格はその花言葉がモチーフになっているものが多い。例・パンジー「私を思って」、コスモス「乙女の純真」、ひまわり(大輪)「偽りの愛」など。
- なお「西木蔦」の元になっているセイヨウキヅタ(別名:アイビー)の花言葉は「永遠の愛」「友情」「不滅」「誠実」など。ほかには「死んでも離れない」がある。
- また「唐菖蒲」(グラジオラス)全般の花言葉は「密会」「用心」「思い出」「忘却」「勝利」。
- ベンチ
- ジョーロにとって何かしら悪いことが起こるときお約束で登場するアイテム。必ずジョーロに対する何かの告白(あるいは脅迫)に使われる。使う相手は、早い順にコスモス、ひまわり、パンジー、サンちゃん、あすなろ、たんぽぽ。
- 設置場所は、ひまわりまでは公園であるが、パンジー以降は図書室、校庭、校舎の屋上、食堂[注 14]…と本来ベンチがあるはずのない場所で登場する。ジョーロはそのうち「ベンチ」でなく「ヤツ」「悪魔」などと呼ぶようになった。
- 原作イラストでは普通の平たいベンチだが、コミックとアニメでは、洋風なデザインの手すりと背もたれが付いた豪華なものになっている。
- 「野球部の皆が挑んだ地区大会の決勝」
- 去年の夏の地区予選の決勝戦。ほぼ全ての登場人物の人間関係の起点。主要登場人物のすべてが登場しており、各人物がそれぞれ誰かに好意を抱くきっかけになった。主要登場人物は、東西南北の各出口で(この順に)きっかけとなるハプニングが起こっている。
- ジョーロがパンジーと出会ったのもここの北口。ただし当時ジョーロの側は相手がパンジーとは気づかず「巨乳の美少女」という認識だった。
- 上記のベンチほどではないが、ジョーロにとっては数々の災難の元になっていることは間違いなく、ジョーロはそのうちにこの出来事を「特異点」と呼ぶようになった。
- 本
- 主にパンジーが使用。その時々のジョーロあるいはパンジー自身の心情を示唆するかのようなタイトルの本が登場する事が多い。例えばジョーロと話すときには「ジキル博士とハイド氏」(ジョーロの「見せかけ」と「本心」の使い分けを象徴)を持っている事が多い。
既刊一覧編集
小説編集
- 駱駝(著)・ブリキ(イラスト)『俺を好きなのはお前だけかよ』、KADOKAWA〈電撃文庫〉、既刊15巻(2020年12月10日現在)
- 2016年2月10日発売[6]、ISBN 978-4-04-865747-1
- 2016年4月10日発売[7]、ISBN 978-4-04-865885-0
- 2016年8月10日発売[8]、ISBN 978-4-04-892286-9
- 2017年1月10日発売[9]、ISBN 978-4-04-892601-0
- 2017年4月10日発売[10]、ISBN 978-4-04-892831-1
- 2017年8月10日発売[11]、ISBN 978-4-04-893282-0
- 2017年11月10日発売[12]、ISBN 978-4-04-893466-4
- 2018年3月10日発売[13]、ISBN 978-4-04-893684-2
- 2018年7月10日発売[14]、ISBN 978-4-04-893913-3
- 2018年11月10日発売[15]、ISBN 978-4-04-912099-8
- 2019年5月10日発売[16]、ISBN 978-4-04-912527-6
- 2019年10月10日発売[17]、ISBN 978-4-04-912796-6
- 2019年12月10日発売[18]、ISBN 978-4-04-912908-3
- 2020年6月10日発売[19]、ISBN 978-4-04-913204-5
- 2020年12月10日発売[20]、ISBN 978-4-04-913576-3
漫画編集
- 伊島ユウ(作画)、駱駝(原作)『俺を好きなのはお前だけかよ』 集英社〈ジャンプ・コミックス+〉、全6巻
- 2017年8月4日発売[21]、ISBN 978-4-08-881135-2
- 2018年3月2日発売[22]、ISBN 978-4-08-881373-8
- 2019年1月4日発売[23]、ISBN 978-4-08-881650-0
- 2019年10月4日発売[24]、ISBN 978-4-08-881832-0
- 2020年3月4日発売[25]、ISBN 978-4-08-882144-3
- 2020年10月2日発売[26]、ISBN 978-4-08-882467-3
アニメ編集
2019年10月から12月までTOKYO MXほかにて放送された[3]。
翌2020年9月2日に完結編となるOVA『俺を好きなのはお前だけかよ〜俺たちのゲームセット〜』が発売された[27]。
スタッフ編集
- 原作・シリーズ構成・脚本 - 駱駝[28][29]
- 原作イラスト - ブリキ[28][29]
- 監督 - 秋田谷典昭[28][29]
- 副監督 - 守田芸成[3][29]
- キャラクターデザイン - 滝本祥子[28][29]
- 美術監督 - 諸熊倫子[3][29]
- 背景スタジオ - スタジオ天神[3][29]
- 色彩設定 - 岡亮子[3][29]
- 撮影監督 - 廣岡岳[3][29]
- 撮影スタジオ - Nexus[3][29]
- 3D監督 - 齋藤威志[3][29]
- 3DCGスタジオ - ワイヤード[3][29]
- 編集 - 坪根健太郎[3][29]
- 音響監督 - 郷文裕貴[3][29]
- 音響効果 - 中野勝博[3][29]
- 音楽 - 藤澤慶昌[3][29]
- 音楽制作 - Aniplex[3][29]
- 音楽プロデューサー - 山内真治
- チーフプロデューサー - 三宅将典、徳田直巳
- プロデューサー - 中山信宏、湯浅隆明、小瀧健太郎、塩谷佳之、大和田智之、金庭こず恵、山岡勇輝、高橋勝
- アニメーションプロデューサー - 田部谷昌宏、加藤章
- アニメーションプロデュース - BARNUM STUDIO[3][29]
- アニメーション制作 - CONNECT[28][29]
- 製作 - 「俺好き」製作委員会(アニプレックス、KADOKAWA、ストレートエッジ、TOKYO MX、BS11、ムービック、ドコモ・アニメストア、キュー・テック)[3][29]
主題歌編集
- 「パパパ」[3]
- 斉藤朱夏によるオープニングテーマ。作詞・作曲はハヤシケイ、編曲は堀江晶太。
- 「ハナコトバ」[3]
- 作中のヒロイン、パンジー(戸松遥)・ひまわり(白石晴香)・コスモス(三澤紗千香)によるエンディングテーマ。作詞・作曲・編曲はJazzin' park。
各話リスト編集
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|
#01 | 僕ってほんと、どこにでもいる平凡な高校生なんだ | 秋田谷典昭 | 滝本祥子 | |
俺ってほんと、どこにでもいる平凡なモブなんだ | ||||
#02 | 俺に襲い掛かる負のスパイラル | 澤井幸次 | 千葉孝幸 |
|
#03 | 俺はお前と会っていた |
| 守田芸成 | 原友樹 |
#04 | 俺がガンバった結果 | 田所修 | 伊部勇志 | 藁科将斗 |
#05 | 俺にしては、うまくいきすぎてると思ったんだよ…… | 竹之内和久 | 千葉孝幸 |
|
#06 | 俺は、言う時は言う |
| ほりうちゆうや |
|
#07 | 俺は意外な一面を知る | 篠原正寛 | 高島大輔 | 野田康行 |
#08 | 俺の悲劇は気づくと始まってる | 竹之内和久 | 矢花馨 |
|
#09 | 俺なりに考えた結果 | 島崎奈々子 |
|
|
特別編 | 俺は丁寧に進める | - | ||
#10 | 俺だってたまには活躍する | 竹之内和久 | 千葉孝幸 |
|
#11 | 俺はいらないかもしれない | アベユーイチ | 守田芸成 |
|
#12 | 俺が好きなのは…… | 秋田谷典昭 |
|
放送局編集
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [31] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2019年10月3日 - 12月26日 | 木曜 0:30 - 1:00(水曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | 製作参加 |
とちぎテレビ | 栃木県 | |||
群馬テレビ | 群馬県 | |||
BS11 | 日本全域 | 製作参加 / BS放送 / 『ANIME+』枠 | ||
木曜 2:05 - 2:35(水曜深夜) | テレビ愛知 | 愛知県 | ||
木曜 23:00 - 23:30 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / リピート放送あり | |
2019年10月8日 - 12月31日 | 火曜 2:29 - 2:59(月曜深夜) | 読売テレビ | 近畿広域圏 | 『MANPA』第2部 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2019年10月3日 | 木曜 0:30(水曜深夜) 更新 | dアニメストア |
2019年10月6日 | 日曜 1:00(土曜深夜) 更新 | AbemaTV |
2019年10月10日以降 | 水曜 1:00以降 更新 |
|
BD / DVD編集
巻 | 発売日[32] | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD限定版 | DVD限定版 | |||
1 | 2019年12月25日 | 第1話 - 第2話 | ANZX-13301/2 | ANZB-13301/2 |
2 | 2020年1月29日 | 第3話 - 第4話 | ANZX-13303/4 | ANZB-13303/4 |
3 | 2020年2月26日 | 第5話 - 第6話 | ANZX-13305/6 | ANZB-13305/6 |
4 | 2020年3月25日 | 第7話 - 第8話 | ANZX-13307/8 | ANZB-13307/8 |
5 | 2020年5月27日 | 第9話 - 第10話 | ANZX-13309/10 | ANZB-13309/10 |
6 | 2020年6月24日 | 第11話 - 第12話 | ANZX-13311/2 | ANZB-13311/2 |
OVA | 2020年9月2日 | 俺たちのゲームセット | ANZX-13313/4 | ANZB-13313/4 |
Webラジオ編集
コスモス役の三澤紗千香と鷲崎健によるWebラジオ『俺たちを好きなのはリスナーだけかよ』が、2019年10月3日より音泉にて配信[33]。
脚注編集
注釈編集
- ^ 「西木蔦」「にしきづた」ともに、これだけでは何の意味もない単語だが「洋」を加えると「西洋木蔦」(セイヨウキヅタ)と植物の名前になる。別名はアイビー。
- ^ 1年生は黄色、2年生は臙脂、3年生は青。
- ^ アニメ公式ページのキャラクター紹介「一問一答」より。以下同じ。
- ^ 図書室にいるジョーロに「ここは豚小屋じゃないのよ」と言うなど。
- ^ ジョーロ曰く「(本当の)外見は好きだが、内面は嫌い」。
- ^ アニメ版では「シェンムーの開発費の10万分の1の値段」と表現されている。
- ^ バスケでダンクシュートを決めるなど、もともと運動神経に優れている描写がある。
- ^ 物語当初は「カリスマ群A子」として登場。名前が明かされたのは、原作小説では第4巻第二章、アニメ版では第7話。
- ^ ジョーロいわく「なんちゃって清楚三人組(編注:パンジー、ひまわり、コスモスの事)とは違い、俺の理想の清楚さを完璧に体現している存在」との事。
- ^ マンガでは脅迫メールが来て、アニメではジョーロの噂を聞き、それを恐れたため。
- ^ 2学期当初のとある出来事の際、作者は敢えて性別をボカして書いていた。
- ^ アニメ版では声優に合わせて「永遠の17歳」となっている。
- ^ 原作とコミック版では小さく描かれていたが、アニメ版ではかなり大きく描かれている。
- ^ この場面でベンチを使ったのはたんぽぽだが、ベンチの設置場所はアニメ版では理科準備室に、漫画版では音楽室になっている。
出典編集
- ^ “『俺を好きなのはお前だけかよ』がシリーズ累計100万部を突破”. ラノベニュースオンライン. (2019年12月11日) 2019年12月16日閲覧。
- ^ “鈍感装い恋愛勝者目指すが…「俺を好きなのはお前だけかよ」コミカライズ”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年2月26日) 2017年8月10日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v “秋アニメ『俺を好きなのはお前だけかよ』TOKYO MXほかにて10月2日放送開始! 三澤紗千香さん&鷲崎健さんによる公式ラジオ番組配信決定!”. アニメイトタイムズ. (2019年8月26日) 2019年8月26日閲覧。
- ^ a b 金賞 | 俺を好きなのはお前だけかよ
- ^ a b c d “TVアニメ『とある科学の超電磁砲』第3期の制作が決定!”. 電撃オンライン. 電撃オンライン. KADOKAWA (2018年10月7日). 2018年10月7日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ(1)”. 電撃文庫公式サイト. KADOKAWA. 2017年8月6日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ(2)”. 電撃文庫公式サイト. KADOKAWA. 2017年8月6日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ(3)”. 電撃文庫公式サイト. KADOKAWA. 2017年8月6日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ(4)”. 電撃文庫公式サイト. KADOKAWA. 2017年8月6日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ(5)”. 電撃文庫公式サイト. KADOKAWA. 2017年8月6日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ(6)”. 電撃文庫公式サイト. KADOKAWA. 2017年8月6日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ(7)”. 電撃文庫公式サイト. KADOKAWA. 2017年11月11日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ(8)”. 電撃文庫公式サイト. KADOKAWA. 2018年3月10日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ(9)”. 電撃文庫公式サイト. KADOKAWA. 2018年7月10日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ(10)”. 電撃文庫公式サイト. KADOKAWA. 2018年11月10日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ(11)”. 電撃文庫公式サイト. KADOKAWA. 2019年5月10日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ(12)”. 電撃文庫公式サイト. KADOKAWA. 2019年10月10日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ(13)”. 電撃文庫公式サイト. KADOKAWA. 2019年12月10日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ(14)”. 電撃文庫公式サイト. KADOKAWA. 2020年6月10日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ(15)”. 電撃文庫公式サイト. KADOKAWA. 2020年12月10日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ1”. 集英社マンガネット S-MANGA.net. 集英社. 2017年8月10日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ2”. 集英社マンガネット S-MANGA.net. 集英社. 2018年3月15日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ3”. 集英社マンガネット S-MANGA.net. 集英社. 2019年1月4日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ4”. 集英社マンガネット S-MANGA.net. 集英社. 2019年10月10日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ5”. 集英社マンガネット S-MANGA.net. 集英社. 2020年3月4日閲覧。
- ^ “俺を好きなのはお前だけかよ6”. 集英社マンガネット S-MANGA.net. 集英社. 2020年10月3日閲覧。
- ^ “「俺好き」完結編OVAが9月発売、原作者・駱駝の書き下ろし小説も付属”. コミックナタリー (2020年6月10日). 2020年6月10日閲覧。
- ^ a b c d e “「俺を好きなのはお前だけかよ」TVアニメ化!キャストに山下大輝、戸松遥ら”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年10月7日) 2018年10月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t “OVA「俺好き」キービジュアル&新映像公開!5月より全国10劇場での上映も決定”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年3月21日) 2020年3月21日閲覧。
- ^ a b “ON AIR”. TVアニメ「俺を好きなのはお前だけかよ」. 2019年9月25日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2) (PDF)”. 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2018年10月24日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2018年10月24日閲覧。
- ^ “Blu-ray&DVD”. TVアニメ「俺を好きなのはお前だけかよ」. 2020年6月10日閲覧。
- ^ “俺たちを好きなのはリスナーだけかよ”. 音泉. タブリエ・コミュニケーションズ. 2019年8月26日閲覧。