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光泉中学校(こうせんちゅうがっこう)および光泉高等学校(こうせんこうとうがっこう)は、滋賀県草津市に位置する私立カトリック系の中高一貫教育中学校および高等学校。守護聖人は聖パウロ、創始者はカトリック京都司教区司祭ペトロ山田右(1933年2月20日 - 2017年4月17日)である。

光泉中学校・光泉高等学校
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国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人聖パウロ学園
設立年月日 1988年4月
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 併設型
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 3学期制
所在地 525-8566
外部リンク 公式サイト
Portal.svg ウィキポータル 教育
Project.svg ウィキプロジェクト 学校
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概要編集

創立は1988年(昭和63年)だが由来は古く、学校の創設は1935年(昭和10年)に来日し、1937年から初代京都教区司教をつとめた、メリノール宣教会のパトリック・バーン司教の「滋賀県内にカトリックの学校を創りたい」という計画の一部であった。この希望は、歴代カトリック大津教会主任司祭および信徒に引き継がれ、1985年(昭和60年)に学園設立準備室が開設された[1]

高校の進学実績は着実に推移している。部活動も盛んで全国レベルの運動部もある。高等学校はI類文理(進学)、II類文理(特進)、III類理数、III類人文を設置している[2]。第二以外の土曜日は、午前中授業を実施している。 いっぽう、中学は光泉高校への内部進学が前提の位置づけにあるものの、近年は県立上位校や京都府の有名私立校への進学者も出ている。2019年度募集から、英語の受験だけで入学可能な英語特別枠設置[3]

また、高校修学旅行目的地がグアム(2013年から)であること、開校5年目にスタートしたニュージーランド海外研修に加え、アメリカ姉妹校訪問(2010年から)、イギリス海外研修(2013年から)[4]も実施していることから、近年は国際人育成のプログラムが多様化している。2017年度、III類のなかに、グローバル人材育成を目的とし海外大学への直接進学を目指す教育プログラム、「World Level(TM)」を設置した。2019年度には、高校卒業後、地域に根ざす公務員を目指す新プログラム「キャリアパス」をl類に設置する。 姉妹校は、ニュージーランドに2校、アメリカ、オーストラリアに各1校で、語学研修または相互訪問を行っている。

2018年4月から校長は吉田眞人。 なお運営する学校法人名が東京にある聖パウロ学園高等学校と同じだが両者に関係はない。

2019年に設置法人である学校法人聖パウロ学園が隣接地に光泉カトリック小学校(仮称)を2021年春に設置予定であること、瀬田光泉幼稚園を光泉カトリック幼稚園と改称し同じく隣接地に移転すること公表した[5]

建学の理念 編集

  • 「地の塩、世の光」(新約聖書マタイ福音書)となる人材の育成
  • 「愛と正義と責任ある自由」の醸成

教育目標編集

  1. キリスト教精神に基づく人格形成
  2. 学力の伸長による進路の保障
  3. 創造性豊かな国際人の育成

学校名の由来編集

校名は「光の泉」の意。光は周囲を照らし、灯台のように道しるべとなって進むべき道を照らす。

「光泉」という校名は、キリストの言葉のように、「世の光になる」人々を育て生み出す「泉」になる、という願いを込めて付けられている。

校章編集

校章は、校名の「光泉」を表している。各部分の意味は、以下のとおり。

  • 十字:十字架は人類の救いのシンボルであり、また福音、すなわち神の良い便りを表す。
  • 円:三重の円は、波紋をかたどったもので、泉を表す。
  • 三角:6つの小さな三角形は光を表す。

沿革編集

  • 1988年(昭和63年)- 新築工事竣工、開校、聖パウロ学園教育協力会(保護者会)発足、開校記念式典挙行、校旗制定
  • 1989年(平成元年)- 特進コース設置、図書室開室
  • 1990年(平成2年)- 聖パウロ学園後援会発足、第二グラウンドおよび体育施設竣工
  • 1991年(平成3年)- 中高第1回卒業式、聖パウロ学園同窓会(現:光泉中学・高等学校同窓会)発足
  • 1993年(平成5年)- 第1回海外研修実施(ニュージーランド3週間)
  • 1995年(平成7年)- 高校棟4教室増築、全館空調設備完了
  • 1997年(平成9年)- 光泉中学校と光泉高等学校との組織を分離
  • 1998年(平成10年)- 全館改修工事、高等学校Ⅲ類(理数コース)設置、創立10周年記念式典
  • 1999年(平成11年)- 瀬田光泉幼稚園を同じ法人(聖パウロ学園)に統合
  • 2000年(平成12年)- 校舎増築(チャペル、階段教室、普通教室等)竣工
  • 2001年(平成13年)- 高校学年定員280名認可(旧200名)
  • 2002年(平成14年)- 高等学校Ⅲ類(一貫コース)設置
  • 2004年(平成16年)- 制服の意匠を改定
  • 2005年(平成17年)- 高等学校Ⅲ類(人文コース)設置
  • 2008年(平成20年)- 中学校全教室木製(滋賀県内産木材使用)机・椅子導入、創立20周年記念式典
  • 2009年(平成21年)- 高校学年定員320名認可、人工芝テニスコート竣工、インターアクトクラブ設立総会
  • 2010年(平成22年)- 中学校武道場竣工、全教室電子黒板導入完了、アメリカの提携姉妹校との相互訪問(2週間)開始
  • 2013年(平成25年)- 海外研修先追加(イギリス2週間)
  • 2015年(平成27年)- 高等学校学年定員350名認可
  • 2017年(平成29年)- 高等学校III類グローバル人材育成プログラム「World Level(TM)」設置、人工芝新グラウンド竣工
  • 2019年(平成31年)- 高等学校I類地域人材育成プログラム「Career Path」設置、中学校に「英語トップ講座」設置

高等学校の進路対策編集

生徒のさまざまな進路希望を実現するため、特別講習、勉強合宿、夏季進学講習、冬季進学講習、年末年始特別補習、センター対策、国公立2次対策、私立大学入試対策、高3進路宿泊研修などを行っている。

高等学校の部活動編集

硬式野球、陸上競技、男子バレーボール、男子バスケットボール、男子テニス、ラグビー、アイスホッケー、吹奏楽、サッカー、剣道、バドミントン、卓球、女子テニス、女子バスケットボール、英会話、文芸漫画、理科、将棋、放送、華道、コーラス、聖歌隊、コンピュータ、書道、数学、ボランティア、茶道。


吹奏楽部が、中高ともに活発な活動を行っているほか、近年は放送部が全国大会などに出場している。また、ボランティア同好会も、地域のロータリークラブのインターアクトクラブとして、さまざまな活動を行っている。

一方、運動部では、男子バスケットボール部、男子テニス部、ラグビー部、アイスホッケー部は全国レベル。ラグビー部は、東大阪市花園ラグビー場で開催される全国高校選手権に2008年、2009年および2011年から2016年まで毎年出場している。野球部は、2002年夏に甲子園出場。陸上競技部に在籍した我孫子智美(2005年卒)は、2012年ロンドンオリンピック女子棒高跳に、日本代表として出場した(予選19位タイ。記録4m25)。

中学校の部活動編集

軟式野球サッカーテニスバドミントンアイスホッケー男子バスケットボール女子バスケットボール剣道卓球陸上競技ラグビー吹奏楽理科将棋英会話、文芸漫画コンピュータ数学、放送、書道ボランティア華道コーラス、聖歌隊、茶道、スペースロボットプロジェクト(プログラミング)。 将棋部は、文科大臣杯小・中学校将棋団体戦で2016年優勝、2017年準優勝。

海外研修・姉妹校相互訪問編集

「創造性豊かな国際人の育成」という教育目標のもとに、国際教育に力を入れている。

  • ニュージーランド長期留学(ネルソン市。1年間)(募集対象:高校1、2年生)
  • ニュージーランド短期留学(ネルソン市)(募集対象:中学2年生~高校2年生)
  • アメリカ合衆国・姉妹校(ミシガン州ビバリーヒルズ)相互訪問(募集対象:高校1、2年生)
  • イギリス短期留学(2013年度から。ケント州カンタベリー市など)(募集対象:中学3年生~高校2年生)

 (参考:高校修学旅行グアム島 2013年度から。2017年は東京)

併設校編集

交通アクセス編集

施設編集

全教室に、(1)冷暖房、(2)反射式またはプラズマ式電子黒板、(3)校内LAN設備、(4)校内テレビ放送設備がある。各階トイレ横に、自動うがい器を設置している。

記念講堂(370名収容の階段型教室)、聖堂(360名収容の講堂。内装に「十字架の道行き」などのステンドグラスを設置)、食堂(300名収容。テイクアウトおよび「焼きたてパン工房」併設)、中学武道場(正門横の別棟)などがある。

2017年夏に、新グラウンドが完成予定。(授業、体育大会、部活用。人工芝・LED照明設置)

著名な出身者編集

脚注編集

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  1. ^ 光泉中学・高等学校「創立10周年記念誌」から。
  2. ^ 光泉高等学校「学校案内」から。
  3. ^ 光泉中学「学校案内」から。
  4. ^ 公式サイトから。
  5. ^ “滋賀・草津に私立小学校、21年春開校 聖パウロ学園が計画”. 京都新聞. 京都新聞社. (2019年6月12日). https://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20190612000046 2019年6月17日閲覧。 
  6. ^ アクセス”. 光泉中学・高等学校. 2019年6月17日閲覧。

外部リンク編集