共和国 (出版社)

日本の出版社

株式会社共和国(きょうわこく、editorial republica)は、東京都東久留米市にある日本出版社。人文科学系の書籍や文芸作品(復刊を含む)を多く手がけている。

概要 編集

2014年4月、水声社の編集者であった下平尾直(しもひらお・なおし)が設立した[1]。スローガンは「世界を書物でロマン化します。」。商品の流通は、出版社・トランスビューの「直取引代行」をメインとしている。創刊ラインナップは、都甲幸治『狂喜の読み屋』と藤原辰史『食べること考えること』の2点(ともにシリーズ「散文の時間」)。

2021年、第18回「出版梓会新聞社学芸文化賞」を受賞。「選考の言葉」(時事通信社文化特信部編集委員・石丸淳也)では、「出版点数の多さ、多彩さに驚くばかりです。代表の下平尾直さんの本作りに懸ける思いに敬意を表します。」という賛辞が述べられている[2]。また、週刊書評紙「図書新聞」に突き出し広告を出稿している。

主な刊行物 編集

歴史 編集

哲学・思想 編集

社会 編集

「境界の文学」 編集

「世界浪漫派」 編集

「散文の時間」 編集

文芸作品 編集

美術・映画 編集

バンド・デシネ 編集

脚注 編集

  1. ^ 下平尾直「ページの奴隷、編集者!」『大学出版』112号、2017年10月、pp. 12-17.
  2. ^ 出版梓会・公式サイト「梓会出版文化賞・選考のことば」2023年10月6日閲覧
  3. ^ 河合隼雄財団・公式サイト「過去の河合隼雄学芸賞」2023年10月6日閲覧

外部リンク 編集