外国航空機が地上第三者に対して加えた損害に関する条約

外国航空機が地上第三者に対して加えた損害に関する条約 (がいこくこうくうきがちじょうだいさんしゃにたいしてくわえたそんがいにかんするじょうやく、: Convention on Damage Caused by Foreign Aircraft to Third Parties on the Surface)、通称ローマ条約(Rome Convention)は1952年10月7日にイタリア共和国ローマで採択され、1958年2月4日に発効された国際条約である。2018年現在51ヶ国が批准している[1]カナダオーストラリアナイジェリアは以前批准国であったが、条約内容への不満から脱退している。

ローマ条約
Rome Convention
外国航空機が地上第三者に対して加えた損害に関する条約
Convention on Damage Caused by Foreign Aircraft to Third Parties on the Surface
署名1952年10月7日
署名場所イタリア共和国ローマ
発効1958年2月4日
失効条約は制限なし
署名国25ヶ国[1]
締約国51ヶ国[1]
寄託者国際民間航空機関

締約国 編集

批准年月日 備考
  アルジェリア 1964年7月12日
  アンゴラ 1998年5月25日
  アルゼンチン 1972年12月25日
  アゼルバイジャン 2000年6月21日
  バーレーン 1997年6月1日
  ベルギー 1966年11月9日
  ベナン 2004年6月28日
  ボリビア 1998年10月7日
  ブラジル 1963年3月19日
  カメルーン 1969年10月21日
  キューバ 1965年12月7日
  デンマーク 署名したが批准していない
  ドミニカ共和国 署名したが批准していない
  エクアドル 1958年8月10日
  エジプト 1958年2月4日
  エルサルバドル 1980年5月13日
  フランス 署名したが批准していない
  ガボン 1970年4月14日
  ガンビア 2000年9月18日
  ガーナ 2018年9月2日
  ギリシャ 署名したが批准していない
  グアテマラ 1983年8月8日
  ギニア 1990年8月26日
  ハイチ 1961年6月22日
  ホンジュラス 1961年1月3日
  インド 署名したが批准していない
  イラク 1972年10月17日
  イスラエル 署名したが批准していない
  イタリア 1964年1月8日
  クウェート 1980年2月25日
  レバノン 2007年5月28日
  リベリア 署名したが批准していない
  リビア 署名したが批准していない
  ルクセンブルク 1958年2月4日
  マダガスカル 2007年3月28日
  モルディブ 1995年12月4日
  マリ共和国 1962年3月28日
  モーリタニア 1962年10月21日
  メキシコ 署名したが批准していない
  モロッコ 1964年6月29日
  オランダ 署名したが批准していない
  ニジェール 1963年3月27日
  ノルウェー 署名したが批准していない
  オマーン 2003年11月4日
  パキスタン 1958年2月4日
  パプアニューギニア 1975年9月16日
  パラグアイ 1969年8月24日
  フィリピン 署名したが批准していない
  ポルトガル 署名したが批准していない
  モルドバ 2001年1月29日
  ロシア 1982年7月20日
  ルワンダ 1971年8月15日
  セーシェル 1980年12月14日
  スペイン 1958年2月4日
  スリランカ 1959年6月29日
  スリナム 2003年6月25日
  スウェーデン 署名したが批准していない
  スイス 署名したが批准していない
  タイ王国 署名したが批准していない
  トーゴ 1980年9月30日
  チュニジア 1963年12月15日
  ウガンダ 2018年2月26日
  アラブ首長国連邦 1990年5月13日
  イギリス 署名したが批准していない
  ウルグアイ 1979年2月6日
  バヌアツ 1982年4月15日
  イエメン 1986年12月25日

脚注 編集

  1. ^ a b c [1]