岡山県道48号笠岡美星線

日本の岡山県の道路

岡山県道48号笠岡美星線(おかやまけんどう48ごう かさおかびせいせん)は、岡山県笠岡市井原市を結ぶ県道主要地方道)である。

主要地方道
岡山県道48号標識
岡山県道48号 笠岡美星線
主要地方道 笠岡美星線
総延長 29.5km
起点 笠岡市小平井・追分交差点
岡山県道34号笠岡井原線交点【北緯34度31分51.3秒 東経133度30分37.9秒 / 北緯34.530917度 東経133.510528度 / 34.530917; 133.510528 (県道48号起点)
終点 井原市美星町明治
岡山県道35号倉敷成羽線交点【北緯34度43分47.9秒 東経133度32分46.9秒 / 北緯34.729972度 東経133.546361度 / 34.729972; 133.546361 (県道48号終点)
接続する
主な道路
記法
都道府県道34号標識
岡山県道34号笠岡井原線
国道486号
都道府県道77号標識
岡山県道77号美星高山市線
都道府県道35号標識
岡山県道35号倉敷成羽線
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

概要 編集

岡山県笠岡市小平井と井原市美星町明治を結ぶ。

国道486号との重複区間を境にして、笠岡側は農地を進む平坦路、美星(井原市)側は幾度もの峠越えを繰り返す山間路と、まったく性格が異なるルート。笠岡側の大半の区間は井笠鉄道の廃線跡を利用して整備されており、急曲線がほとんど見当たらない。

終点(北端)付近のおよそ3kmの区間は軽自動車同士の離合すらままならないほどの隘路で、交通量も極端に少ないが、それ以外はほぼ全線にわたり片側1車線幅が確保されている。

路線データ 編集

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史 編集

路線状況 編集

通称 編集

重複区間 編集

道路施設 編集

  • 観音橋 (笠岡市走出 ‐ 小田郡矢掛町小田)
    小田川に架かる橋。延長196m、幅員12m[4]

並行する旧街道 編集

笠岡往来 矢掛道・小田道 / 成羽往来
笠岡市笠岡 ‐ 井原市美星町明治
笠岡においては矢掛方向に対し、矢掛往来[5]とも呼び、笠岡の港(現:笠岡港。)と山陽道西国街道)を結ぶ。現在の笠岡市甲弩(こうの)にて、山陽道(西国街道)へは矢掛道(矢掛宿に接続。)と小田道(小田宿に接続。)の二手に分岐。さらに矢掛や小田から三山(現:井原市美星町三山。)を経て、吹屋(現:高梁市成羽町 吹屋ふるさと村。)へ至ることから成羽往来とも呼ばれる。別名を魚仲仕の道魚道(ととみち)[6]とも呼び、笠岡の港よりを運んでいた道である。
井笠鉄道本線
笠岡市笠岡 ‐ 走出
吉田地内から走出地内にかけて井笠鉄道の線路跡を本県道に転用。

地理 編集

通過する自治体 編集

交差する道路 編集

沿線にある施設など 編集

笠岡市

矢掛町

井原市

催し 編集

岡山県高等学校駅伝競走大会
全国高等学校駅伝競走大会岡山県予選。毎年11月の第1日曜日に開催。井原運動公園陸上競技場(岡山県井原市上出部町(かみいずえちょう))を発着点とし、本県道の笠岡市吉田で折り返し。当日は、笠岡市吉田 ‐ 走出 間において交通規制が実施される。
中国高等学校駅伝競走大会
全国高等学校駅伝競走大会の中国地区予選。5年に1度、11月の日曜日に開催。井原運動公園陸上競技場を発着点とし、本県道の笠岡市吉田で折り返し。当日は、笠岡市吉田 ‐ 走出 間において交通規制が実施される。

脚注 編集

  1. ^ 『岡山県統計年報』 内、『道路現況調』 県道路整備課 (岡山県庁)。
  2. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
  3. ^ 『広報 びせい』 No.471、美星町役場、1994年平成6年)3月18日、1頁。
  4. ^ 『岡山県統計年報』、橋梁延長の頁。
  5. ^ 『笠岡市史 第三巻』、笠岡市役所、1991年(平成8年)3月
  6. ^ 『成羽町史 民俗編』、成羽町役場、1991年(平成3年)5月31日

参考文献 編集

  • 『岡山県公報』、岡山県庁。[要文献特定詳細情報]
  • 『岡山県統計年報』、岡山県庁。
  • 『笠岡市史 第三巻』、笠岡市役所、1991年(平成8年)3月。
  • 『広報 びせい』、美星町役場。
  • 『成羽町史 民俗編』、成羽町役場、1991年(平成3年)5月31日。

関連項目 編集

外部リンク 編集