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日本海大海戦 海ゆかば』(にほんかいだいかいせん うみゆかば)は、日本戦争映画東映系で1983年6月4日に公開された。

日本海大海戦 海ゆかば
監督 舛田利雄
脚本 笠原和夫
出演者 丹波哲郎
沖田浩之
三原順子
伊東四朗
佐藤浩市
平幹二朗
三船敏郎
音楽 伊部晴美
撮影 飯村雅彦
編集 西東清明
配給 東映
公開 日本の旗 1983年6月4日
上映時間 131分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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日露戦争での日本海海戦を扱った作品。主人公は沖田浩之扮する軍楽隊員で、戦艦三笠に乗り込んだ軍楽隊を中心に描かれている。

同じ舛田利雄監督と笠原和夫脚本による『二百三高地』(1980年)、『大日本帝国』(1982年)と合わせ、「東映戦争3部作」と呼ばれる。なお、冒頭の要塞攻略シーンは、『二百三高地』から流用されている。なお三船敏郎は、1969年東宝系で公開された『日本海大海戦』と同じ東郷平八郎役で出演している。

目次

スタッフ編集

記載順、漢字表記はエンディングクレジットに準ずる。

企画
幸田清
天尾完次
太田浩児
瀬戸恒雄
脚本
笠原和夫
撮影
飯村雅彦
特撮監督
中野昭慶
美術
北川弘
録音
宗方弘好
照明
小林芳雄
助監督
蔦林淳望
編集
西東清明
音響効果
原尚
記録
勝原繁子
俳優担当
和田徹
製作調整
山田光男
擬斗
尾型伸之介
装置
開米慶四郎
装飾
岡万雄
背景
植田義明
特殊効果
大平特殊効果
久米攻
美粧
井上守
美容
石川靖江
衣装
久保里誉江
増田和子
宣伝担当
坂本年文
西尚久
スチール
加藤光男
衣装考証
柳生悦子
方言指導
星野暁一
音楽
伊部晴美
軍楽隊指揮
堀籠次男
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団トランペット独奏
羽鳥幸次

特殊技術

撮影
山本武
照明
宮川清
美術
小村完
合成
宮西武史
操演
松本光司
特殊効果
渡辺忠昭
作画
塚田猛昭

進行主任
石川通生
現像
東映化学

音声技術協力

レーザー録音
ヨコハマシネマ現像所
LASERSOUND
ノイズリダクション
東京芝浦電気株式会社
adresc
東映レーザーステレオ・サウンド
企画協力
福地誠夫
実技指導
内田秀雄
協力
東郷神社
東郷会
三笠保存会
水交会
海軍文庫
横須賀ワシントンホテル
国際プロ
東京衣装
住友重機械工業株式会社
全日空

ナレーター
仲代達矢
監督
舛田利雄

キャスト編集

記載順、漢字表記はエンディングクレジットに準ずる。単独クレジットと並列クレジットは水平線で区切った。



評価編集

脚本の笠原和夫が「またぞろ東郷平八郎を正面から描いても仕方あるまい」と、軍楽隊を扱うことにした。海軍の軍楽隊が戦闘に参加したのは日本海海戦だけで、これは使えると直感し変化球勝負に出た。結果、岡田茂東映社長(当時)は「近年稀に見るええ本やったけど、映画になったらあかんわ。あの監督、音楽的才能ないな」と総括した[1]

エピソード編集

  • 脚本の笠原和夫は、本作終了後、東宝で『零戦燃ゆ』の脚本を書いた後、岡田茂東映社長(当時)に呼ばれ、「"昭和天皇の映画"を作ってほしいと瀬島龍三から頼まれた、お前頼む」と脚本執筆の指示を受けた[2]。脚本は書き上がり、入江相政侍従長や瀬島にも見てもらい、岡田社長からもOKが出た[2]。しかし宮内庁などの反対を喰らい頓挫。その後、5、6年の間、出来そうで出来ない状態が続き結局ボツに。力を入れた脚本が流れた笠原は大きなショックを受け、これ以降仕事に力が入らなくなってしまったという[2]

その他編集

脚注編集

  1. ^ 右文字右京「映像でみる『俺たちの日本軍』魂が震える戦争映画大全」、『実話裏歴史スペシャル』第7巻、ミリオン出版、2011年10月5日、 p. 83。
  2. ^ a b c 笠原和夫 『映画はやくざなり』 新潮社、2003年、102-103頁。ISBN 978-4104609017

外部リンク編集