本天沼
本天沼(ほんあまぬま)は、東京都杉並区の町名。現行行政地名は本天沼一丁目から三丁目。住居表示実施済み区域である。
本天沼 | |
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町丁 | |
北緯35度42分48秒 東経139度37分37秒 / 北緯35.713219度 東経139.626836度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京 |
特別区 | 杉並区 |
人口情報(2024年(令和6年)3月1日現在[1]) | |
人口 | 11,516 人 |
世帯数 | 6,125 世帯 |
面積([2]) | |
0.657324757 km² | |
人口密度 | 17519.5 人/km² |
郵便番号 | 167-0031[3] |
市外局番 | 03(東京MA)[4] |
ナンバープレート | 杉並 |
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地理
編集杉並区の北東部に位置する。町域の北は早稲田通りを境界として下井草に隣接する。東は中杉通りが町界となり、東から南東部にかけて阿佐谷北と接する。南は天沼本通りを境に天沼と接し、西は清水と接する(町名はいずれも杉並区)。町域は三角形状に広がり、東から順に一丁目から三丁目が並ぶ。町域内は主に住宅地として利用される。本天沼三丁目の北部を妙正寺川が流れている。
地価
編集住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、本天沼1-13-4の地点で56万5000円/m2となっている[5]。
歴史
編集江戸時代には多摩郡天沼村の一部であった。明治時代以降、杉並村(のち杉並町)に編入され、1932年に東京市杉並区の一部となった。このとき、旧天沼村の地域は「天沼一丁目・二丁目・三丁目」となった。
1965年、住居表示が施行されるに際して、旧天沼一・二丁目(南部)と三丁目(北部)には別個の町名を付すことになった。このとき、北側の旧天沼三丁目が「本天沼」を名乗り、1965年1月1日に現在の本天沼一丁目から三丁目が成立した。天沼村の語源となった弁天池は現在の天沼三丁目にあり、「本天沼」はかつての天沼村の本村を意味しない。
世帯数と人口
編集2024年(令和6年)3月1日現在(杉並区発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
本天沼一丁目 | 1,834世帯 | 3,189人 |
本天沼二丁目 | 2,446世帯 | 4,594人 |
本天沼三丁目 | 1,845世帯 | 3,733人 |
計 | 6,125世帯 | 11,516人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[6] | 11,595
|
2000年(平成12年)[7] | 11,381
|
2005年(平成17年)[8] | 10,898
|
2010年(平成22年)[9] | 10,982
|
2015年(平成27年)[10] | 11,291
|
2020年(令和2年)[11] | 11,823
|
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[6] | 5,390
|
2000年(平成12年)[7] | 5,538
|
2005年(平成17年)[8] | 5,556
|
2010年(平成22年)[9] | 5,671
|
2015年(平成27年)[10] | 5,792
|
2020年(令和2年)[11] | 6,260
|
学区
編集区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2016年1月時点)[12]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
本天沼一丁目 | 全域 | 杉並区立杉並第九小学校 | 杉並区立東原中学校 |
本天沼二丁目 | 21〜22番、38~43番 | ||
44~47番 | 杉並区立沓掛小学校 | 杉並区立中瀬中学校 | |
13〜14番、16〜17番 23~37番 |
杉並区立天沼中学校 | ||
1〜12番、15番 18〜20番 |
杉並区立天沼小学校 | ||
本天沼三丁目 | 1~7番、11番 | ||
8~10番、12~37番 | 杉並区立沓掛小学校 | ||
38〜44番 | 杉並区立中瀬中学校 |
交通
編集町域内には、鉄道駅はないが、南側はJR中央線荻窪駅や阿佐ケ谷駅、北側は西武新宿線・井荻駅、下井草駅、鷺ノ宮駅(中野区)が利用可能な範囲にある。天沼本通りや早稲田通り沿いのバスの便を利用する者も多い。
事業所
編集2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[13]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
本天沼一丁目 | 47事業所 | 310人 |
本天沼二丁目 | 61事業所 | 552人 |
本天沼三丁目 | 75事業所 | 579人 |
計 | 183事業所 | 1,441人 |
事業者数の変遷
編集経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[14] | 201
|
2021年(令和3年)[13] | 183
|
従業員数の変遷
編集経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[14] | 1,229
|
2021年(令和3年)[13] | 1,441
|
施設
編集その他
編集日本郵便
編集脚注
編集- ^ a b “町丁別世帯数及び人口” (XLSX). 杉並区 (2024年3月6日). 2024年3月24日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年1月14日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “本天沼の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年4月6日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “区立学校学区域一覧”. 杉並区 (2016年1月14日). 2017年12月26日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。