東駅(ひがしえき)は、山口県下関市羽山町・向洋町・後田町地区一帯の別称。1971年まで山陽電気軌道路面電車)の東下関駅があったことに由来する。現在は山陽電気軌道から改称したサンデン交通バス事業者)の本社と東駅バス停が存在する。

概観 編集

 
1974年当時の東駅地区上空。写真中央左寄りが東駅交差点、下方には旧下関市営球場(左)と下関市営下関陸上競技場(右)。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

山口県道248号下関港安岡線が市道と交わる(県道は東・北方向に曲がり、西・南方向が市道)東駅交差点を中心に学校などが集中する文教地区である。東下関駅跡地にサンデン交通の本社が立地し、交差点に位置する「東駅」バス停は山の田下関駅唐戸を結ぶ下関市内交通上の結節地点ともなっている。

サンデン交通関連
  • サンデン交通本社・車庫、東駅バス停
    車庫はかつては「東駅営業所」という独立した営業所だったが、営業所としての機能は無くなっている。
商業施設
公共施設
文教施設
なお、東駅と下関駅の中間地点(丸山町)に梅光学院中学校・高等学校がある。
その他

(以下、かつてあったもの)

東下関駅の歴史 編集

東下関駅は、現在の下関市羽山町にあった山陽電気軌道の駅で、長州鉄道によって開通した鉄道線と、山陽電気軌道に事業譲渡後に開通した軌道線との鉄軌分界点の駅であった[3]

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ マルショク東駅店 オープンのお知らせ”. サンリブグループ (2019年10月31日). 2020年3月10日閲覧。
  2. ^ 『ジャスコ三十年史』282ページ
  3. ^ 90周年記念コラム”. サンデン交通. 2015年4月19日閲覧。

外部リンク 編集