植木駅
熊本県熊本市北区植木町鐙田にある九州旅客鉄道の駅
植木駅(うえきえき)は、熊本県熊本市北区植木町鐙田にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である[2]。熊本方面からの当駅止まり・始発の電車が数本設定されている。
植木駅 | |
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駅舎(2006年10月) | |
うえき Ueki | |
◄田原坂 (4.4 km) (4.2 km) 西里► | |
所在地 | 熊本市北区植木町鐙田[2] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州)[1] |
所属路線 | ■鹿児島本線[1] |
キロ程 | 184.6 km(門司港起点) |
電報略号 | ウエ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
627人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1891年(明治24年)7月1日[2][3] |
備考 | 簡易委託駅 |
植木駅 | |
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うえき UEKI | |
(2.1 km) 植木町► | |
所属事業者 | 山鹿温泉鉄道 |
所属路線 | 山鹿温泉鉄道 |
キロ程 | 0.0 km(植木起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1917年(大正6年)12月22日 |
廃止年月日 | 1965年(昭和40年)2月4日* |
備考 | 1957年(昭和32年)7月26日より植木 - 植木町間運転休止。 |
歴史
編集年表
編集- 1891年(明治24年)7月1日:九州鉄道(初代)が開設[2][3]。
- 1907年(明治40年)7月1日:九州鉄道(初代)が国有化され帝国鉄道庁が所管[3]。
- 1917年(大正6年)12月12日:鹿本鉄道(後の山鹿温泉鉄道)植木 - 肥後豊田間開業。
- 1931年(昭和6年)11月12日:県内で陸軍特別大演習が行われる。昭和天皇が乗車したお召し列車が熊本駅 - 植木駅間で往復運行[4]。
- 1957年(昭和32年)7月26日:水害被災により山鹿温泉鉄道植木 - 植木町間運転休止。
- 1965年(昭和40年)2月4日:山鹿温泉鉄道全線廃止。
- 1976年(昭和51年)10月25日:貨物取扱休止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[3]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:駅員無配置駅となる[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[3]。
- 2012年(平成24年)12月1日:交通系ICカードSUGOCA対応[6]。
- 2015年(平成27年)3月14日:再び無人駅化[1][7](無人化直前はJR九州鉄道営業による業務委託駅)。
- 2016年(平成28年):簡易委託開始。
駅名の由来
編集古くは「森のある台地上の里[要曖昧さ回避]」を表す「
駅構造
編集単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。かつては当駅で普通列車が特急列車などの待避をすることがあったが、優等列車が廃止され現在は待避はない。廃止された山鹿温泉鉄道が分岐し当駅から熊本駅まで山鹿温泉鉄道の気動車が乗入れていた。
熊本駅管理。2015年(平成27年)3月14日から無人駅となった[1][7]が、約1年後に簡易委託駅となり元JR社員3名が交代で平日のみ近距離乗車券発売と集札を行っている。
駅舎には出札窓口のほか、自動券売機が設置されている。
のりば
編集※2019年3月16日現在
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■鹿児島本線 | 下り | 熊本・八代/肥後大津方面 | |
2 | 当駅発着列車のみ | |||
上り | 玉名・大牟田・博多方面 | 夜間2本のみ | ||
3 |
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ホーム(2006年10月)
利用状況
編集2016年からの1日平均乗車人員の推移は下記の通り[8]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
増加率 |
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2016年 | 708 | |
2017年 | 727 | 2.7% |
2018年 | 718 | -1.2% |
2019年 | 698 | -2.9% |
2020年 | 546 | -21.8% |
駅周辺
編集周辺には集落が点在しているが、旧植木町の南方外れであり、北区役所(旧植木町役場)のある旧植木町中心市街地からは1kmの距離がある[2]。
- 大和簡易郵便局
- 田原坂ニュータウン
- 熊本市立菱形小学校
- 熊本県道31号熊本田原坂線
- 熊本県道101号植木河内港線
- 熊本県道113号玉名植木線
- 熊本県道330号熊本山鹿自転車道線(ゆうかファミリーロード)
- 鐙田川
- ゆうゆうバス「植木駅前」停留所
隣の駅
編集かつて存在した路線
編集- 山鹿温泉鉄道
- 山鹿温泉鉄道線
- 植木駅 - 植木町駅
脚注
編集- ^ a b c d 小原擁(2015年3月7日). “JR九州:無人化、新たに20駅発表”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月31日、23頁。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、683頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、71頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日)
- ^ a b 駅長さんお疲れさま JR植木駅、無人化前に - 熊本日日新聞 2015年3月11日
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月4日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 植木駅(駅情報) - 九州旅客鉄道