水巻駅

福岡県遠賀郡水巻町頃末南にある九州旅客鉄道の駅

水巻駅(みずまきえき)は、福岡県遠賀郡水巻町頃末南一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線である。駅番号はJA18

水巻駅
駅舎(2024年1月)
みずまき
Mizumaki
JA19 折尾 (2.1 km)
(2.1 km) 遠賀川 JA17
地図
所在地 福岡県遠賀郡水巻町頃末南一丁目2-1
北緯33度51分8.38秒 東経130度41分40.58秒 / 北緯33.8523278度 東経130.6946056度 / 33.8523278; 130.6946056座標: 北緯33度51分8.38秒 東経130度41分40.58秒 / 北緯33.8523278度 東経130.6946056度 / 33.8523278; 130.6946056
駅番号 JA  18 
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 JA 鹿児島本線
キロ程 32.2 km(門司港起点)
電報略号 ミス
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
1,662人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1961年昭和36年)10月1日
備考 直営駅
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南口(2023年3月整備後)

歴史 編集

年表 編集

駅名の由来 編集

開業時の地名が由来。地名は開業以来変わっていない。

「水巻」の地名は、立屋敷の八劔神社に合祀されている保食神社(うけもちじんじゃ)の棟礼に、「保食宮は昔、水巻宮と称す。水巻は、地名にして水の巻く意なり」と記されている事が由来となっている。

駅構造 編集

 
駅構内(2008年8月)

相対式ホーム2面2線を有する地上駅[8]。駅の西側(遠賀川寄り)に踏切があり、駅舎(改札口)は1・2番ホーム両方に設置されている。1番ホームに隣接して北口駅舎が、2番ホームに隣接して南口駅舎がある。ただし日中は南口は無人で、自動改札機だけ稼動している。改札内に地下道が設けられており、改札内で両ホーム間を移動することも可能である。

上りホームは3両編成(813系の場合)であっても4両編成の停車目標で、7両編成(811系・813系併結列車)であっても8両の停車目標で停車するため、1両分通路から離れた状態になる。なお、この場合でも表示や案内は行われない。

北口から1番ホームにスロープができ、南口から2番ホームにエレベーターができたが、地下通路にはつながっていないので段差がある。

駅周辺が狭いことから1996年に水巻駅周辺整備検討委員会を設置し、周辺整備事業の一環として橋上駅舎化も検討されたが、費用などの問題からのちに断念され、実現には至っていない。2023年3月末には南口の整備が完了し、ロータリー、駐車場、タクシー・バス待機スペースなどが整備された[9]

のりば 編集

のりば 路線 方向 行先
1 JA 鹿児島本線 上り 小倉下関方面
2 下り 赤間博多方面

利用状況 編集

2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員1,662人である[10]

JR九州及び水巻町統計資料「知るえッと」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。

年度 1日平均
乗車人員[11]
1961年 159
1962年 537
1963年 808
1964年 1,013
1965年 1,349
1970年 3,885
1975年 2,543
1980年 2,725
1985年 3,453
1990年 2,957
1994年 2,762
2007年 2,184
2008年 2,203
2009年 2,239
2010年 2,227
2011年 2,241
2012年 2,239
2013年 2,276
2014年 2,210
2015年 2,139
2016年 2,134
2017年 2,127
2018年 2,132
2019年 2,068
2020年 1,598
  • 1961-1994年は『水巻町誌 増補』2001年、344頁

駅周辺 編集

バス路線 編集

駅最寄バス停は、駅南口付近に設けられている水巻駅南口バス停。

2009年3月までは駅最寄バス停は、水巻駅バス停、水巻駅第二バス停、水巻駅前バス停の計3ヶ所あり、以下の3路線が運行していたが、いずれも廃止され、同年4月から上記の路線に移管された。

  • 水巻駅バス停(水巻駅南口付近)
  • 水巻駅第二バス停(水巻駅前交差点付近)
    • 行先番号63番・中間線 西鉄バス北九州
  • 水巻駅前バス停(水巻町役場付近) ※片側のみ設置

隣の駅 編集

九州旅客鉄道(JR九州)
JA 鹿児島本線
快速
通過
区間快速(一部列車のみ停車)・普通
折尾駅 (JA19) - 水巻駅 (JA18) - 遠賀川駅 (JA17)

脚注 編集

  1. ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、676頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ JR時刻表1993年2・3月号
  3. ^ a b 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '01年版』ジェー・アール・アール、2001年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-122-8 
  4. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日) 
  5. ^ 駅体制の見直しについて”. 九州旅客鉄道株式会社. 2021年12月23日閲覧。
  6. ^ 北九州事業所”. JR九州サービスサポート. 2021年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月25日閲覧。
  7. ^ 鉄道駅業務”. JR九州サービスサポート. 2023年10月2日閲覧。
  8. ^ 『週刊 JR全駅・全車両基地』 08号 博多駅・伊万里駅・西戸崎駅ほか81駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月30日、19頁。 
  9. ^ 広報みずまき 2023年4月号(No.433)表紙 (PDF)
  10. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2022年9月2日閲覧。
  11. ^ 水巻町統計 (交通) JR乗降客数推移

関連項目 編集

外部リンク 編集

  • 水巻駅(駅情報) - 九州旅客鉄道