High1アイスホッケーチーム

High1アイスホッケーチーム(韓国語:하이원 아이스하키단、英語:High1 ice Hockey Team)は、大韓民国江原特別自治道春川市を本拠地とするアイスホッケーチームである。ホームリンクは、衣岩(ウィアム)アイスリンク。旧称はカンウォンランド(江原-、강원랜드)。アジアリーグアイスホッケーに参加している。

High1アイスホッケーチーム
原語表記 하이원 아이스하키단
創設年 2004年
所属リーグ アジアリーグアイスホッケー
本拠地 大韓民国の旗大韓民国江原特別自治道春川市
公式サイト 公式サイト
Template(ノート 解説)
チームマスコット

江原特別自治道において、カジノやリゾート産業の経営をするカンウォンランド(강원랜드)が、チームを運営している。またカンウォンランドはスキーチームも所有している。チーム名のHigh1はカンウォンランドが所有する統合型リゾート(IR)施設などの統一ブランド名。

歴史 編集

  • 2004年9月 - チーム創設(韓国5番目の実業団アイスホッケー部)初年度は韓国リーグへ参加し3位。
  • 2005年 - アジアリーグアイスホッケーに参加。
  • 2007年 - High1アイスホッケーチームに改称。
  • 2008年 - レギュラーリーグ2位と健闘するも王子製紙(現王子イーグルス)に敗れ4位に終わる
  • 2009年 - レギュラーリーグ5位でプレーオフ進出するも日本製紙クレインズに敗れ5位に終わる
  • 2011-12年シーズン、マイケル・スウィフトがリーグトップの44得点、46アシスト、合計90ポイントをあげて[1]最優秀選手に選ばれた[2]。アジアリーグタイ記録となる23試合連続ポイントをあげ、ハットトリックも4回記録した[3]
  • 2018-2019年シーズンを持って、アジアリーグアイスホッケーから脱退した[4]

その後、韓国内の報道において、チーム自体は韓国内のみの活動で存続をする意向が示された[5]

戦績 編集

アジアリーグ 編集

順位()内はリーグ参加チーム数。

年度 レギュラーリーグ プレイオフ
試合 勝利 延長勝 GWS勝 引分 GWS負 延長負 敗戦 得点 失点 勝点 順位
2005–06 38 7 2 -- 2 -- 1 26 96 143 28 7位(9) ---
2006–07 34 18 3 -- 1 -- 1 11 153 110 62 4位(8) 準決勝敗退
2007–08 30 17 2 -- 1 -- 2 8 118 89 58 2位(7) 準決勝敗退
2008–09 36 13 0 1 -- 3 2 17 97 112 46 5位(7) 1回戦敗退
2009–10 36 17 2 0 -- 2 3 12 150 130 60 4位(7) 準決勝敗退
2010–11 36 15 1 1 -- 0 2 17 131 112 51 5位(7) ---
2011–12 36 16 3 0 -- 1 2 14 150 126 57 5位(7) ---
2012–13 42 13 2 0 -- 3 2 22 164 140 48 6位(7) ---
2013–14 42 18 1 1 -- 5 4 13 152 134 67 4位(8) 準決勝敗退
2014–15 48 22 1 1 -- 5 1 18 164 154 76 5位(9) 準決勝敗退
2015–16 48 12 2 0 -- 2 3 29 121 170 45 7位(9) ---


選手 編集

ゴールキーパー
# 選手名 フリガナ キャッチ 登録年 出身地
1   金有鎭 キム・ユジン L 2009 韓国
31   厳炫承 オム・ヒョンスン L 2006 韓国
ディフェンス
# 選手名 フリガナ ハンド 登録年 出身地
2   ジェレミー・バン・フーフ L 2009 カナダオンタリオ州
6   山田佑哉 ヤマダ・ユウヤ L 2009 日本
9   黄文琦 ファン・ムンギ L 2009 韓国
10   金倫煥 キム・ユンファン L 2008 韓国
15   黄炳旭 (C) ファン・ビョンウク L 2005 韓国
17   呉賢浩 オ・ヒョンホ L 2009 韓国
24   金鉉洙 (A) キム・ヒョンス L 2006 韓国
96   金東煥 キム・ドンファン L 2006 韓国
フォワード
# 選手名 フリガナ ポジション ハンド 登録年 出身地
7   李儒 イ・ユ C L 2008 韓国
8   柳現植 ユ・ヒョンシク RW R 2008 韓国
11   トレバー・ギャラント C L 2009 カナダオンタリオ州
13   劉文秀 ユ・ムンス LW L 2008 韓国
14   徐信一 ソ・シニル LW L 2009 韓国
16   權太顔 クォン・テアン C L 2008 韓国
18   上野拓紀 ウエノ・ヒロキ RW L 2009 日本
19   崔程シク チェ・ジョンシク LW R 2006 韓国
21   ティム・スミス C L 2009 カナダアルバータ州
33   李承俊 イ・スンジュン RW L 2006 韓国
56   李鎔ジュン イ・ヨンジュン C R 2006 韓国
73   金恩駿 キム・ウォンジュン C R 2006 韓国
74   安鉉玟 アン・ヒョンミン LW R 2009 韓国
79   アレックス・キム (A) C R 2007 アメリカフラートン

過去所属した主な選手 編集

脚注 編集

  1. ^ 2011-12 Point Ranking”. アジアリーグアイスホッケー (2012年2月27日). 2012年5月29日閲覧。
  2. ^ レギュラーリーグ表彰 受賞者決定!(アジアリーグアイスホッケー2011-2012)”. アジアリーグアイスホッケー (2012年2月28日). 2012年5月29日閲覧。
  3. ^ 加藤じろう (2012年2月29日). “「語りべ」通信AWARD2012 <前編>”. 2012年5月29日閲覧。
  4. ^ ハイワンがアジアリーグ脱退へ アイスホッケー 来季運営見直しも
  5. ^ 16歳亞リーグアイスホッケー氷が「パック」分かれる(韓国語)
  6. ^ 加藤じろう (2008年10月6日). “おめでとう初完封!”. 2016年1月3日閲覧。
  7. ^ 加藤じろう (2008年10月6日). “おめでとう初完封!”. 2016年1月3日閲覧。
  8. ^ 佐藤画 (2010年6月2日). “井上光明選手!”. 2012年5月30日閲覧。

外部リンク 編集