環太平洋火山帯

太平洋の周囲を取り巻く位置にある、地震と噴火の多い地帯
環太平洋火山帯。青線は海溝
M8以上の地震 (1900-2017 10/08)
計93回、内82回が環太平洋火山帯で発生

環太平洋火山帯(かんたいへいようかざんたい、: Ring of Fire)は、太平洋の周囲を取り巻く火山帯のことで、火山列島や火山群の総称。別名環太平洋造山帯(かんたいへいようぞうざんたい)とも言い、アルプス・ヒマラヤ造山帯とともに世界の2大造山帯とも言われる。日本も環太平洋火山帯の一部にかかっている。

目次

火山帯の形成と特徴編集

太平洋プレートを中心とする太平洋の海洋プレートが、その周辺の大陸プレートや海洋プレートの下に沈み込むことによって火山列島や火山群が形成される。プレートの沈み込みに伴う物であるため、火山活動のほか地震活動も活発であり、観測史上における超巨大地震のほぼ全てがこの火山帯で発生している。太平洋プレートができた中生代以降に形成されたと考えられている。

日本列島インドネシアフィリピンアリューシャン列島などの火山列島、またアンデス山脈ロッキー山脈などが含まれる。

世界の2大造山帯といわれる他方のアルプス・ヒマラヤ造山帯は、環太平洋火山帯と共に地震の多発地帯となっているが、一方で火山が少なく褶曲が多い点が異なる。

範囲編集

メタンハイドレートとの関連編集

環太平洋火山帯にはメタンハイドレートが多く分布する。特にプレートが集中して地震も多い日本には大量のメタンハイドレートが分布している[1]

脚注編集

  1. ^ メタンハイドレート世界分布図、メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム

関連項目編集