眞杉 匠(ますぎ たくみ、1999年2月1日 - )は、栃木県宇都宮市出身[1]競輪選手日本競輪学校(当時。以下、競輪学校)第113期生。日本競輪選手会栃木支部所属。ホームバンクは宇都宮競輪場。師匠は小田倉勇二(91期)。

眞杉 匠
Takumi Masugi
基本情報
本名 眞杉 匠
ますぎ たくみ
生年月日 (1999-02-01) 1999年2月1日(25歳)
身長 175.6cm
体重 76.0kg
選手情報
所属 日本競輪選手会 栃木支部
ホーム 宇都宮
期別 113期
脚質 先行・捲り
登録地変遷
2018- 栃木
業績
S級S班 2024
特別競輪勝利
GI オールスター競輪 2023
GI 競輪祭 2023
GII サマーナイトF 2024
■最終更新日:2024年7月16日  テンプレートを表示

来歴・戦績

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中学までは野球ソフトテニスをしていた[2][3]

県立高校に落ちたことで作新学院高等学校(総合進学部[4])に入学し、競輪ファンだった父の薦めで自転車競技部に在籍する[2]。2016年10月の希望郷いわて国体では、少年男子1kmタイムトライアルで7位となった(1学年下の中野慎詞は5位)[5]。なお、部の1学年下には幸田望夢や福田滉(共に115期)がいた[6]

2017年5月に113期生として競輪学校に入学し、2018年3月に卒業。在校成績は18位(11勝)[7]。同年7月3日に函館競輪場でデビューし、初勝利を挙げた。

2019年11月19日付でS級2班へ特別昇級(前日に3場所連続完全優勝を達成したため)[8]。翌2020年、第29回寬仁親王牌前橋)でGIに初出場(補充での出走)した。

2021年、正規参戦でのGI初出場となった第75回日本選手権競輪京王閣)でGI初優出(8着)。同年6月29日には久留米競輪場バンクレコードタイを記録(10秒4)した[9]。2022年3月には名古屋記念でGIII初優勝を記録している[10]

2023年、自身3度目のGI決勝となった第66回オールスター競輪西武園)において、吉田拓矢の先行に乗って番手捲りを放ち、GI初制覇を果たした[11]。栃木支部所属選手のGI優勝は2007年の第50回オールスター競輪を制覇した飯嶋則之以来16年ぶりとなった[12]。さらに第65回競輪祭小倉)では、決勝は単騎での戦いとなったが、南関東ライン3人の後ろに付けると直線で松井宏佑を差して優勝。年間GI2勝目を上げた。

2024年、年初にバンク練習中に落車し大怪我を負ったため[13]、同年の初戦は2月の全日本選抜競輪岐阜)からとなった。怪我によるブランクの影響もあり目立った活躍ができなかったが、7月13日からの第20回サマーナイトフェスティバル松戸)では2日目(14日)準決勝で通算200勝を達成し、最終日(15日)決勝戦では古性優作のブロックにも耐えながら捲りきって優勝。通算201勝目とするとともに、通算獲得賞金額は3億3775万8474円とした[14]

主な獲得タイトルと記録

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脚注

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  1. ^ “【宇都宮GⅢ決勝】真杉 地元記念初優勝”. KEIRINスポニチ. (2023年5月22日). https://keirinsponichi.jp/keirin_news/【宇都宮gⅢ決勝】真杉%E3%80%80地元記念初優勝/ 
  2. ^ a b “【直送!競輪場便り】別府競輪場より~眞杉匠(栃木・113期)~”. KEIRIN.JP:月刊競輪WEB. (2020年1月8日). https://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/column/interview/tayori/20200108_01.html 
  3. ^ “【PIST6】スター街道爆走中の23歳・眞杉匠「厚い壁を感じる…でも“S級S班”狙っていきたい!」/セカンドクォーターラウンド5優勝者インタビュー”. netkeirin. (2022年8月13日). https://keirin.netkeiba.com/news/news_detail.html?id=9581 
  4. ^ “平成27年度関東高校大会上位入賞者 6月30日現在”. 作新学院高等学校. https://www.sakushin.ac.jp/wp/wp-content/uploads/hjadmin/2019/02/H27kantoujoui.pdf 
  5. ^ “希望郷いわて国体2016 トラック2日目”. シクロワイアード. https://www.cyclowired.jp/image-gallery/term/11179 
  6. ^ “眞杉匠選手 インタビュー”. PIST6オフィシャルサイト. (2022年8月30日). https://www.pist6.com/player/feature/interview-takumi.masugi/ 
  7. ^ 第113回生 在籍時の競走訓練成績”. JIK|日本競輪選手養成所. 2024年4月24日閲覧。
  8. ^ “眞杉匠選手S級2班特別昇級!”. KEIRIN.JP. (2019年11月19日). http://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/news/2019khn/11/news20191119_02.html 
  9. ^ “【中野カップレース】眞杉匠がバンクレコードタイの10秒4で捲る”. netkeirin. (2021年6月29日). https://keirin.netkeiba.com/news/news_detail.html?id=2051 
  10. ^ “【名古屋記念G3】眞杉匠が逃げ切りで記念初優勝!”. Perfecta Navi:チャリロト. (2022年3月6日). https://www.chariloto.com/perfectanavi/keirin/49625/ 
  11. ^ “《競輪》西武園GIオールスター競輪・真杉匠が初戴冠”. zakzak:夕刊フジ. (2023年8月20日). https://www.zakzak.co.jp/article/20230820-TJRW4ROS6RNVRFWSYSUWTVTNF4/ 
  12. ^ “【競輪】真杉匠が神山雄一郎の激励を胸に初戴冠「ラインに感謝」栃木勢16年ぶり/西武園G1”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年8月21日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/202308210000101.html 2023年8月21日閲覧。 
  13. ^ “【競輪】前日練習で転倒し骨折、救急搬送された真杉匠、気丈に祝勝会で対応「恩を返したい」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2024年1月10日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/202401100001143.html 2024年7月16日閲覧。 
  14. ^ “【競輪】真杉匠「楽しんで走れた」難敵のブロック乗り越え賞金ランク11位に浮上/松戸G2”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2024年7月16日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/202407160000080.html 2024年7月16日閲覧。 

外部リンク

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