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秋田県立男鹿水族館(あきたけんりつおがすいぞくかん)は、秋田県男鹿市戸賀塩浜(男鹿半島)にある水族館。通称・男鹿水族館GAO(おがすいぞくかん ガオ)。指定管理者制度により、第三セクターの株式会社男鹿水族館が管理・運営している[3]

男鹿水族館GAO
Oga Aquarium GAO
男鹿水族館
施設情報
正式名称 秋田県立男鹿水族館[1]
愛称 GAO(ガオ)
前身 秋田県男鹿水族館
専門分野 総合
事業主体 秋田県
管理運営 株式会社男鹿水族館(指定管理者
開館 2004年7月13日
所在地 010-0673
秋田県男鹿市戸賀塩浜字壺ケ沢
位置 北緯39度56分31.8秒東経139度42分16.5秒座標: 北緯39度56分31.8秒 東経139度42分16.5秒
アクセス JR 男鹿線 羽立駅から路線バスで60分
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株式会社男鹿水族館
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
010-0673
秋田県男鹿市戸賀塩浜字壺ヶ沢93番地先
代表者 代表取締役社長 芝田 昭博
資本金 1億円
純利益 350万5000円(2019年03月31日時点)[2]
総資産 2億6164万3000円(2019年03月31日時点)[2]
決算期 3月末日
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概要編集

2002年(平成14年)8月に秋田県男鹿水族館をリニューアル(建て替え)のため閉館し、2003年(平成15年)に秋田県・男鹿市とコクド(現西武グループ)など民間企業5社の出資による第三セクター方式で運営会社が設立された。

雫石スキー場支配人などを歴任した深谷正光が初代社長に就任(政界進出のため2006年(平成18年)退任)。横浜・八景島シーパラダイスなど西武グループ系列の水族館などで実績があるノウハウの数々を堤義明の実娘によるプランニングによって取り入れ、2004年(平成16年)7月に男鹿水族館GAOとして新装開業した。

開業前に「釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?」のロケ地となり、この前評判から開業当時はたいへん混雑した。東北地方日本海側では唯一のホッキョクグマが展示されている。

リニューアル前の男鹿水族館編集

1967年(昭和42年)新規設立[4]。設立主体は秋田県企業局[4]。秋田県の魚「ハタハタ」など秋田県近海で生息する魚をはじめとして、カワウソペンギンなど、300余種の水生生物を展示していた[4]。また、1972年(昭和47年)には日本で初めてワニ(パナマメガネカイマン)の繁殖に成功している[4]

1983年(昭和58年)5月26日に発生した日本海中部地震ではこの水族館周辺も津波に襲われ、観光客のスイス人女性1名がその犠牲となった。現在、慰霊の像が建立されている。

主な施設編集

ホッキョクグマ編集

GAO開業時に目玉となるはずだったホッキョクグマは、カナダから連れてくるはずだったが、日本の動物愛護団体地球生物会議ALIVE[5](創設者野上ふさ子)やカナダの動物福祉団体「ズーチェックカナダ」などが抗議活動を行ったため[6]、現地との交渉がこじれてしまい、登場が間に合わなかった。「オープンに間に合わなければ着ぐるみになって出迎える」と公約していた当時の佐藤一誠男鹿市長が、オープン日にホッキョクグマの着ぐるみで来場者を出迎えた。

2005年6月8日、オーストラリアの水族館の協力のもと、ロシアからオスの子グマが搬入され[7][8]、「豪太」と命名された。展示施設は、できるだけ自然に近い状態で飼育することを目的とし[8]、カナダ・マニトバ州のホッキョクグマ保護法の趣旨に沿って整備を行ったものであり[8]、GAOに指導したオーストラリアの水族館の専門家からも高い評価を得ている[8]。更に2006年(平成18年)5月より夏バテを抑える役割に人工降雪機を設置した。ホッキョクグマのために人工降雪機を設置するのは日本初である。

2011年、豪太との繁殖のために釧路市動物園よりクルミ(メス)が貸し出され、2012年12月4日、産室で仔の出産が確認された[9]。翌2013年5月1日より母子が公開が開始され、一般公募と投票を経て6月3日に名前がミルクに決定したと発表された。ホッキョクグマの初産の子供の自然生育に成功したのは国内初である[10]

入館料金編集

アクセス編集

鉄道・バス編集

  • JR 男鹿線
    • 男鹿駅羽立駅 とも - 路線バス・男鹿北線に乗り、終点の「湯本駐在所」で男鹿市単独運行バス戸賀・加茂線(予約式運行)に乗り換え

航空編集

  • 秋田空港から空港リムジンバスで秋田駅へ。秋田駅からJR男鹿線の羽立駅で下車し、GAO方面行きの路線バスに乗り換え。空港からの所要時間は150 - 180分ほどかかる。
  • 秋田空港から車で約90分。事前予約制の乗合観光タクシー(ワゴン型)が運行されている。

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駐車場
  • 遊覧船発着所側:130台
  • 山側(秋田県道59号男鹿半島線):500台…トップシーズンにはシャトルバスが運行される日がある

脚註編集

  1. ^ 秋田県立男鹿水族館条例
  2. ^ a b 株式会社男鹿水族館 第16期決算公告
  3. ^ 指定管理者制度導入状況について
  4. ^ a b c d 『秋田大百科事典』秋田魁新報社、秋田魁新報社、1981年、p.148。ISBN 4-87020-007-4
  5. ^ ホッキョクグマは飼育に向かない! カナダの州政府が、男鹿水族館の輸入申請却下ALIVE No.55 2004年
  6. ^ 読売新聞2004年1月29日
  7. ^ 秋田県議会平成17年6月定例会 本会議第1日 寺田典城知事発言会議日 平成17年6月15日水曜日
  8. ^ a b c d 秋田県議会平成17年6月定例会 本会議第2日 秋田県産業経済労働部長発言会議日 平成17年6月21日火曜日
  9. ^ ホッキョクグマ:円山のララと男鹿のクルミが出産2012年12月11日00時30分 毎日jp(毎日新聞) 2013-2-13閲覧
  10. ^ GAOの子グマ 「ミルク」に決定2013年6月4日 読売新聞 2013-6-6閲覧

関連項目編集

外部リンク編集